イチョウ伐採
職場のイチョウが伐採されました。
4階の校舎よりも高い大木でした。
幹が腐って中空になっており、倒れる前に伐っておくべきだとの判断でした。
業者さんが6人、高所作業車とチェーンソー3台とパワーショベルとゴミ処理車という布陣でした。
まず、下枝を切ります。
次に、上半分を切り倒しました。
上部にロープをかけて、それを人が引っ張りました。
林業の伐採と違って、切断面が2~3階の高さにあります。
倒れた時はすさまじい音がしました。
切った下枝や上半分の幹・枝は、下で待っている人たちがチェーンソーで切って処理車へ放り込みます。
早いの何の。
さすがにプロが6人もいると、あっという間です。
最後に、下半分を伐り倒します。
幹が太いので、パワーショベルでロープを引っ張りました。
倒れる時は、正に地面が揺れました。
太い幹は学校に残すとのことでした。
でも、一番太いはずの根元部分が中空になっているので、材としてのうまみは大きくありません。
私は作業を見ていて「ウッドターニングして皿やボウルに加工すると良いのではないか」と思いました。
昨日まで生きていた木が伐られて、ただのゴミもしくは材木予備軍になっているところを見ていると、
何だか動物を屠殺している現場を見ているかのような気分になってきました。
こういうのを見てしまうと「肉だけでなく材木も大切にしなければ」という気になってきます。
忘れらない一日となりました。
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