畳表がえ
今の家に引越してから、一度も畳を上げていませんでした。畳表が傷んできたので、畳屋さんに来てもらいました。畳屋さんは、畳表の見本を何種類も持って来ました。一畳3000円の中国産から5万円の広島産まで。最初は全部同じに見えましたが、解説をされると、なるほど少しずつ違います。
今まで我が家が使っていたのは「ダイケン畳」という製品で、畳表はい草ではなく和紙!だそうです。道理で7年経っても緑色のまま色あせないわけです。今までの畳表には何の不満もありませんが、「今度は本物のい草を使ってみよう」ということで夫婦の意見が一致しました。和紙と同程度の価格のい草畳表を張ってもらうことにしました。熊本産だそうです。
畳へりも何種類もあって驚きました。今まで畳のへりなんて意識したことがありませんでした。今までは無地でした。カミさんいわく「汚れが目立つ」畳屋さんによると、これは綿だからだそうです。今回は化学繊維の無難な色柄ものにしてもらいました。
朝の9時に畳を取りに来てもらって、4時に納品です。助かります。畳を上げると、その下は構造用合板です。黒ずみもカビもなくてきれいな状態でした。しかし砂がたくさんたまっていたのに驚きました。やっぱり年に一度は畳を上げて掃除するべきだな、と思いました。
仕事から帰ってくると、畳のにおいが漂います。子どもたちにとっては慣れないにおいなので「クサい!」と感じるようです。そりゃまあ、本当の草だからね(^^;)。親にとっては「良いにおい」です。
においだけはありません。感触もすこぶる良いです。こちらは子どもたちにも解るようで、やたらに畳の上で横になっています(^^;)。「〇〇と畳は新しいほど良い」という格言を「なるほど」と思ったことでした。もっとも〇〇は畳のように簡単に新しくできませんが、ね。
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