2022年6月
2022年6月30日 (木)
2022年6月29日 (水)
わたせせいぞう『菜』を読む(2) ~女子の武士道~
『菜』12冊を読んで、ある本を本棚から引っ張り出しました。
『女子の武士道』(石川真理子)です。
この本のサブタイトルは
「武士の娘だった祖母の言葉五十五」です。
久々に目次を見て、驚きました。
「祖母の言葉」が、菜夫婦によく当てはまるのです。
わたせ氏は、この本を読んで『菜』を描いたのかと思ってしまいます。
(この本の方が新しいのですが)
誇りをもって真っ直ぐな狭い道を歩きなされ
縁を結んだ以上、あたまから信頼してかかりなさい
職を失っても命はある。命さえあれば生きていくことができよう
夫婦に忘れてならないのは礼と仁です
ときには夫に妻たるものの覚悟を見せてやりなされ
真に辛いときは、なんに向かってでもいい、手を合わせてごらん
悪いことは笑い話にしてしまうといいよ
人としてまっとうでなくなったら、魂まで貧しくなる
子どもには目に見えぬものを与えなされ
ハレの日にはかなう限りの贅沢をなさい
何をすれば世の役に立つか、それを考え行うのが仕事です
人に認められることよりも、自分で納得できるかが問題です
戦う構えは己に対するもの。相手に対してはいつでも和やかになさい
やっかむより祝福なさい。そうするうちに心が広くなる
お金も物も、この世での借り物と思えばよろしい
人を信じられぬようになるより、人を信じて騙されなさい
小欲を捨てればものごとは簡単になり、騙されぬようになる
最後の判断は常に自らなさい。すべての責任を負う覚悟でなさい
頭を垂れ腰を低うできる、本物の気高さと強さを身につけるのです
厳寒の中で咲き誇る梅花のようでありなされ
腹をくくりなされ。何度だって、腹をくくって覚悟を改めなさい
希望を持ちなされ。命ある限り希望を無くしてはなりませぬ
強くなるほど穏やかになる
少し前に「育ちがいい人」という本が話題になりました。
私は、今の時代でも上記のような心構えで生きている人こそ
「育ちがいい!」と感じます。
(担任した子どもたちの中にも、毎年少しだけいたものです)
『菜』の中には、ちょくちょく正反対の人々が登場します。
金銭的に豊かでも、心が貧しい人たちです。
こういう人たちを「育ちがいい」とは言いません。
金銭的な問題ではないのです。
『菜』を描けるわたせ氏は、育ちがいい人なのだろうなと思います。
(随筆の端々からもそれを感じます)
2022年6月28日 (火)
わたせせいぞう『菜』を読む(1)~昭和の男の夢か~
私、誤解してたんです。
「わたせせいぞう氏は、バブル時代を代表するマンガ家」
と思っていました。
あの、しゃれた絵はよく見たものの、有名な「ハートカクテル」を読んだことはありません。
読みたいと思いませんでした。
先日、NHKで氏の作品と人を少し見る機会があり、読んでみたくなりました。
氏は「菜」を「心の支え」と語っていたと記憶しています。
まず3冊。
2日後に、9冊。
久々に、マンガを全巻通しで買いました。
まず、表紙に驚きます。
おなじみの、わたせ風ですが、和風なんです。
表紙をめくると、わたせ氏のステキな随筆が出てきます。
そして、さまざまな植物のスケッチが並びます。
この時点で、すでに
「わたせせいぞうって、こんな人だったのか!」と驚きます。
中をめくると、なんと、全編カラーです。
色使いも構図も素晴らしいです。
A4版なので、絵の素晴らしさを堪能できます。
