PC新調の顛末（１）

ウチのPCデスクはミニタワー（microATX）PC用に作ってあります。奥行きは４０cmです。この寸法でmicroATXを組むとなると、ケースが問題です。結局いつも通り尾張旭のコムロードのお世話になりました。ケース（セルサス）は400W電源です。ビデオカード（ATI4350）がローエンドなので、まあなんとか動くでしょう。

CPUに付いてくる冷却ファンを使いました。最初はこれが回りませんでした。あれこれ調べてると、なんのことはない、リード線がひん曲がってファンを物理的に止めていたのでした。ちょっとお粗末ではないでしょうか。

windows7をインストールして、動かします。おお、速い速い。今まで使っていたのが何世代も前のセレロン1.4Gなのですから、当然なのですが（＾＾；）。NASにアクセスしても、まるで内蔵ドライブのように動きます。メモリーは４Ｇです。フォトショップで写真を何枚も読み込んでも、平気で動きます。これなら雑誌のOCR処理も速いだろうなと期待しています。

ただ、私の使っているフォトショップエレメンツはバージョン３なので、時々おかしな動きをします。HP作成に使っているAlphaEditは、最初は動きませんでした。MSオフィスは未だに「2000」を使っていますが、もうサポートが切れています。ソフトも新調するのが筋なのでしょうね。

最大の問題は環境移行でした。「古いPCからNASにファイルを転送して、それを新しいPCから読めばよいさ」と思っていました。ところが、ソフトはインストールし直しとなります。オフィス2000などは何度もアップデートを繰り返さなくてはなりません。私はHPをいくつも管理しているので、データをアップロードするFTPソフトの環境移行にも悩みました。一番困ったのはメール（Becky!）のデータの引越しです。なんやかんやでかなり時間を費やしました。「Gmailを使っていればラクだったなあ」と実感しました。私は「ソフトもデータも外部に置いてある」というのに抵抗があったので、今まで使っていなかったのです。まあしかし、今回痛い目にあって認識が変わりました。ソフトを買って、それを自分のPCにインストールする、というのは、私の場合今年で最後になるかもしれません。マイクロソフトにカネを払うのも今年で終わりかもしれません。

このPCは家族も使います。そちらの環境移行もしなくてはなりません。これもなかなか大変です。カミさんはアウトルックexを使っているので、マイクロソフトの移行ツールを使うことになります。カミさんのデータを古いPCからNASに転送するのにまる1日かかりました。

この後、NASから新しいPCへカミさんの環境移行をして、古いPCは二階へ引越しさせます。無線LANをつけます。ディスプレイは１万5000円のやつを新調しました。二階の部屋の環境整備が終わるのはこの週末になりそうです。こんなに大ごとになるとはおもっていませんでした。いやはや。