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2018年4月

2018年4月29日 (日)

教室に置きたいもの(2)騒音計

何年か前の教育雑誌で、ある先生が勧めていました。
一読して「買おう!」と決めました。
今アマゾンで買うと、2000円もしません。
そのクラスで十分です。
「最大値ホールド表示」という機能を使います。

Souon

〇運動会
応援合戦の練習で使います。
「今日は赤組の声が110デシベル、白組が112デシベル」
なんてやると、子どもたちの燃えること、燃えること!

〇学習発表会
「〇番と〇番、声が小さいです。
 110デシベル出しなさい」

〇あいさつ
朝と帰りのあいさつを計測します。
最高記録を黒板のすみに書いておくと、子どもたちは毎日記録更新を目指して大きな声であいさつします。
私が測るのを忘れると「先生、測って!」と言われます(^^;)。

〇その他
レクリエーションで「大声大会」
合唱コンクールを計測
児童会役員選挙の演説を計測 等々、いろんな使い方があるでしょう。

教師も子どもも楽しめるのが良いです。

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2018年4月28日 (土)

教室に置きたいもの(1)水準器

使用目的は、これに尽きます。
「高い場所に掲示物を水平に貼る」

普通は、こうでしょう。
「他の人に見てもらいながら貼る」
「貼る→下に降りて自分で見る→直す→降りてチェックする…」
「少し傾いたくらい気にしない(^^;)」
Level
本格的にやるなら
「レーザー水準器で壁に水平な線を映す」でしょう。
でも、準備に少々時間がかかります。
1枚だけ貼るときには、昔ながらの水準器の方が便利です。
「掲示物と画鋲と水準器をもって高いところに上がり、
掲示物の上端に水準器をあてがいながら画鋲を打つ」
こう書くと大変なようですが、手軽に水平に貼れる最上の方法だと思います。
なんと言っても、レーザー水準器より安上がりです。

でも、体育館等に大きな(または多数の)掲示をする時には、レーザー水準器の方が良いと思います。
学校に1台くらいあっても良いと思います。
研究発表の予定のある学校さん、いかがですか。

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2018年4月24日 (火)

街中の古民家カフェって

カミさんと一緒に、某市の古民家カフェに行きました。
(当ブログで紹介したことがない店です)
庭がステキで、建物も古民家を上手に活かしていました。
カミさんも、その二点は評価していました。

でも。
店を出る時に、彼女はこう言いました。
「横と後ろにいた女性客たちのおしゃべりが苦になって…」
私も同感でした。
そんな大声で話さなくてもいいだろうに、と思っていました。
せっかくの良い店なのですが、こういう客がいると、また来よう、とは思いません。
実は以前この店で昼食を食べようと思ったことがあります。
でも、入り口まで行って、引き返しました。
店内があまりににぎやかだったからです。
客は、おばさんばかりでした。

同様のことを、別の古民家カフェでも経験しました。
どちらのカフェも、市街地の中にあります。
もしかすると、街中にある古民家カフェって、こうなってしまう運命なのでしょうか。
客がうるさい古民家カフェって、結局店を殺してしまうのではないかと思います。
考えてみると、現代的な街の中に古民家があること自体がちょっと不自然です。
かと言って、普通の建物だとあんなに客が来ないのかもしれませんね。

「曽野珈琲店」では、こういう不愉快な思いをしたことがありません。
街はずれにあるので、そもそもそんなにたくさん客が来ないのでしょう。
その代わり、日曜でも混雑しているところを見たことがありません。

店って、難しいですねえ。

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2018年4月23日 (月)

牛田アナ 覚醒か

先日の「らららクラシック」を見て、驚きました。
牛田アナの笑い方が違う!
私の知る限り、彼女は今までにあんなステキな笑い方をしたことがありません。
セオリー通りの、口角を上げた笑い方でした。
美人なので、普通にそれをするだけで十分なのです。
しかも、彼女は今回の番組の中で、一度ならずその笑い方をしました。
これは、もしかすると…?

