フリードの走行距離が3000kmを越えました。第二印象を記しておきます。
●ちょうど良い広さ
ふだん乗るのは、私+荷物 または 私+2列目に家族です。広すぎず、狭すぎないスペースです。まれに3列使って人を乗せます。短距離ならば、ぎりぎり狭苦しくありません。我が家にとっては、ホンダの謳い文句通り「ちょうど良い」広さでした。
●シートに満足
運転席のシート、立った状態から自然に腰を下ろした高さです。腰痛持ちの私にとって、ありがたいポイントです。
さほど広くないスペースに対して、大き目のシートが着いています。シートにはちょっとうるさい私でも、不満はありません。「1列目と2列目のシートは、アコードクラスのシートフレームを使っている」という話が納得できます。小さい車体に大きなシート、というのはなんだかヨーロッパ車のようだな、とさえ思います。車体サイズの割に価格は割高ですが、このシートに座っていると許せます。
ただし、シートが大きいので、フルフラットとか回転対座とかいったシートアレンジはできません。今の我が家にはそれも「ちょうど良い」です。普段座り心地が良いのが一番です。ただ、2列目を前に倒す機能だけは欲しかったなあ(8人乗りは、これができます)。
●CVTとエンジンに満足
乗せた人の感想で一番多いのが「なめらか」です。私が思うに、これはCVTの力です。私が今まで乗ったCVTの中で、エンジン回転数の上がり方が抜群に自然です。「無段変速AT」という感覚で運転できます。変速ショックがまったくないと、こんなに印象が違うのだなあ、と感嘆します。
今まで一番エンジンに負荷をかけたのは第二名神を通って琵琶湖に行った時ですが、エンジン回転数を抑え目にしても、動力性能には不満ありませんでした。あとは中央高速をこの調子で走ることができれば、文句ナシです。
●電動スライドドア&スクリーンシェード
スライドドアの車に長いこと乗ってきましたが、電動は初めてです。両手に荷物を持っている時に重宝します。この便利さを知ってしまうと、もう元には戻れません(^^;)。
スクリーンシェードは、リアの窓用の日よけです。吸盤で着けるタイプなら、100均でも売っていますね。しかし、さすが純正オプションで、ほぼぴったりサイズなのです。そして、吸盤ではなくてフックでドアに着けるようになっているのです。結果としてリアの窓に網戸が着いたような形になります。スクリーンを着けたまま窓を開けることができます。これは、想像以上に重宝します。夏の間、ずっと着けっぱなしになっていました。後席に乗せた人たちもみんな「これは良いね」と言います。定価1万以上という代物でしたが、「スクリーンではなく網戸なのだ」と思えば不当に高価ではありません。
●不満もいろいろ
不整路面での乗り心地が悪いです。純正のタイヤとアルミホイールが重くてバタつきます。1.5リッターの割には燃費は良くありません。もちろん2リッターのミニバンよりは良いですが。車体が小さい割にフロントドアが大きくて、駐車場でドアを開けるときは気を使います。エアロパーツは何度見ても下品です。その点、私の趣味から言うと、プリウスの純正パーツは昔の「無限」パーツのようで優れていると思います。高価な純正ナビは目的地寸前で「目的地付近です」と言って仕事を放棄します。3万円で買ったソニーのナビは、ちゃんと入り口まで案内します。操作方法もソニーの方がわかりやすいです。
現時点では、85点くらいかな。
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