« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020年6月

2020年6月28日 (日)

草刈機をもう一台 ~マキタMEM2650UHT~

今日、初めて使いました。
はかどりました。
刃が新品なので、スパスパ切れるのは当然として。
さすがエンジン草刈機、18V充電草刈機よりもパワーがあります。
(これも当然かな)
1回の給油でできる作業時間も、充電草刈機より長いと感じました。
(私が使っているバッテリーは非純正です)

今回の買い物の目的は「違うタイプの草刈機をもう1台」でした。
ウチの敷地は斜面があるので、1代目の草刈機はループハンドルにしました。
でも、平面を刈るときはやっぱりUハンドルが快適です。
充電草刈機は、そりゃもう静かで、早朝でも気兼ねなく使えます。
でも、もうちょっとパワーが欲しいなと思う場面があります。
ウチの敷地では、ナイロンコードカッターとチップソーを使い分ける必要があります。
でも、これを付け替える時間が惜しいことがあります。

エンジン草刈機は、以前の職場で使ったことがありました。
マキタの2サイクル機でした。
ビオトープの草刈りに使っていました。
2サイクル機には、長所と短所があるな、と感じていました。
その経験から「エンジン機を買うなら4サイクル」と決めていました。

音は、期待通り静かです。
ハーフスロットルで使っていて(今日はそれで十分だったのです)、こう思いました。
「時速30キロで走っているモンキー、って感じかな」
これならイヤーマフはいらないな、と思います。
ハーフスロットルだと、振動も気になりません。
Uハンドルも、期待以上に快適でした。
平面をループハンドルで刈っていると、手が疲れるんです。
(充電機のトリガーのせいかもしれませんが)
重量は、手で持つと確かに「げげ」と思います。
でも、肩に掛けると、もう気になりませんでした。

良いことばかりではありませんでした。

満足して作業を終えると。
手が、じーんとしびれていました。
(防振手袋は、使っていました)
やっぱり、4サイクルといえども、エンジンはエンジンなのでした。
(当然ですよね)

取扱い説明書には「点検と整備」について8ページに渡って書かれています。
 エンジンオイルの交換(使用50時間毎)
 キャブレタの調整
 エアクリーナの清掃(作業環境によっては一日数回!)
 スパークプラグの点検
 ギヤケースへの給油(使用30時間毎)
 燃料フィルタの清掃
 燃料パイプの点検
さらに、長時間使わないときは、タンクとキャブからガソリンを全部抜かなくてはなりません。
うーむ。
充電草刈機では不要なことばかりではありませんか。
私の使い方で、金に糸目をつけないなら、
「36V充電草刈機+バッテリー4本+バッテリー2本分の充電器」
という選択がベストなのかもしれません。
今だと(マキタ純正で揃えると)今回の4サイクル機の倍額くらいになります。
もうちょっと安くなってくれないかなあ。

まあしかし、本機のできばえは、期待以上でした。
次回は、ナイロンコードカッターを付けて使ってみようと思っています。

| | コメント (0)

2020年6月20日 (土)

小屋づくり 〜外壁でいやはや〜(5)

さて、金属外壁も手配しなくてはいけません。
どうもホームセンターでも通販でも私が欲しいモノは手に入らないようです。
そこで、金物屋さんにお願いすることにしました。
近所にはないので、貝津町まで出かけます。

「ヨドプリントの真っ白。9尺が欲しいのです」
「9尺は、ありません。6尺を重ねて使ったらどうですか」
「それでお願いします」
「来週届きます」
カタログは見ず、品番も訊きません。
話の速いこと速いこと。

Img_189801

ヨドプリントなんて、久々に扱うそうです。
そりゃあ、そうでしょうねえ。
しかも、木目ではなく真っ白です。
ネットで検索しても、これを使った小屋は一例しか見つかりませんでした。

「釘ではなくビスで留めたい」
と言うと、それに適したビスを出してくれました。
金属相手に、下穴を開けずに打ち込めるそうです。
職人さんに、このビスで良いか確認してくれたそうです。

Img_189701

「ヨドプリント用の金切りばさみ、ありますか」
「この辺だったかな…ないなあ」
「テスキーじゃだめかしら」と、奥様。
「それじゃ、切れないよ」とご主人。

結局、ハサミは通販で取り寄せることにしました。
でも「さすがに専門店は頼りになるなあ」
と感じ入りました。
「行きつけの金物屋さんを持つのもいいかも」
と思いました。

| | コメント (0)

2020年6月13日 (土)

生き物と共に暮らす(2)~アマガエル~

毎晩カエルの声を楽しんでいます。
田んぼには田のカエル、家の周りにはアマガエルがいます。
最近、アマガエルの子どもをたくさん見るようになりました。

中でも、ポストには10匹以上張り付いています。
ウチの周囲には草むら、水路、水田、竹やぶがあります。
カエルには快適な環境なのだろうなと思います。

Img_1886

ウチのポストは街路灯がわりに一晩中点灯させてあります。
これが虫を集め、そこへカエルが集まってくるのでしょう。

Img_1885

アマガエルは、人が来ても逃げません。
毎朝新聞を取りに行くのが楽しい日々です(^^♪。

| | コメント (0)