そこに描かれるものは、ことごとく和風です。
主人公の菜さんも、いつも和服姿です。
服装だけでなく、言動がたまらなく古風です。
専業主婦で
家事を一生懸命やり
夫を立てて
周囲の人々にも細やかに心を配り
これは、昭和の男のひとつの夢ではないかと感じました。
母親、または祖母の世代には、こういう女性が確かにいました。
現在では、こんな女性を望むのは悪だとみなされかねません。
ですから、今の若い男性には、私の「キュンです」が理解できないでしょう。
実写版で映画化すると、一部の世代には喝采されると思うのですが。
ムリかなあ。
2022年6月27日 (月)
壁をぶち破れ ~工房に電源コードを引き込む~
工房の電源は、母屋の外部コンセントから電源コードで引いています。
工房の中にコードを引き込むのは、入り口扉の下からでした。
扉を閉めても、コードの分、すき間ができます。
このたび、ようやくその状態を解消することにしました。
単純な方法です。
〇壁に穴をあける
電源コードの先は、3個口コンセントになっているので、これが通る大きさの穴を開けます。
ドリルとジグソーを使いました。
〇引き込みカバーをつける
壁の穴にコードを通したら、引き込みカバーを付けます。
今回の工事のためにあるような、素晴らしい製品です。
ホームセンターには在庫が1つしかなかったので、未来工業とパナソニックが並んでいます(^^;)。
〇外から虫が入ってこないようにシールする
ひとまずビニールテープをベタベタと貼りました。
PF管を使っていれば、もっとスマートにやれたのですが。
本当は、PF管を使ってキレイに工事したいところです。
しかし、私は電気工事士の資格を持っていません。
一度、現場を電気屋さんに見てもらったら
「お客さん、そんな工事、自分でやれるでしょ」と言われました(^^;)。
しかし、私にそんな気はありません。
かと言って、プロに依頼すると結構な金額になります。
それで「ひとまず」(いつまでだよ)今回のような形にしました。
なんと、費用は1000円弱です。
屋内は、見苦しく電線が這っています。
実は、これも電気工事法を気にしてのことです。
(素人は壁に電源コードを固定してはいけません)
今回の工事は、資格を持っていない素人がやれる、ギリギリの線ではないかと思っています。
さて、次は工房エアコン…?
2022年6月26日 (日)
2022年6月21日 (火)
ホームセンターで働いてます(8)~見切り品の誘惑~
今日は、職場で殺虫剤を買って帰りました。
そういう買い物なら、いいんです。
問題は「不要不急の買い物」です。
先日買ったエアーコンプレッサーも、まあそのクチですね。
「あるといいけど、なくても困らない」
私は、そういう買い物が多いのです(^^;)。
一番誘惑が多いのは、園芸売り場です。
今日の場合、ナシの苗木が〇〇〇円!
しかも、品種は「幸水」です。
私は、ナシが大好きです。
庭でたくさん採れたら幸せだろうなあ、と思います。
でも、私は知っています。
1本だけ植えてもダメ
世話が大変
それでもなお、心がグラグラしました。
まあ何とか思いとどまりました。
今日のところは。
今日のもう一つの誘惑は、パパイヤでした。
見切り品の花の苗は、ひとまとめにして値下げ販売してますよね。
ところが当店では、野菜の苗を時々無料放出するのです。
駐車場に「どうぞお持ちください」と書いて置いておくんです(!)
