2026年9月11日 (金)

超絶技巧と美しさと ~「紀平佳丈 木の器展」2026~

ほれぼれします。

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この細い縁は、貼ったものではありません。
ひとかたまりの木から彫り出しています。
それだけに、木目の流れが引き立ちます。

こんなに細い縁を、どうやって彫っているのか不思議でなりません。
しかも、同じ寸法で何個も作っています。
機械で彫ったとしか思えません。
でも、こんなに細い縁を機械で彫ろうとしたら、割れてしまうでしょう。

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新聞記事によると「機械を使わず」「手彫りで仕上げている」
半分納得しますが、それを機械のような精密さで量産できるというのが不思議です。
私にとっては「謎の超絶技巧」です。

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これ、茶筒のように開けることができます。
上と下の木目がつながっているのは、まあお約束です。
でも、中筒もつながっているのです。
下筒を少し細く削って中筒にしています。
これには驚きました。

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近年「曲げわっぱ」が静かに流行しています。
「他人とかぶるのがイヤ」という貴方、こんなのいかがですか。
杉の削り出しですぜ。

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杉の板を磨いて、端を少し丸めただけです。
なのに、この人がやるとなぜこんなに美しいのでしょうか。
これも、不思議でなりません。

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一昨年買ったものと同じ形でひと回り小さい皿がありました。
買ってしまいました。
二つ並べると可愛さが倍増するような気がします(^^♪。
そろそろ表面にオイルでも塗ろうかと考えています。

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買ったら、お茶を出していただけました。
なんと、紀平氏のお盆と小皿です。
感激しました。
本当はこうやって使うべきなんですけどね。

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この展示会、2年ぶりです。
署名入りの案内状をいただいたので、飛んでいきました。
美術館と違って、手に触れたり、裏がえしたり、フタを開けたりできます。
作者に関するお話をいくつか聞くことができました。
やっぱり、実際に見に行かないとね!と改めて感じました。

2年前の展示会についてはこちら

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2026年9月10日 (木)

豪雨の跡 ~それでもやっぱり寺は大丈夫~

●ニュースに映っていない地域なのに
私の職場である、寺の近所です。

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川岸が、えぐられています。
水位がここまで上がったのでしょう。

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橋脚を見ても、水位の高さがうかがえます。
ゴミがひっかかっている場所が、水位の高さを示しています。
この川沿いの道は水に浸かってしまい、車が走れない状態だったそうです。
(お寺の人から聞いた話です)

この橋の少し下流では、流されて側溝にハマっている車を2台見ました。
あの豪雨から、2日経っているのに。
(写真撮影は自粛しました)

●寺は天災に強い?
これだけの豪雨だったのに、私の職場である寺は無事でした。
寺の前の道が水に浸かっても、浸水には至りませんでした。
「そうだろうな」と私は思っておりました。

「寺社がある場所は災害に強い」
そう言われています。
私の職場の寺は、開山以来500年以上経っています。
それはつまり、500年以上、この場所が安全であったということです。
大きな水害や土砂崩れがあったら、この寺は廃寺になるか移転していたはずなのです。

ですから今回私が心配していたのは、寺よりも低い場所にあるお宅です。
なにしろ、冒頭の写真のような川がある場所です。
ちょっとの違いで、ひどい目にあったお宅があったのではないでしょうか。

引っ越し先をお考えの貴方!
ハザードマップや地名をチェックするのは、当然として。
古い寺社がどこにあるかをチェックするのも、良いと思いますよ。
「観測史上初」
「100年に一度」
毎年のように、そういう天災が起きています。
何百年もその場所に建っていた寺社の場所って、信頼性の高い資料じゃないでしょうか。

【不動産屋さんによる情報】
「神社があるエリアは自然災害に強いという説は本当ですか?」
「地盤が強い場所と弱い場所を簡単に知る方法」

【蛇足】
我が家は、全く大丈夫でした。
我が家の最大のリスクは土砂災害なので、総雨量が怖いです…。

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2026年9月 9日 (水)

カドに貼ったようなランプの時代 ~小さなテールランプを愛する会(2)~

21世紀初頭は、こういうテールランプの全盛期でした。

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プジョー206(1998年~)です。
テールのカドが丸められています。
そのカドにシールを貼ったようなテールランプが付いています。
縦型でも横型でもありません。
斬新でした。

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初代ヴィッツ(1999年~)です。
今の軽自動車より20センチ長いだけのコンパクトな車です。
それなのに後席ヘッドルームとスタイリッシュさを両立させていました。

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二代目ヴィッツ(2005年~)です。
少し大きくなりましたが、引き続き、広くてスタイリッシュでした。

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三代目ヴィッツ(2010年~)です。
いろいろと評価が下がりました。
しかし、初期型のテールライトは良かったと思うのです。

こうして並べてみると、一つの時代があったことがよく分かるのではないでしょうか。
四代目ヴィッツにあたる現行ヤリスは、全く違うデザインです。

ヴィッツだけの話ではありません。
「カドに貼ったようなテールランプ」の流行が終わったのです。
先日生産終了したコペンは、このタイプのテールランプの最後であったと思います。

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「カドに貼ったようなテールランプ」は、良いデザインだったと思うのです。
シンプルで、機能的で、美しいデザインだったと思うのです。
ひと時の流行として終わってしまうのは、とても残念です。
現在の虚飾デザインの流行が終わったら、復活させて欲しいものです。

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2026年9月 8日 (火)

