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2008年6月

2008年6月30日 (月)

福祉実践教室

…というイベントが毎年あります。全校行事です。障害者やボランティアのみなさんに学校に来ていただき、点字やら手話やらについて学習します。今年の講師さんは目の不自由な方でした。盲導犬を連れていました。体育館でこの方の講演を聴いて、その後各学年に分かれていろいろな実地学習をします。

体育館から戻ってから、私の組には「盲導犬クイールの一生」のビデオを見せました。この本はいろんな形で映像化されていますが、私が見せるのは一番短いものです。全部写真です。動きません。台詞もナレーションだけです。今どきのTV番組やゲームで育った子どもには、耐え難い代物です。ところが、映画が進行するにつれて、みんな映画の中に吸い込まれていきます。まず子犬の写真の可愛さ、そしてストーリーの興味深さ、盲導犬の献身に対する感動などの力でしょう。そのうちに、あちこちで鼻をすする音が出始めます。私も何度見ても目がうるうるしてきます(^^;)。

この後は車イスの実地学習をしました。全員が車イスを押したり、押してもらったりします。コースの途中には段差や柔らかい地面(体操用マット)が設定してあります。本当は市街地で行いたいところです(危ないので断念)。みんな実に熱心に取り組んでいました。

さて、来年はどうなるかな。

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2008年6月24日 (火)

盛夏前

いろいろと収穫が始まっています。ミニトマト、バジル、シソ、ミント、レモングラス、ラベンダー、ステビア、エンドウ、等々。

バジルは今日の夕食のトマトソースに入れられました。娘いわく「バジルが入ると美味しい」そうだろう(^^)。カミさんがバジルを料理に使ってくれたのはこれが初めてです。シソとネギはいつも使ってくれるのですが。

エンドウとチンゲンサイはタネから育てたのですが、虫にやられて散々でした。成長に時間がかかっても冬に育てたほうが良いのかもしれません。

もうじきキュウリとゴーヤが収穫できると思います。キュウリはともかく、ゴーヤは家族から敬遠されています。果たして収穫したあとはどうなるのでしょうか(^^;)。

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2008年6月22日 (日)

『2時間で足が速くなる!』

2月に出た本ですが、昨日初めて読みました。「歩き方研究家」を自称する私は、NHKの「アサファ・パウエル」以来の興奮を覚えました。

二言で言うと、こんな本です。
「日本記録を次々塗り替える福島大学」
「ポン・ピュン・ラン」

「ポン・ピュン・ラン」とは「地面からの反発力を活かして軽やかにポンと弾み、足が着地した瞬間、その脚をもう片方の脚でビュンと追い抜く走り方」だそうです。

本屋でこの一節を見た時、思いました。「ああ、ターンオーバーだな」本書にはこの言葉は一度も出てきません。しかし「ピュン」というのは要するに「ターンオーバー」のことなのです。私が登山の際に心がけている「前脚が着地したらすぐに次の脚を前に出す」です。日本で「ターンオーバー」という言葉が注目されるようになったのは、カール・ルイスのコーチであるトム・テレツの言葉からです。本書の著者はトム・テレツの元で学んだそうです。なるほど。

本書では、子どもの指導に関して17ページが割かれています。擬態語の重要性が説かれています。「ターンオーバー」を指導するのに「ターンオーバー」と言わずに「ピュン」という擬態語を使って指導するというのが本書の優れている点です。「魔術師A先生のバスケット指導に通じるものがあるな」と思いました。

ただし本書のタイトル『2時間で…』というのは小学生相手では難しいなと思いました。指導するポイントがとてもたくさんあるのです。しかし時間をかければ、あるいは一部だけなら小学生に指導することはできるなと感じました。バスケ部の準備運動に取り入れてみようかなと思っています。

本書のキモは走り方のテクニックなのですが、巻末には志について6ページが割かれています。これにも感銘しました。「福島県で陸上競技を教えてお給料をもらっているのは私一人だけです。一人しかいないのですから、県知事と同じだと思いました。すると、志も高くなりました」「休んでいたら夢は達成できない」

本書には走り方のノウハウが延々と書いてあるので、これにピンとこない人には退屈なだけの本でしょう。しかしそのノウハウは、私にとってはビビビと来るものばかりでした。私が登山の最中に考えたり感じたりしていることと重なる部分が多々あるのです。そういう点では「運動会で1番になる方法」以来の本です。熟読して、子どもたちにフィードバックしたいと思っています。

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雨水タンクその後

もうじき1年になります。

タンクから出てくる水は無色透明で、水道水と見分けがつきません。昔ニフティの水辺フォーラムで「雨水を水槽で使う」という方がいらっしゃいました。なるほどこの水なら良いかもしれない、と思います。そういうわけでドレーンコックは一度も開けたことがありません。この1年、園芸には雨水タンクの水だけを使ってきました。我が家程度の使用量だと、もっと小さいタンクでも足りるでしょう。

しかし、問題もあります。音が出るのです。雨水取り出し部の「レインソーター」で、ポタポタというのです。レインソーター全体が共鳴して、バカにならない音量です。家の中にいても聞こえます。お隣に迷惑です。中を見ると、どうも雨どいから「レインソーター」に雨が落ちてくるときに音が出るようです(ちょうどその場所にメンテナンス用の小窓が開いています)。そこで、水槽のフィルター用のウールマットを詰め込んでみました。これで、音は止まりました。

しかし、これで終わりではありません。ウールマットを使うと、メンテナンスが必要になってきます。1か月ほどしてウールマットを見ると、なんと真っ黒になっています。「レインソーター」を使わずに雨どいの水を直にタンクに入れていたら、タンクの中が真っ黒になるのでしょう。そう思うと「レインソーター」の7000円という価格は決して高くないのかもしれません。大地震がきて水道が止まったら、このタンクは我が家の貴重な水源になるのですから!

