これは、今年の課題でした。走ってみると、いろんな驚きがありました。「また来なくちゃ!」と何度も思わされました。
●嬉しい驚き1 山とため池
この道は、知多半島の中心部を走ります。山道なのは知っていましたが、左右に見える山が実に良いのです。「ここ、欲しいなあ」「ここも良いなあ」「良いため池だなあ」「この畑も良いなあ」これが、40kmにわたって続きます。ずっとキョロキョロしながら走っていました。私は名古屋近郊の山を買おうと思って物色していますが、今まで知多の山は考慮外でした。今後は知多も選択肢のひとつとなりそうです。
●嬉しい驚き2 走りやすい!気持ち良い!
車が少ないです。道も概ね走りやすいです。山の中を走るので、風の直撃を受けることが少ないです。強風の日は、海沿いの平坦な道を走るよりもラクかもしれません。それでいて見晴らしが良く、伊勢湾や三河湾や下界が次々と見えて、飽きません。
良いことばかりではありません。この道は少々手強いのです。
●上って下りて…
知多広域農道は、アップダウンが続く道として知られています。知多半島自体の標高が低いので、この道の高低差は最大80mにすぎません。知多半島先端の師崎に着いた時には「楽しく走れる道」くらいにしか感じていませんでした。しかし、実はこの時、私の脚はすでにかなり消耗していたのでした。帰り道も同じようにアップダウンが続きますが、妙に上りが多いように感じます。ペースが上がりません。そのうちに右ヒザが痛みはじめ、左脚のつけ根が痛みはじめ、両モモがヒクヒクしはじめました。まだ50kmほどしか走っていないのに!平坦路がほとんどなく、アップダウンの連続をしているうちに、ダメージが蓄積していったのでしょう。思えば、猿投グリーンロードを走り始めた頃も似たようなものでした。知多広域農道を涼しい顔で往復できるようになるまで何度も通いたい、と思いました。
●25歳の心拍数?
この日の私は、心拍数150前後で走っていました。「ちょっとキツイかな」と思うと155でした。これは、マフェトン理論の「180公式(180マイナス年齢)」によると、25歳の人が有酸素運動をするのに適した心拍数です。私がいつもローラー台練習や猿投グリーンロード練習をするときには、ここまで心拍が上がることはありません。年齢相応の心拍数で走っています。
「オレの心肺機能は強くなったのかも」そう思っていましたが、帰り道の途中からは心拍数は140未満にまで落ちてしまいました。それだけペースが落ちたのです。原因は脚のヘタレですが、もしかすると心拍数が140を超えないように走っていれば、帰り道でヘタレることはなかったのもしれません…。
そんなヘタレの私を支えてくれたグッズについて書き記しておきます。
●ナビと電池とバッグ
知多広域農道はわかりづらいことで定評があります。ナビにルートを入れておいたおかげで、無事に往復することができました。ただ、私のナビ(ソニーのU35)のバッテリーはちょっと長い距離を走るには心もとないので、今回はエネループの充電池を使いました。USB出力ができて重さ70gというのが嬉しいです。これをトップチューブバッグに入れてPSP用のUSBコードでナビにつなぎます。今回の所要時間は5時間だったのですが、余裕でした。
●ネックウォーマー
今日の名古屋の最高気温は7度だったそうです。師崎では雪が舞っていました。風もビュービュー吹いていました。こうなると、鼻までカバーできるネックウォーマーが本当にありがたいです。これなしで走っている人が気の毒です。
暖かくなったら、また行こうと思っています。今度はデジカメを持って行って道草をしながら走りたいです。
最近のコメント