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2012年2月

2012年2月28日 (火)

フランネルのスーツ

今年の冬は特に寒かったように感じました。そんな日々に重宝したのが、フランネルのスーツです。私がまだ20歳代で、実家から通勤していたころに作りました。私の母親は夫人服のプロだったので、知り合いのプロから「息子さんのスーツを作らせてほしい」と頼まれたようです。どんな生地が良いか、と訊かれて、私は迷わず「フランネル!」と答えました。

小学校という職場は、寒いのです。教室や職員室にストーブは入りますが、廊下や運動場は寒いままです。暖かいフランネルのスーツが欲しかったのです。洋服屋さんにはヘンな顔をされました。そこらの店に行っても、フランネルのスーツなんて売っていません。オーダーする人も少ないのでしょう。それでも私は注文を変えませんでした。

でき上がってみると、実に快適です。気に入りました。「もう1着…」と言われたので、次もフランネルにしました。あれから、もう25年経ちました。今でも、私の持っているスーツの中で一番暖かい服です。今年の冬も元気に活躍してくれました。ところが。

今日、学校で水槽の水換えをしていたら、尻から「ピリッ」という音がしました。「ズボンの糸が少し切れたのかな」と思いました。その程度の感触でした。ところが、これが数分おきに3回続きました。さすがにちょっとヘンだなと思って、ズボンを触ってみると。…尻の部分が破れていました。縫い目ではありませんでした。生地が弱って破れたのでしょう。大きく破れているので、見た瞬間に「直そう」という気が消えました。もう寿命ということでしょう。長いことお世話になりました。寒さが緩み始めるまで、よくぞ耐えてくれたものです。ありがとうよ。上着はまだ使うからな。

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2012年2月26日 (日)

新人戦(2)痛恨の逆転負け

まずは、予選リーグの3試合目です。
圧勝する予定だったのですが、シュートを落とし、リバウンドをつかみそこねて、なかなか点差が広がりません。
後半になってようやくメンバーチェンジをして、全員出しましたが、最後はスタメンに戻さざるを得ませんでした。

予選リーグ3勝で、決勝進出です。
前半はリード。
その後、逆転されて2位となりました。

決勝の相手は予想通りA小でした。
私が心配していたのは、「ボールを運べるか」ということでした。
この1週間で2通りの対策を練習しました。
いざ試合が始まってみると、ボール運びには全く苦労しませんでした。
1クオーターから、小差ながらも順調にリードします。

2クオーターの途中で、相手がタイムアウトを取りました。
A小は今日の1試合目、リードされていたのをゾーンディフェンスに変えて逆転しています。
それは承知していました。
タイムアウトでの私の指示は「向こうはゾーンに変えてくるぞ。練習通りやれ」
相手のゾーンはこの1週間で練習したことがミエミエの急造ゾーンでした。
ボールが動いても、陣形がほとんど動きません。
しかもゴール下の2人が本校よりも弱いです。
リバウンドを取っても、そこからの速攻が決まりません。
こんなソーンなら怖くないでしょう。
前半は確かにその通りの展開でした。

今年の本校のチームの強みは、理解力が高いことです。
新しいことを指示すると、ほとんどの場合その通りにやれてきました。
例えばエンドラインスローインからのフォーメーションは4種類練習しましたが、少しの練習で上手に使い分けていました。
しかし、慣れないゾーンオフェンスをしているうちに、こちらのプレイが崩れてきました。
「正面から攻めない。横から攻める」と言っているのに、212ゾーンの正面からドリブルやパスをし始めます。
「エンドライン側からドリブルで攻める」と言っているのに、左ドリブルを避けて正面にパスを戻してしまいます。
「ディフェンスの間に入り込んでインサイドを攻める」と言っているのに、そこにパスが入りません。
そうこうしているうちに、相手チームはリバウンドからの速攻が決まり始めました。
本校はセーフティマンを1人置いているのですが、1人では止められなくなってきました。
2人目のセーフティマンはオフェンスに手一杯で戻り遅れます。
後半に逆転され、そのままズルズルと差を広げられて負けました。
タイムアウトを取っても立て直せませんでした。

本校のチームが、ここまで指示通りできないことに驚きました。
あの程度のゾーンにこんなに苦しむとは予想できませんでした。
こういう負け方は、監督の責任です。
くっそー。

マンツーマンではきちんと攻めることができたのは、収穫でした。
練習したことは、できていたのです。
練習が足りなかった部分で、負けました。
練習あるのみ、です。

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2012年2月20日 (月)

