中学バスケ地区大会1日目
今年の大会は見どころがたくさんありました。
まず、私の前々任校出身のR選手です。U16日本代表のリードガードになるだろうと目されています。愛知県選抜チームではもちろんエースです。しかし「普通の」中学校にいるので、全国大会に行くことはまずありません。今日は第4クオーターだけ出てきて試合を決めました。久々に見ましたが、早いのなんの。この子が出てくると、とたんに他の子が遅く見えてしまいます。負けた相手チームは、試合終了後仲間同士でハイタッチをしていました。最有力チームに善戦させてもらったからでしょう。珍しい光景でした。
今年の台風の目はT中学校です。例年は強いチームではありません。ところが今年のキャプテンT選手は愛知県選抜チームのスタメンです。そこへ、昨年の小学校の大会で注目を浴びたE選手が入ってきました。中1にしてすでに「某強豪高校への進学が決まっている」とか、某有名監督が「日本の宝だ」と言ったとかいろんな話が流れています。この二人が入ると、正にツインタワーです。この中学校がどの程度旋風を巻き起こすかが、今年最大の注目でした。
初戦の相手はN中学校です。私の前任校の卒業生がチームの中心です。キャプテンは6年生の時にR選手にやられて初戦敗退しています。スタメンに2年生が2人入っていますが、彼女たちは6年生の時に準決勝でE選手にやられています。妙な巡り合わせです。
双方なかなか点が入らない展開でしたが、ツインタワーを擁するT中学校はじりじりと差をつけて、一時は20点以上の差がつきました。ところがです。E選手がフリースローを1投打ったところで倒れました。負傷交代です。両脚にテーピングをしていたので、最初から調子は良くなかったのでしょう。この後N中学校は怒涛の追い上げを見せます。昨年の小学校の決勝戦の再現です。T中学の頼みの綱であるT選手も4ファールで満足に守れません。E選手は最後の2分でコートに戻ってきましたが、やはり満足に走れません。残り5秒、2点ビハインドでN中がタイムアウトを取りました。N中ボールでスローインです。この後N中は同点シュートを決めて、同点に追いつきました。決めたのは、小学校時代にはスタメンからはずれることも多かったC選手でした。
延長戦となりました。T中の主力2人はファールと負傷に縛られています。最後もN中のC選手がシュートを決めて試合にケリをつけました。勝ったほうも負けたほうも大泣きです。台風の目と思われていたT中は1日目にして姿を消すことになってしまいました。ベンチに策があったらと思う場面が多々ありました。
明日は準決勝と決勝が行われます。上位3校までが一つ上の地区大会へ進めます。T中学が敗れたため、明日は波乱のない日となりそうです。
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