まだ傷んでいない苗ですよ。
売り時を逃して、店頭から撤去するだけなのですよ。
少し前には、キュウリの苗がひとやま放出されました。
で、パパイヤです。
なによりもまず、タダなんです。
(本当は高価なのですよ)
それに、世話はナシほど大変ではないでしょう。
今まで育てたことがないので、きっと楽しく栽培できるだろうなと思います。
でもなあ。
間違いなく、時間を取られます。
そんなことしてていいのか>自分
これから夏野菜の世話が忙しくなるし
草取りもしなくちゃいけないし
裏山もまだやることだらけだし
来週から鏡台作りに取りかかるし
あずまやも作る計画だし
家の中もやること山積だし 等、等、等。
ああ、明日になっても、まだパパイヤが残ってるのかなあ。
果物って、華があって、野菜とは違ったときめきがあるよなあ…。
ということで、私は毎週のように誘惑と戦っているのでした(^^;)。
2022年6月19日 (日)
先を見通せる男になるのだ ~フェイスガード トラスコ BM-PC~
草刈りの際に、今までメッシュのフェイスガードを使っていました。
それを、こちらのクリアタイプに替えてみました。
景色が全く違います。
よく見えます。
これ、草刈りの際にはとても大切なことです。
安全性の向上にもつながると思います。
ナイロンコードで草刈りをする際には、フェイスガードは必需品だと思います。
でも、メッシュタイプだと、粉砕された草の破片が、はさまるんです。
放置しておくと、どんどん視界が悪くなります。
掃除しようとすると、少なからぬ手間がかかります。
エアコンプレッサーを使っても、完全にはキレイになりません。
クリアならば、簡単にキレイになります。
加えて、私は肩掛けバンドと防振手袋にオレンジ色を使っているので、このフェイスガードだと色が揃って、気分がアガリます(^^;)。
(ハスクバーナでもスチールでもないのですが)
職場での金属カット(火花が飛びます)用に、もう一つ買おうかな…。
2022年6月18日 (土)
ホームセンターで働いてます(7)~トマトの屋根~
5月6月は、売り場でちょくちょくこんな相談をされました。
「トマトに屋根をかけたいんだけど、…」
店には、トマトの屋根のセットが2種類置いてあります。
相談してくるお客さんは、それを買いたくない方です。
まあ、気持ちはわかりますよ。
トマト屋根セットってのは、
トマトだけのために
年に数か月のために
使わない時はけっこう場所をとり
それでいて金額は安くない(トマトが何個買えることか!)
だから、普通の園芸支柱を組み合わせてなんとかしたい、というのです。
でも、ですよ。
支柱が、何本も必要です。
がっちり組むなら、ビニタイではなく、ジョイント金具を使いましょう。
ビニールシートも必要です。
これだけ全部新しく買うと、けっこうな金額になります。
屋根セットの方が安い、というケースも出てきます。
作り方によっては、強度も心配です。
(あるお客さんは、トマト屋根を風でひっくり返されたそうです)
自分でなんとかする自信があるお客さんは、最初から質問なんてしてきません。
店に来てから(つまり下調べせずに)質問をしているという時点で
「このお客さんは自力で組めるのだろうか」
という不安があります。
「支柱はたくさんあるんだよ」
「セット品と違うサイズで屋根をかけたいんだよ」
そういうお客さんでなければ
「セットの方が、安心で安上がりですよ」
と答えています。
でも「じゃあセットを買っていきます」
という方は少ないですねえ。
えっ、私?
もちろんDIYですよ(^^;)。
手持ち資材がいろいろありますし、
何よりも、いろいろ工夫するのが、面白いじゃありませんか!
2022年6月17日 (金)
竹林と共存したい ~ハチクを食べる~
裏山の竹を切っていたら、隣の田んぼのご主人に教えられました。
「それ、生で食べられるよ」
ハチクのタケノコです。
私が知っているタケノコは、モウソウチクです。
そう、スーパーでも売っている、あの太いやつです。
それにひきかえ、ハチクは細く長く、しかも見た目がちょっと怖い(^^;)。
しかし「生でも食べられる」ということは、アク抜きしなくて良いということではありませんか。
軽くゆでて食べました。
うん、普通にタケノコです。
驚いたのは、出るゴミが少ないことです。
生のモウソウチクを料理したことがある方は、わかりますよね。
あれとは全然違いました。
そういうわけで、採ってから食べるまでが圧倒的にラクちんです。
モウソウチクより細いですが、それも老夫婦2人暮らしにはちょうど良いのです。
これまでのところ、私は竹を庭木の支柱として使うだけでした。
これで、第2の用途が開けました。
裏山の竹は、これから数年かけて減らしていくつもりです。
でも、根絶するつもりはありません。
(無理でしょうけどね)
里山の一部として、使いながら共存していきたいと思っています。
2022年6月14日 (火)
今年もそういう季節になったのね(2)~ホタル~
今年も、ホタルが飛ぶ時期になりました。
自宅の前の道でホタルが見られるのです。
改めて、感激しています。
今年は、去年よりもホタルが多いような気がします。
しかも、ウチの庭木にとまって光る子までいます。
もう嬉しくて、たまりません(^^♪。
今の時期は、蚊がいなくて、涼しいので、いつまでも見ていられます。
来年も、再来年も、見たいものです。
2022年6月13日 (月)
あと10回通いたい ~折平山・高根山~
折平山には、名古屋に住んでいた時に、2回登ったことがある。
宮標石だけを目的に、戸越峠から歩いたと記憶している。
今回の主目的は、今の家から見える高根山だ。
旧めぐみの森キャンプ場付近から入ることにした。
ウチからだと10分で行ける!