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2008年6月19日 (木)

切ってます

プレハブ校舎の陰になっていたクスノキを少し切りました。高さ70cmの脚立に乗って届く範囲で枝を落としました。チェーンソーとノコギリを使いました。樹高20mはあろうかという木なので、ゴミの量はハンパではありません。

本校のビオトープは、元来樹木園なので、ビオトープにあるまじき?木がたくさんあります。今切り時なのは、ツツジ・サツキ・マツ・フジです。毎日掃除の時間にチョキチョキと切っています。子どもたちには今までササだけを切らせてきましたが、今週になってから、植木ばさみを持たせてある子たちにフジとかヨシとかを切らせています。

この時期のビオトープは、伸びる草木との戦いです。切っても切っても追いつきません。がんばります。

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2008年6月15日 (日)

切りたい…!

木々が茂る季節です。それは良いのですが、冬に適切に剪定しなかった木々が苦になる季節でもあります。この季節になってから庭木の剪定をするお宅があちこちで見られます。

学校も同じです。冬に切り損ねた桜、花が終わったツツジやサツキ、プレハブ校舎を撤去したら目立つようになったクスノキ等々が苦になります。これに手を着けると1日では終わりません。夏休みまでになんとかしようと思っています。

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2008年6月11日 (水)

ビオトープの草取りに伏兵

ビオトープ掃除は少人数ですが、刃物の力で着々とササヤブが減りつつあります。しかし子どもたちをササに集中させているため、他の草は伸びる一方です。そのために、思わぬ部隊が現れました。

校務主任さんの下で掃除をしている子たちが、ビオトープで草取りをしていたのです。校務さんはことし転勤してきたばかりで、ビオトープのことはよくわかっていません。草ぼうぼうで見苦しいので、草を取ろうとお考えになったようです。

しかしです。その子たちには「草を抜け」という指示が出されていました。その場所は、水路です。水が漏れないように、ベントナイトという特殊な粘土が敷きつめられています。草を根こそぎ抜くと、ベントナイトも一緒に抜けてしまいます。困ります。校務さんに事情を話して、草を抜くのを中止してもらいました。間一髪でした。

昨年度も「草刈り機で一気に草を刈ろうか」という話が出ていました。気持ちはわかりますが、それをやるとビオトープとしてはマズいのです。今は私が「これは切る」「これは残す」と判断しながら1本ずつ切っています。まどろっこしいやり方ですが、今のビオトープではこれが最善の方法だと思っています。

校務さんの部隊が去った後は、水路の草がなぎ倒されて見苦しい状態になってしまいました。仕方ないので私がハサミを入れて、見栄えがよくなるように修正しました。なぎ倒された草全部を切るわけではありません。特定の草だけを選んで切ります。

2週間ほど前、こんな指示をしました。「今日はこの草を抜いてね。フサモといって、外国から来た水草です。このビオトープにいてほしくない草なのです」このときは対象が判りやすかったので、1日でフサモが激減しました。しかし、フサモやササのように判断が簡単な草ばかりではありません。この先草が減るにつれて、作業は難しくなっていくでしょう。

子どもにビオトープの管理作業をさせるなんて、私にとっては未知の領域です。この先半年は毎日が試行錯誤になることでしょう。何歳になっても勉強です。

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2008年6月 9日 (月)

ホンダ フリード

久々に実家へ行って親孝行してきました。帰りにホンダのディーラーに寄って「フリード」を見てきました。

先々代のノアに乗っている私のような者にとっては、心憎いまでの商品企画です。「子どもも大きくなってきたので、車は逆に小さくしても良い」「でも3列シートはまだ欲しい」「広い荷室も欲しい」まさにその通りの車でした。

乗ってみると、外観から想像するより広いです。立派なことに、3列目シートに座っても天井に頭が当たりません。3列目シートは今どき珍しく横に跳ね上げるタイプです。私の使い方では、これは必須条件です。外寸がコンパクトなのに、27インチのママチャリをそのまま積むことができるのも高ポイントです。荷室の床が低いのにも感心しました。

運転してみると、軽々と走ります。ウチのカミさんのデミオとよく似ています。貨物車然とした乗り味のノアとは全く違います。こんなに軽ければ、ガソリンも喰わないでしょう。

外観も大切なポイントです。今乗っているのがノアなのですから、後継車種は新型ノアでも新型ステップワゴンでも良いのです。しかし私は現在の両者の外観では買う気がしません。「フリード」は違います。最近のホンダの中でも最も良いと思います。

…ということで、かなり気に入りました。ノアの車検が終わる際に悩むことになるかもしれません。

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2008年6月 7日 (土)

練習試合2

相手は私の前任校です。子どもたちには「前回の相手より強い予定」と言ってありました。その通りでした。正直言って私の予想以上でした。

ミニバスケットをやっていると思われる子が複数いました。こちらは1人です。技術も経験も相手の方が一段上でした。それでも「太刀打ちできないな」という感じではありませんでした。シュートはまずまず入りました。ボール運びとディフェンスが弱い分が得点差となったように思います。ここ最近は「シュートを入れる」「リバウンドからシュート」ばかり練習していたので、まあ無理もありません。得るところの多い試合でした。

来週の相手は、更に強い予定です。

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