トレーニング 転じて 山の物色

最近は寒いので、早朝から走ることができずにいます。
そこで、こう考えました。
「車で少し移動してから走ろう!
そうすれば、その間に多少気温も上がだろう。
それに、今まで走ったことのない場所にまで足を伸ばせるだろう」

前々回は小原~藤岡、前回は足助~鞍ヶ池を走りました。
走ったことのない道というのは、「もっと先へ」という意欲をかき立ててくれます。
しかしです。
どうしてもキョロキョロしてしまうのです。
「この山、いいなあ。欲しいなあ」
「この敷地、空いてるぞ。ここに小屋を建てたいなあ」
「この家、バックが山で前が畑と田んぼで南向き斜面だ。こういう家がいいなあ」
そういう時は、どうしてもペースが落ちてしまいます。
こうしてわき見をしながら走れるのが自転車の良さでもあるのですが、
トレーニングの効果は落ちてしまいます。

…と言いながらも、来週はまた違うコースを走るつもりです。
こういうことが楽しくて山を走るっていうのは、自転車乗りとしては変人でしょうね(^^;)。

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フェンス解体!

職場の一角に防球フェンスが張られています。
サッカーや野球のボールが隣のアパートに飛んでいくのを防ぐためでしょう。
ところが、防球フェンスのすぐ隣にアパートのフェンスがあるのです。
その結果、防球フェンスとアパートのフェンスとの間にゴミやら雑草やらがたまっています。
美しくないのですが、手が入りません。
前々から苦になっておりました。
今年はこの場所が私の掃除担当場所になったので、先日、ここに手を着けました。

防球フェンスの下の部分の金網を外します。
14ミリのナットで留められているので、これをせっせと取っていきます。
インパクトレンチが必要ではないかと心配していたのですが、ソケットレンチで十分でした。

外した金網は、まだ5枚です。
金網は、まだ何枚も残っています。
この場所をキレイにして、金網を元に戻すまでには、今年度いっぱいかかるかもしれません。
あと数年はこんなことをしなくても済むようにしておきたいと思っています。

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2012年2月19日 (日)

エンジンに辟易

●ヘッジトリマー
今年は職場で外掃除の担当をしています。
カイヅカイブキの生垣があります。
何年も手入れがされておらず、ひどい状態です。
剪定ハサミやら高枝ハサミやら電動ノコギリやらを使ってチマチマと切ってきました。
しかし、何日かけても全体のボリュームが減っていきません。
「確か倉庫にヘッジトリマーがあったな」
マキタのエンジン付きのモデルです。
私の剪定は「自然風」ばかりです。
まさかヘッジトリマーを使う日が来るとは想像もしませんでした。

で、使ってみると。
おお。
強力です。
みるみる生垣のボリュームが減っていきます。
…と感心した1分後には、私はもうエンジンを止めていました。
重いのです。
私の腕力で、胸よりも高い位置を刈るのは困難です。
うるさいのです。
これでは隣のお宅にご迷惑です。

●チェーンソー
私が愛用してきた電動チェーンソーが壊れてしまいました。
しかしこの時期のビオトープには、切らなくてはいけない木が何本かあります。
「確か倉庫にチェーンソーがあったな」
マキタのエンジン付きのモデルです。
使おうとしたら、まずチェーンが固着していました。
前回使ってから何か月もたっているのでしょう。
チェーンオイルが固まってチェーンがカチカチになっていました。
説明書には「長時間使わない時は燃料を抜け」と書いてありますが、
チェーンについては何の記述もありません。
(私の買ったチェーンソーもそうでした)
もしや、オイルが悪いのでしょうか。

で、分解清掃してチェーンソーを使ってみると。
おお。
強力です。
私の電動チェーンソーよりも数倍強力です。
重いですが、低い位置で使うので、苦になりません。
うるさいです。
こちらは許容範囲を越えています。
隣近所の家から苦情が来てもおかしくない音量です。
燃料タンクがカラになる前に、作業を中止せざるをえませんでした。

「エンジン付きの道具は、田舎で使うもの」
これが私の結論です。
自分で買うことは当分ないでしょう。

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2012年2月18日 (土)

新人戦(1) ひとまず2勝

初戦の第1クオーターは2-6でリードされました。
クオータータイムには、私はこう言いました。
「最後は強い方が勝つ。大丈夫。お前らの方が強い」
2クオーターで逆転して、それ以後はどんどん差を広げました。
10人使って完勝です。