この付近には、入り口が2つある。
めぐみの森入り口(閉鎖)と、林道(通行止め)だ。
この2つは、少し離れているだけだが、行き先は全然違う。
まず、林道の方へ入る。
舗装された道だ。
手入れされた気持ちの良い人口林、気持ちの良い二次林、荒れ果てた人工林、荒れ果てた二次林の4種類を見ることができる。
いろいろなことを考えさせられる。
「通行止め」標識まで行くと、「天狗岩展望台」に向かって、しばらく急坂を登ることになる。
この山域が花崗岩であることがよくわかる道だ。
なるほど、天狗さまがいそうな雰囲気だ。
稜線まで上がると、一転して、歩きやすい快適な道が続く。
猿投山から折平山まで往復すると、単にこういう山なのだとしか思えないだろう。
枝道がたくさんある。
今やウチの近所の山なので、全部の分岐を試してみたくなる。
もちろん、3体ある天狗像も全部拝みたい。
折平山には、三角点があるが、展望はない。
おそらく昔はハゲ山で、展望が良かったのだろう。
高根山も、展望がない。
我が家が見えることを期待していたのだが。
高根山から少し北へ行くと、立派な展望台がある。
かつて、キャンプ場が使われていた頃は、ここまでハイキングをしていたのだろう。
ここで驚いたのは、西市野々の集落だ。
かねがね、この集落がなぜあんな急坂の上にあるのか不思議だった。
しかし、展望台からの景色で納得した。
まるで「天空の村」だ。
西市野々は、山の中にある、貴重な平地だったのだ。
なるほど、ここに人が住みつくわけだ。
展望台付近には、立派な階段やベンチや看板がある。
しかし、今やササや倒木が道をふさぎ、廃道寸前だ。
キャンプ場ともども、もったいない話である。
私が管理人として通っても良いのですが>豊田市さん
(旧めぐみの森キャンプ場入り口)
(ここから入ると展望台へ出ます)
私は、折平山~607mピーク~高根山を勝手に「折平三山」と呼んでいる。
(山たまごさんは、山行記に三山の写真を載せている。さすがだ)
天狗像以外にも見どころが多く、私好みの山域だ。
地元の山なので、あと10回くらい通いたいと思っている。
2022年6月12日 (日)
野菜・果実の収穫と保存(2)~青梅~
「梅の木救出大作戦その1」で書いたように、裏山の梅の木がたくさん実をつけています。
それは良いのですが、困ったことが一つあります。
隣の水田に、実が落ちるのです。
日当たりの良い水田上空へ枝を伸ばして、そこで実をつけているのです。
ウチの木ではありませんが、実をつけるようになった責任は、私にあります。
いいでしょう。
水田上空の梅の実を、収穫することにします。
地面が傾斜していて、園芸三脚を使ってもキレイに立ちません。
加えて、私の持っている1.8m三脚では高さが足りません。
仕方ありません。
今日のところは、届く範囲で枝を切り、梅の実を収穫することにします。
こういう時は「収穫バッグ」が実に役に立ちます。
さて、保存です。
収穫の半分で、青梅ジャムを作ります。
ネットで見たレシピ通りに作ります。
私好みの、酸っぱい味になりました。
(それでもしこたまグラニュー糖が入っています)
残りは、梅酒にするつもりです。
梅が黄色くなったら、また収穫です。
次は何を作ろうかな(^^♪。
入梅には穴を掘れ ~庭に縦穴を掘る~
ウチの裏庭には、1か所だけ、水がたまる場所があります。
大雨のたびに、池ができます。
浄化槽に水が入るのが心配なので、浄化槽の通気孔のフタを替えてもらいました。
「コルゲート管を埋めようか」と思っていました。
転機となったのは、『現代農業』でした。
「縦穴掘りが流行中」(2021年3月号)
「明渠・暗渠・縦穴掘り」(2021年12月号)
田畑の排水が良くなり、収量が増える、というのです。
「大地の再生」「点穴」の記事もあります。
コルゲート管を埋めれば、排水が良くなるのは間違いないでしょう。
しかし、最後にどこへ水を流すかが問題となります。
縦穴を掘るだけなら、その問題はありません。
いろんな道具がある中で、手動の穴掘り器を試してみます。
意外に簡単に穴が掘れます。
しかし、ウチの敷地の場合、ちょっと掘ると、何かにぶつかることが多いのです。
その場合、少し場所を変えて、また掘ります。
穴を掘った後、どうするかも、いろんな方法があります。
今回は一番手軽な「割り竹をさす」でいきます。
何しろ、目の前に竹やぶがありますからね(^^;)。
竹を切って、竹割り器で割って、節を抜いて、穴に差すだけです。
いずれは穴がふさがるでしょうが、また掘れば良いでしょう。
今日は入梅です。
さて、今年の裏庭に池はできるでしょうか。
大雨が降るのが待ち遠しいです(^^;)。
2022年6月11日 (土)
清く正しく生きるのだ ~エアーコンプレッサー アネスト岩田 FX7401~
というわけで(^^;)。
買ってしまいました。
自分の職場で。
開封前に、うなってしまったのが、これです。
「DIY向け」であることを、これでもか、これでもかと強調しています。
外箱だけで8か所も!
「業務用とは耐久性が異なります」とまで書いています。
慎重と言うか、正直と言うか…。
もちろん、私の使い方では何の不足もありません。
(こう表示しなきゃいけない電動工具は、他にもたくさんあると思うのですが)
工房に置いてみると、心配していたよりも小さく感じます。
作業台の下に設置できそうです。
ただしその場合、短い電源コードがネックになりますが。
もう一つの心配は、動作音でした。
電源を入れてみると、…なるほど。
ネット上で読んでいた通り「洗濯機くらいの音」です。
静音ではありませんが、丸ノコの音よりはマシだと思います。
私の使用条件では、なんとかOKです。
一番やりたかったのは、エアブロー(ホコリ飛ばし)です。
エンジン草刈機、スライド丸ノコ、集塵機(掃除機)のフィルター、チェーンソー、等々。
道具のメンテナンスは、まず掃除から始まります。
みんな、これからキレイにしてあげるから、待っててね!
2022年6月 9日 (木)
エアーコンプレッサーに心が乱れる
今朝の新聞に、あるホームセンターのチラシが入ってきました。
私の職場にとっては、競合店にあたります。
なに!
アネスト岩田のエアーコンプレッサーが1万円台前半?
「お一人様一台限り」?
そりゃあ、そうだろうねえ。
私の工房は手狭になってきましたが、エアーコンプレッサーは欲しい大物工具の筆頭です。
置き場所と価格がネックとなって、今まで二の足を踏んでおりました。
しかし、この価格なら、思い切れます。
朝から、心が落ち着かなくなってしまいました。
仕事の帰りに、買いに行っちゃおうかな…。
いや、待て。
いったん、頭を冷やせ。
いやいや、この値段だと、1日で売り切れるということもあるぞ…。
仕事から帰る前に、私の職場で売っているコンプレッサーを見てみました。
おお、あるじゃん、アネスト岩田。
ただし、競合店のセール品ほど安くはありません。
今日のところは、帰宅して頭を冷やすことにしました。
さて、じっくり調べてみると。
競合店で安売りしている機種は、オイルレスでも静音でもありません。
しかも、アネスト岩田のWebサイトに載っていません。
ああ、そういう機種なのね。
一方、私の職場で売っている機種は、オイルレスで、まあまあ静音です。
しかも、アマゾンより安い!