小屋づくり ~外壁でいやはや(4)~

「外壁は縦張り」と決めていました。
羽目板を縦張りにするとなると、長さが問題になります。
ウチの小屋は壁高が8尺あります。
外壁の長さは9尺必要になります。
9尺の羽目板って、ほとんど売っていません。
ネットで見つけても「運送不可」だったりします。
4mの羽目板なら当地の店でも売っていますが、これを9尺に切って使うと、割高になります。

仕方ありません。
2mの杉羽目板を使って、途中で継ぐことにします。
つなぎ目が後で見苦しくなったり、水がしみたりするでしょう。
それがわかっていても、羽目板縦張りをやりたいのです。
酔狂ですねえ。

Img_1891

せめて、継ぎ目は斜めにカットしておくことにします。
45度カットを何回やったことか!
スライド丸ノコに大いに助けられました。

| | コメント (0)

2020年6月 7日 (日)

小屋づくり ~外壁でいやはや(3)~

羽目板の塗装が終わったら、今度は胴縁です。
小屋づくりでよく見る「杉野地板下見板張り」では、胴縁なんて張りません。
防湿シートの上に外壁をじかに張ります。
しかし今回は外壁の半分を鋼板にするので、胴縁を張る必要があります。
ついでに、羽目板の方も胴縁を張ることにしました。
ついでのついでに、ところどころに空間をあけて、胴縁が通気を妨げないようにしました。
土台水切りといい、胴縁といい、通気といい、過剰なことをやっています(^^;)。
いいんです。
趣味なんですから。

Img_1892

羽目板を張っていく工程は、気楽に考えていました。
並べて、ビスを打っていくだけでしょ、とね。
ところが。
壁の終わりまで来たら。
合わないんです。
羽目板の線と壁の線が。
いつの間にか、羽目板は斜めになっていたのでした。

おそらく、塗料に「ガードラックアクア」を使ったのが遠因となっています。
この塗料は、キシラデコールと違って「半造膜」というタイプです。
そのため、今回のように事前に塗装してから羽目板を組んでいくと、「スコン」とはまりません。
乾燥しているのに、塗料の膜同士が粘着する感じがあります。
羽目板が完全にハマりきらないために、少し斜めになってしまったのでしょう。
まあ、膜がある分、塗装の耐久性も高いのだろうとは思います。

仕方ありません。
羽目板を全部外して(涙)レーザーで1枚1枚垂直をチェックしながら留めなおすことにします。
「全部金属外壁にするのが賢い選択なのだなあ」と再度実感しました…。

| | コメント (0)

小屋づくり ~外壁でいやはや(2)~

まずは、土台水切りです。
これだけで、独立したひとつの「いやはや」でした。
田舎では、水切りのないトタン外壁の建物が珍しくありません。
しかし、私の小屋はベタ基礎でもブロック基礎でもないので、土台の木を守るために、ひと手間かけることにします。

Img_1893

コーナーで90度曲げるのと、直線部でつなぐのが私には難しいです。
今度は「つかみばし」を使いましたが、やっぱり難しいです。
また、土台への取り付けにも手を焼きました。
屋根の水切りと違って「置く」ことができません。
「途中で90度に曲がった、長さ3mの水切りを、落ちないように保持しながらもう一方の水切りとぴったり重ねて、下穴を開けて、ネジで留める」
こうして書くと1行ですが、私にとってはかなりの難所でした。

さて、いよいよ、羽目板です。
念のために、裏面を塗装しておきます。
これもまた、意外に大変でした。

表だけ塗るのなら、話は簡単です。
 水切りをマスキング
 未塗装の羽目板を張る
 塗装する
 マスキングテープを取る

これが、裏面を塗装するとなると、まず羽目板を広げる場所が必要です。
結構な場所を取ります。
しかも、塗装と乾燥で半日かかります。
屋根のない場所で一気にやろうとすると、天気の心配もしなくてはなりません。
だから1回塗りで済むガードラックアクアで塗装したのですが、塗料代も表裏で2倍になります。
これが6畳の小屋の壁2面分(ウチの小屋は高さがあるので畳7枚分より更に多い)あるのです。
場所も時間も費用も、結構必要です。
「全部金属外壁にするのが賢い選択なのだなあ」と実感しました。

| | コメント (0)

小屋づくり ~外壁でいやはや(1)~ 

外壁は、最も悩んだ箇所でした。
各所でよく見る「杉野地板下見板張り」は私の趣味ではありません。

田舎でよく見る「角波カラー鋼板 縦張り」は大好きです。
(近年流行しているモダンな角波ではありません。
 あれは、田舎の風景にそぐわないと感じます。)
ところが「カラー鋼板の白」なんて、ホームセンターで見たことがありません。
私がよく行く店に見本があるのですが「白はありません」と言われました。
然るべき筋に注文するしかなさそうです。

同じくらい好きなのが「羽目板縦張り」です。
前の家に作った3畳物置では、これでした。
気に入ってました。
何の不満もありませんでした。
この場合、色は、白ではなく茶系になるでしょう。

Img_1802

作業の手間、費用、今後のメンテナンス、母屋の白い外壁とのマッチング等を考えると、カラー鋼板が最良の選択です。
それでも、私は板壁を諦められませんでした。
結論は「両方やろう!」
「板壁と金属壁が2面ずつ」というヘンな小屋にすると決心しました…。

| | コメント (0)

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »