マジメにていねいに生きるのだ ～神沢・スーパーポンチＫ－５０１～

ホームセンターには、何種類ものセンターポンチが並んでいました。

私の用途なら、一番安いもので十分でしょう。

…ん？隣に並んでいるのは「カンザワ」！

私にとっては信頼のブランドです。

しかも、意外に高くない！

さっそく使ってみると。

うーん、気持ちいい。

手になじみます。

先が細いので、目がけた場所へ先端を当てやすいです。

ここは、視力の衰えてきた私にとって、大事なポイントです。

一部が四角断面なので、台の上で転がりません。

神沢では、自ら「名品」と謳っています。

センターポンチなんて、１００円ショップでも買えます。

しかし、あと３００円程度でこの満足感をずっと味わえるなら、安いものだと思いました。

 

最近、職場で使う大きな棚を作っています。

棚の場所を変えられるように、ダボ穴をたくさん開けます。

今までは、印をつけた後、いきなりドリルで穴を開けていました。

しかし、ふと思ったのです。

「ひと手間かけて、ポンチで凹みをつけてからドリルを使おう」と。

やってみると、ダボ穴がキレイに一直線に並びます。

棚のダボ穴なんて、ちょっとズレたって、なんの不具合もありません。

キレイに穴が並んでも、誰も気づかないでしょう。

こういうことをしているから「日本は生産性が低い」と言われるのかもしれません。

でも、今の私は「手間がかかっても、マジメにていねいに生きたい」と思っているのです。

…たかがセンターポンチで、こんな話。

大げさな奴ですね(^^;)。