タンクの容量は、競合店のセール品と同じです。
うーん、やるじゃん、ウチの店。
仕入れ担当者、よく分かってるなあ。
数千円違っても、買うならこっちだろうなあ。
…ということで。
私は、再び心静かに暮らすことができるようになりました(^^;)。
さて、ウチの店にあるあれ、どうしようかなー。
2022年6月 8日 (水)
裏山の竹林整備(7)~カシワ?モンゴリナラ?~
梅の木の周りの竹やらフジやらを切っていくうちに、全然違う葉が現れました。
むむ。
この葉は、カシワでしょうか。
もしかして、フモトミズナラ(旧称モンゴリナラ)でしょうか。
いずれにせよ、この木は助けねばなりません。
またも、ズームチョキが大活躍です。
当地では、日がなウグイスが鳴いています。
心なしか、ウグイスが応援してくれているような気がします。
「もー、ダメじゃん!」
「切っちゃえ切っちゃえ切っちゃえ!」
…そんなふうに聞こえました。
はい、がんばりますよ(^^;)。
カシワとフモトミズナラはとても似ているので、私には区別できません。
全国的には、フモトミズナラの方が珍しいでしょう。
しかし、ここ豊田市西部では、カシワなんて自生していないはずです。
フモトミズナラの方は、あちこちに残っています。
いずれにせよ、これでこの木への日当たりが良くなったので、来年は花を咲かせるでしょう。
すると、秋にはドングリができるでしょう。
そのドングリを拾って、実生の苗を育てて…と今から勝手に夢がふくらむのでした(^^;)。
2022年6月 7日 (火)
ボールペンに驚く
退職祝いに、古くからの知り合いである先生から、ボールペンをいただきました。
私が使ったことがない、高級品です。
しかし、もはや私は座って字を書くような仕事をすることがありません。
もったいない使い方かなと思いながら、ホームセンターで、エプロンに差して使うことにしました。
一番多い使い方は、木材カットの際に、寸法を訊いてメモする、というものです。
(当店では客が自分で寸法を描くシステムになっていないのです)
驚きました。
私は長年の教員生活で、安物のペンばかり使ってきました。
「これで十分だよ」と思っていました。
それが、高級品は、さすがに違ったのです。
ノックすると、一発で字が書けます。
最初の数センチがかすれる、ということがありません。
(あなたも経験あるでしょう?)
ちょっとした違いなのですが、積み重なると大きな違いになってきます。
そして、ペン先が滑らかに滑ります。
気持ちよく字が書けます。
いやあ。
N先生、ありがとう。
大事に使わせていただきますね。
2022年6月 6日 (月)
土岐市のお庭にときめく ~ギャラリースペース岳~
このカフェのことは、既に紹介しました。
数回行ったかな。
今回は、葉が茂ったお庭を拝見するために行きました。
専門家は「手入れが足りない」と言うでしょう。
しかし、私はそれが不快に思えません。
とても自然な感じなのです。
おそらく、植えられている植物が野山に自生しているもの中心だからなのでしょう。
そして、こぼれ種で芽吹いてくる小さな株たちも、見事に使っています。
ここはギャラリーなので、メインは庭ではありません。
どこを見てもセンスが良く、絵になります。
「自分も、庭や室内をもっとステキにしよう」という意欲がわいてきます。
オーナーは、画家であり、陶芸家であり、庭づくりからフラワーアレンジメントまでやる園芸家であり、かつては登山家でもあったという方です。
行くと、いつも楽しく長話をしてしまいます。
また勉強させていただきに伺いますね。
2022年6月 5日 (日)
野菜と果実の収穫と保存(1)~シソ・バジル・イタリアンパセリ~
この日のために、ミル&ミキサーを買いました。
(職場であるホームセンターに置いてありました)
●粉末シソ
「ドライメニュー」なので、まず電子レンジでチンして、パリパリにします。
あとは、ミルの力であっという間に粉末になります。
ふりかけではないので、塩も何も混ぜていません。
熱湯消毒したビンに入れて保存します。
いろいろなものにかけて、香りを楽しみたいと思っています。
●バジルとイタリアンパセリのペースト
「ウェットメニュー」なので、電子レンジは使いません。
葉と、オリーブオイルと、塩コショウを入れます。
ミルを動かすと、おお。
こんなにカサが減るのか!