小さなテールランプを愛する会(1) ~タテ型テールランプの車をホメる~

●ランドクルーザー250

250

これが出た時は、驚きました。
今のトヨタがこんなテールランプの車を出すとは!
しかも、ヘッドライトもシンプルな丸目版が用意されました。
これでバンパーまでシンプルだったら、「最も真っ当なカーオブザイヤー」にノミネートされていたことでしょう。
近年の新型トヨタ車の中では、異色の存在です。
商用車を除けば「最も真っ当な外観のトヨタ車」の候補に挙げられるでしょう。

●ステップワゴン

Step

現行日本車の中では、このテールランプは白眉だと思います。
ミニバンがおしなべて大きく下品なテールランプを付ける中で、孤高の存在です。
世界全体を見渡しても、後姿の美しさではベスト5に入るかもしれません。

●タント

Tanto

ひと昔前には、これが普通でした。
ワゴンもセダンも、軽も中型車も。
軽のテールランプは、まだ真っ当な割合が比較的高いです。

今や、テールゲート(トランクリッド)までテールランプを横に伸ばすのが普通になってしまいました。
それが美しいかというと、ほとんどの場合、反対です。
形も、面積も「あーあ」という車が多いのです。
好みとか流行とかのレベルではありません。
近現代に確立された美の基準から外れています。

今の時代にまだタテ型テールランプを付ける車は、真っ当な度合が高いです。
当会は、タテ型テールランプを称賛し、推奨するものです。
(他の形もあるので、後述します)

「小さなテールランプを愛する会」の会則は単純です。
車のテールランプを適度な大きさと形に戻すことが目的です。
そのために、真っ当なテールランプの車を称賛します。
可能であれば、そういう車を購入します。
そうでない車の車名を挙げて悪口を言うことは、控えます。
(そういう車に乗っている人が、たくさんいますしね)

(続く)

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2026年9月 7日 (月)

幸せなひと時 ~一宮市・木工房すえひろ~

ただただ、幸せでした。

●ステキな家具の数々

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高山市で作られた、主に国産広葉樹を使った家具や小物がメインです。
ほぼ全て、無垢です。
どの樹種にも、しびれます。
ほとんどが、オイル仕上げです。
センスも技術も素晴らしいです。

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店内は、私の想像の3倍ほどの広さがありました。
つまり、展示されているものがそれだけ多かったのです。
定番のイスやテーブルはもちろん、ベッドまであったのには驚きました。
(テーブルの寸法は注文に応じてくれるそうです)

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時計、子どもイス。
孫に何か買ってやりたくなってきます。

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仏壇もあります。

●ステキなカフェと雑貨

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二階の半分はカフェになっています。
コーヒーは「深煎り」「中煎り」「浅煎り」から選べるという本格的なメニューです。
(注文されてから豆を曳いていました)
あれもこれも素晴らしく、ここでも幸せなひと時を過ごすことができました。

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二階の半分は雑貨の展示/販売の場所になっています。
ここも全部くまなく見てしまいます。

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入り口にあった傘立てです。
ここから始まる全ての作品が、創作意欲をかき立てます。
「これ、買いたい!」という気持ちは、もちろん起きます。
でも「ここをこう変えて、自分で作りたい!」
という気持ちの方がより多く起きてしまうのでした。
(ごめんなさい)

●「一宮せんい団地」という名所

この店がある場所は、一宮観光の名所の一つです。
昭和のレトロなビルが建ち並んでいるのです。
かつて一宮市が繊維で栄えた時代の名残りです。
この建物を見るために、ここへ来る人が少なからずいるそうです。
(徒歩で回るのが良いと思いますよ)

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道幅は異例に広いのですが、ちゃんと駐車場があります。
「すえひろ」に行くなら、車はこちらに停めましょうね。

木工房すえひろはこちら
一宮せんい団地はこちら

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2026年9月 6日 (日)

物を落とすことが増えてきたから ~茶碗を買いに行く~

これを買いました。

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ちょっと大きい茶碗です。
納豆ご飯を食べる際に使います。
どんぶりよりは、小さいです。
このサイズは、あまり売られていません。
土岐市の「道の駅 土岐美濃焼街道 どんぶり会館」で買いました。

ほどよく手に収まるサイズです。
瀬戸黒を連想させる色合いです。
白いご飯を入れると、ご飯の白さが引き立ちます。
気に入ってます。

【ここまでの経緯】
何年も前から、同じような茶碗を愛用してきました。
ところが昨日、落として割ってしまったのです。
私、平日の朝食は納豆ご飯と決めているので、困ります。
それでさっそく買いに行ったという次第です。

【老化のサインですよね】
実は食器を落として割るのは、1週間で2つ目です。
何年も前から、物を落とすことが徐々に増えてきました。
でも、1週間に2つ食器を割るなんて、初めての事です。

老化による注意力の低下、ではないかと思っています。
最近は両手に別々の物を持っていると、それが如実に表れるようになってきました。
注意が分散するためか、ミスしやすいのです。
だから、同時に二つの物を持たないように心がけています。
(つい、やっちゃうんですが)

教育の世界には「一時に一事の原則」というのがあります。
(児童に指示をする際の注意点です)
まさか退職後に自分に適用することになるとは(^^;)。

今の私は、週に3日、母が入院している病院に通っています。
入り口でもエレベーターでも、老人がいっぱいいます。
改めて感じるのは「周囲に気配りできない老人が珍しくない」ということです。
自分の事に精一杯で、他人への配慮が抜けている人に、毎回出くわします。
「あんな風になりたくない」
「周囲へのレーダーを衰えさせないようにしよう」
そんなことを考えます。

これ、車の運転をしていると命に関わってきます。
茶碗を割ったら買えば済みますが、車の対人事故はそれでは済みませんからね。

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