学校廊下用「クラスボックス」(2)
DIYの良いところは、ぴったりの寸法のものが作れることです。
棚の高さは、窓に合わせました。
幅は、置き場所の幅に合わせました。
棚の奥行きと幅は、八つ切り画用紙が入る大きさにしました。
材料は15ミリ厚のパイン集成材です。
コーススレッドイモ継ぎ、ダボ穴埋め、油性ウレタン仕上げです。
トリマーで溝を掘って、べニヤ板の背板を入れました。
同じ場所にチラシ用のスタンドも置かなくてはなりません。
スタンドの脚が収まるように、側板に切り欠きを開けました。
分かりづらいですが、棚は5ミリ浮いています。
キャスターが付いているのです。
学校家具には必需装備だと思います。
ホコリが入らないように、幕板も付けました。
棚板には、「○年○組」を示す表示を貼りました。
「↓」を加えました。
これがないと、棚の場所を間違えてしまいます。
一見何でもない棚のように見えますが、小さな工夫が各所に込められた棚なのです。
先生たちは、とても喜んでくれました。
私が退職した後も、私に代わってこの棚が働いてくれることでしょう。
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