2試合目の相手は、優勝候補の一角です。
この試合に勝った方が、決勝に進むことになるでしょう。
相手のエースは上手です。
怖いのはこの子だけでした。
案の定、一人で3人分くらいのディフェンスをします。
これに手こずって、こちらはあまり得点できませんでした。
しかし相手もあまり得点できません。
本校が僅差でリードする展開が続きました。
終盤に差を詰められ、4クオーター途中で同点にされてしまいます。
最後に本校がふんばり、1ゴール差で勝ちました。
5人だけで戦いました。
交代で局面を変えたいのはやまやまでしたが、あの局面に合う交代は、私には考えられませんでした。

来週の3試合目は、たぶん勝てるでしょう。
予選リーグ3勝だと、次はいきなり決勝です。
決勝の相手はA小でしょう。
A小は思ったよりも良い仕上がりでした。
速く、大きく、当たりが強いです。
今日戦ったら、負けるかもしれません。
残りの1週間の練習が勝負を決めることになりそうです。
がんばります。

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2012年2月 5日 (日)

雪かきに思う(2)

大雪の後の夜に、息子を塾まで送って行きました。
大手チェーンのS塾です。
すると、入り口は除雪がしてありましたが、自転車置き場は除雪されていませんでした。
すでに雪は凍り始めており、滑って転ぶ子がいても不思議ではない状態です。
受験シーズンなのに!
もしかして、S塾の先生たちは自分たちが歩く部分だけ除雪したのでしょうか。

道をはさんだ反対側には、他の塾がありませす。
大手チェーンのM塾です。
こちらは、ほぼ完全に除雪されていました。
こちらの塾には、娘がお世話になっておりました。
対照的なS塾とM塾の駐輪場を見て「やっぱりな」と思いました。
普段の様子から考えると、納得できる違いです。
普段やっていることが、こういう時にあらわな違いとなって出てくる、ということなのでしょう。
怖いなあ、自分も気をつけなければ、と思ったことでした。

なお、この日は西友やエイデンといった大きなチェーン店でも、自分の店の北側の歩道を除雪していない例が散見されました。
その結果、3日目の朝になっても、まだ歩道はカチカチに凍結していました。
もちろん個人商店は、こんな無責任なことはしません。
西友、エイデン、その他!
おたくの店には、もう買い物に行かんぞ!

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雪かきに思う

名古屋でも記録的な大雪でした。
1日目、私はポリカーボネート製のスコップと、登山用の手袋と帽子、それに長靴を用意して出勤しました。
職場に着いたら、まず雪かきです。
現任校は、給食を搬入するトラックの通路が、上り坂になっているのです。
これを30分やると、もう寒さを感じなくなっていました。

1日目の下校時になっても、雪は大量に残っていました。
当地では珍しいことです。
こうなると、翌日の凍結が心配です。
校門の隣にある歩道橋の除雪をしました。
帰宅後は、暗い中で自宅玄関と階段と駐車場の除雪をしました。
(自宅前の道は幸い解けていました)

2日目は、アルミ製のスコップを持っていきました。
案の定、歩道橋はカチカチに凍っています。
アルミ製のスコップで氷を割っていきます。
それでも、何人もの子が滑って転びました。
私の組にも「頭を打った」という子がいました。

2日目の下校時には、西向きの門(本校には門が4つもあるのです)の除雪をしました。
ここは日陰なので、雪が解け残るのです。
カチカチに凍っており、アルミスコップをもってしても、なかなかはかどりません。
今にして思えば、ピッケルを持っていけば良かったのでしょう。

それにしても。
私はなぜ、雪かきとなると、こんなに張り切ってしまうのでしょうか。
よっぽど好きなんですねえ。
考えてみると、この作業は木の剪定・伐採や、刈払機を使った草刈りと似ています。

 非日常的な道具を持ち
 非日常的な格好をして
 作業の成果が目に見える

普段の仕事も同じようにすると、もっとはかどるかもしれませんね(^^;)。

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新人戦前最後の練習試合

インフルエンザのA子も、骨折していたB子も戻ってきました。
万全の戦力です。
今回は、今までにない攻撃的な組み合わせも試してみました。
苦しい展開になった時のことを想定したのです。
少し難もありましたが、期待通り機能することがわかったのは収穫でした。

この日の最大の驚きは、C子でした。
彼女の突破力に私は期待していたのですが、ここ数か月は自信のないプレイが続いていました。
それが、2週間ほど前からふっ切れたようなプレイをするようになっていました。
この日は相手のパスを何度もカットして、リバウンドを何本ももぎとる大活躍でした。

この日の相手は、5年生が4人(!)とのことでしたが、その割には穴のない仕上がりでした。
本校の8人目からは、もう通用しませんでした。
逆に言うと、7人目までは十分通用するということです。
新人戦では、C子の出し方がポイントになってくるかもしれません。

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