「ブラタモリ」の近江アナを私は最初酷評していました。
それが、最後には安心して見ていられるようになりました。
そして、彼女は栄転していきました。
なんと、有働アナの後任です。

さて、牛田アナはどうでしょうか。
あの笑顔を毎週出せれば、彼女にも栄転があるでしょう。
まずは次回の「らららクラシック」に注目です。

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2018年4月15日 (日)

去年の離任式あいさつ

昨年の4月に私が前任校の離任式でした話を、ここに書き留めておきます。

 4年前に、この学校に来ました。
 「汚い学校だな」と思いました。
 始業式までに、自分の教室を掃除しました。
 5年生を担任しました。
 こう言いました。
 「先生は、この教室を学校中で一番キレイな教室にした。
  君たちも掃除をがんばれ」

 そうしたら、みんながんばったんです。
 今年6年生が使っているトイレ、あそこは
 「いくら掃除をしても臭いが消えないんですよ」
 と他の先生から聞いていました。
 ところが、1か月もすると、そのトイレは、臭わなくなりました。
 2学期になって、掃除する人が変わりました。
 3学期にも、変わりました。
 その人たちも、みんながんばったんです。
 トイレは、キレイなままでした。

 その時の5年生と組んで一緒に掃除をしていた2年生が、今年の6年生です。
 君たちが「学校をキレイにする」ということを下級生に伝えていってほしいと思っています。

…こんな話でした。
私は最後の最後まで子どもたちに「指導」をしたかったのです。
後に、前任校の6年生の先生がこう教えてくれました。
「みんな、掃除をすごくがんばってますよ」
それこそが、私の望みでした。
そういうことが、私にとっての「楽しい」です。

この話を「魔術師」A先生にできないのが、残念です。
生きていれば、きっと私の気づかない点を批判して、私をもう一段レベルアップさせてくれたでしょう。
A先生が亡くなって1年半経ちますが、彼は今でも私の師匠です。

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魔術師の記憶(7) ~「楽しかった」は禁句~

毎年「離任式」というのがあります。
転勤した先生が、児童にお別れのあいさつをするというものです。

この際に「楽しかったです」というあいさつをする先生がいます。
故・魔術師A先生は、これを批判していました。

「子どものなかには、自分は楽しくなかった、という子もいる。
 私はあんたを楽しませるために学校に行ってたんじゃない、と思う子もいる」

なるほど。

「夏休みが終わった後に、子どもに向かって、楽しかったですか?と言う人がいる。
 夏休みが楽しくなかった子だっているんだ。
 そういう子はどう返事をすればいいんだ?」
「夏休みが終わった後は、成長しましたか?と言うべきなんだ」

なるほど。

私は、こう言われる前からそういう「楽しかった」は言ったことがないと思います。
でも、確たる自覚はありませんでした。
今は、離任式や始業式で「楽しかった」という言葉を聞くたびに、明確な違和感を感じます。

さて、今の学校を去るとき、どういうあいさつをしようかな。
毎年この時期になると、それを考えます。
 

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2018年4月14日 (土)

二代目90cm水槽2年目

昨年新調した水槽は2年目に入りました。
中味は相変わらずのエキノクリプトばかりです。

Suiso180401

オコシをちょっとたくさん入れたら、アマゾンソードとウルバケウスとバランサエが爆発してしまいました。
葉が水面にたなびいて、薄暗いジャングル状態です。
私は、これが好きなのです。
今後、肥料が切れないように気を付けなくてはなりません。

Suiso180402


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2018年4月 1日 (日)

4回目の宮脇綾子展 ~パラミタミュージアム~

名都美術館とはるひ美術館で今までに3回見ました。
それでも、まだ見たいのです。
見るたびに新しい発見があります。
見るたびに作者の生き方に感銘します。

今回目を見張ったのは、作者が材料として使った端切れの素晴らしさです。
藍染とか絣とか縮緬とか。
どうやって作ったんだろう、
どれだけの手間をかけて作ったんだろう、と思います。
作者はそれがわかるからこそ、小さな端切れを大切にして、見事な作品に仕立て上げたのでしょう。

Miyawaki1803

私は最近「手間をかける」ということに、妙にこだわるようになってきました。
宮脇綾子の作品は、材料と制作の二重に手間がかけられています。
そこに改めて感銘を受けてきました。

展覧会から帰ってきてから、昔の同僚と会って話をしました。
「縄文人先生の背中を1年間見て、私も掃除が好きになりました」
「教室がキレイに掃除されていると、子どもが変わります」
という話を聞きました。
明日からの新年度、手間をかけることをいとわずに仕事をしていこう、と心を新たにしました。

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