福祉実践教室
…というイベントが毎年あります。全校行事です。障害者やボランティアのみなさんに学校に来ていただき、点字やら手話やらについて学習します。今年の講師さんは目の不自由な方でした。盲導犬を連れていました。体育館でこの方の講演を聴いて、その後各学年に分かれていろいろな実地学習をします。
体育館から戻ってから、私の組には「盲導犬クイールの一生」のビデオを見せました。この本はいろんな形で映像化されていますが、私が見せるのは一番短いものです。全部写真です。動きません。台詞もナレーションだけです。今どきのTV番組やゲームで育った子どもには、耐え難い代物です。ところが、映画が進行するにつれて、みんな映画の中に吸い込まれていきます。まず子犬の写真の可愛さ、そしてストーリーの興味深さ、盲導犬の献身に対する感動などの力でしょう。そのうちに、あちこちで鼻をすする音が出始めます。私も何度見ても目がうるうるしてきます(^^;)。
この後は車イスの実地学習をしました。全員が車イスを押したり、押してもらったりします。コースの途中には段差や柔らかい地面(体操用マット)が設定してあります。本当は市街地で行いたいところです(危ないので断念)。みんな実に熱心に取り組んでいました。
さて、来年はどうなるかな。
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