ヒイラギモクセイ?の花
職場のビオトープにはキンモクセイが2本あります。
毎年盛大に咲いて、盛大に匂います。
お昼の放送で紹介しました。
ところが、キンモクセイが落花した少し後に、よく似た匂いがするのです。
見ると、白く地味な花がびっしり咲いていました。
恥ずかしながら、転勤6年目にして初めて気がつきました。
ここで少し悩みました。
これって、ギンモクセイ?
ヒイラギモクセイ?
葉には鋸歯があるのですが、それがない葉もあるのです。
周りの木には名札が付けられていますが、この木には付いていません。
ネットで調べても、はっきりしません。
ここで樹木博士のS先生に相談しました。
S先生は大喜びです。
「調べてみます。こういう質問は嬉しい!」
S先生はかつて本校の樹木に名札をかけたという人なのです。
学生時代には「樹木図鑑を買うためにアルバイトをしていた」そうです。
半日後に、S先生がヤマケイの図鑑を手にやって来ました。
(自宅にはもっと高価な図鑑があるそうです)
「私もビオトープへ行って見てきました。
難しいですが、ヒイラギモクセイだと思います」
「だからあの木だけ名札が付いていなかったのですね。
ありがとうございました!
さっそく昼の放送で紹介します!」
ヒイラギモクセイの匂いは、キンモクセイのように強烈ではありません。
花の色同様に、控えめで上品な匂いです。
職員室で同僚数人に匂いをかいでもらうと、賛否両論でした。
「私もこっちの方が好き」
「私はキンモクセイの方が好きだわ」
私には意外な結果でした。
味や匂いの嗜好というのは、人それぞれなのですねえ。
「キンモクセイよりも上品な匂い」という表現は主観的過ぎるようです。
晩秋を迎えて、ビオトープは落ち葉の季節です。
今はケヤキやイロハモミジの紅葉がとても美しいです。
毎日はっとさせられます。
幸せな職場です。
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