小屋づくり ~外壁でいやはや(3)~
羽目板の塗装が終わったら、今度は胴縁です。
小屋づくりでよく見る「杉野地板下見板張り」では、胴縁なんて張りません。
防湿シートの上に外壁をじかに張ります。
しかし今回は外壁の半分を鋼板にするので、胴縁を張る必要があります。
ついでに、羽目板の方も胴縁を張ることにしました。
ついでのついでに、ところどころに空間をあけて、胴縁が通気を妨げないようにしました。
土台水切りといい、胴縁といい、通気といい、過剰なことをやっています(^^;)。
いいんです。
趣味なんですから。
羽目板を張っていく工程は、気楽に考えていました。
並べて、ビスを打っていくだけでしょ、とね。
ところが。
壁の終わりまで来たら。
合わないんです。
羽目板の線と壁の線が。
いつの間にか、羽目板は斜めになっていたのでした。
おそらく、塗料に「ガードラックアクア」を使ったのが遠因となっています。
この塗料は、キシラデコールと違って「半造膜」というタイプです。
そのため、今回のように事前に塗装してから羽目板を組んでいくと、「スコン」とはまりません。
乾燥しているのに、塗料の膜同士が粘着する感じがあります。
羽目板が完全にハマりきらないために、少し斜めになってしまったのでしょう。
まあ、膜がある分、塗装の耐久性も高いのだろうとは思います。
仕方ありません。
羽目板を全部外して(涙)レーザーで1枚1枚垂直をチェックしながら留めなおすことにします。
「全部金属外壁にするのが賢い選択なのだなあ」と再度実感しました…。
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