壁を掃除し始めると、壁だけでは済まなくなってきました。
換気の問題があるのです。
ウチは、気密性が高い現代風の家です。
3か所で、小さな換気扇を24時間回しています。
3か所で、換気扇を半日運転します。
(私が後から換気扇を追加しました)
空気の入口は、1階に3か所、2階に1か所、それに気密性の悪い玄関扉です。
更に、暖かい時期には階段にある窓を開けています。
これにより、室内の空気の流れ方が決まってきます。
それはつまり、ホコリが着きやすい場所が決まるということでもあります。
一番ホコリが着くのは、24時間回している換気扇です。
プラスチックカバーを外すと、どっひゃー!
とてつもないホコリです。
ここは今までに何回か掃除していますが、それでも驚くほどホコリがたまっています。
デスクトップパソコンでは、1年に1度ケースを開けて、ファンのホコリを取ることが奨励されています。
これをしないでいると、最悪の場合熱を持ちすぎて故障します。
しかし、住宅はどうなのでしょうか?
私のように換気扇のホコリを掃除しているユーザーは少ないのではないでしょうか?
ウチのハウスメーカーは、こちらが連絡しない限り、点検にも掃除にも来ません。
ウチと同時期に入居した隣近所の換気扇がどうなっているかを考えると、恐ろしいです。
ウチのハウスメーカーだけが異常なのでしょうか。
パソコンならば、換気扇にホコリがたまると、熱暴走または故障という形で異常を訴えます。
しかし、住宅の場合には、おそらくほとんどの場合、換気扇が故障して止まるまで、そのままでしょう。
それ以前には、換気不足だったり、換気口や換気扇にカビやらフンやらがたまっているでしょう。
それなのに、おそらくほとんどのユーザーはそれに気づかずにそこで暮らしているのです。
車でさえ、2年に1度車検があるのです。
もっと長い時間を過ごす住宅ならば、ハウスメーカーは毎年点検や掃除に訪れても良いと思うのです。
それを嫌がるユーザーも、いるかもしれません。
しかし、ホコリで詰まりかけている換気扇や、コウモリのフンがたまった換気口(ウチの例です)や、家のあちこちに着いた黒カビ(気密性が高い割に換気が不足していると、こうなることがあります)を見せれば、ユーザーは不満に思わないでしょう。
ハウスメーカーがやらないなら、私がそれで商売をしようかとまで思いました。
これは、エアコンのクリーニング以上に大切だと思うのです。
1年中の問題なのですから。
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