さっそくパスタにかけて食べてみました。
うーん。
悪くないけど、もう一味ほしいな。
松の実を入れるべきだったかな。
それとも、摘みたての香り高い葉を使うと良いかな。
次回が楽しみです(^^♪。
●念願だったのです
「野菜の収穫と保存」という本が、何年も前から私の本棚に入っています。
「将来、自分の畑を持ったら、この本のように収穫して、保存したい」
そう思い続けていました。
そして、今回、その念願がかなったのです。
今後どんどんいろんな野菜で収穫と保存をしていく予定です。
次は、キュウリかな?
2022年6月 4日 (土)
虫たちの季節(3)~アリの行列~
田舎に引っ越して早々に、こんな記事を書きました。
「網戸から虫が入る!?」
もちろん、羽虫だけでは済みません。
アリが入ってきました。
ムカデも入ってきました。
1匹や2匹じゃありません。
ですから、アリ用の薬剤とムカデ用の薬剤が常備してあります。
今年もまた、アリの季節がやってきました。
あっちの部屋でも、こっちの部屋でも、アリが行列を作りました。
3種類の薬剤とマキタ掃除機と養生テープを駆使して、駆除しました。
4日間かかりました。
ところで、田舎暮らしで問題になるのは、虫に対するカミさんの態度です。
「きゃー!」
「退治して退治して退治して!」
「もう無理!」
そういうカミさんと一緒では、田舎暮らしは難しいでしょう。
ところがウチのカミさんときたら、私よりも平然としているんです。
ありがたいことです。
さて、次は何が入ってくるかな…?
2022年6月 3日 (金)
2022年6月 2日 (木)
瀬戸市で一番バエる場所? ~瀬戸民藝館~
以前「窯横カフェ」について書いたことがあります。
その後、カフェもギャラリーショップも改装休業していました。
このたび「瀬戸民藝館」としてオープンしたので、さっそく行ってみました。
店に入る前から、もうヤバい雰囲気が漂っています。
建物自体は、前からあったものですが、植栽が変わっています。
雑木ばかりです。
でも、最近流行りの「雑木の庭」とはレベルが違います。
「植えたばかりです」という感じがありません。
その中に、よく見ると通気パイプが…!
これは「点穴」?。
この植栽をしたのはどこの会社なのでしょうか?
外観だけで、バエる写真が10枚は撮れるでしょう。
民藝館に入ると、まずショップがあります。
ここは、無料で入れます。
以前のギャラリーショップは、本業窯さんの製品だけが並んでいました。
私にとっては、それだけでも十分ヤバい場所でした。
ところが、今回のリニューアルで、日本各地の民藝の名品が店に並ぶようになったのです。
ああ。
NHKの「みんなの歌」に出てきた歌が思い浮かびました。
「ぼくは~もうダメだあ~」
欲しいモノだらけです。
蕎麦猪口と小皿を買って帰るつもりだったのが、あっちもこっちも欲しいものだらけです。
おまけに、店のステキなお姉さんがあれこれと解説をしてくれて、ますます欲しくなってしまいます(^^;)。
更に、建物もステキなのです。
ショップだけで、バエる写真が30枚は撮れるでしょう。
入場料を払って館内に入ると。
ここは、見る人の興味や知識によって受け取り方が違うでしょう。
まず、1階。
例えば、100年以上前の馬の目皿(今も同じ皿が作られています)を見て、何と思うか、です。
もちろん私は大喜びです(^^♪。
そして、2階。
室内が、一段と素晴らしいんです。
これこそが「民藝館」です。
室内に置いてあるもの、そして建物自体が素晴らしいんです。
ただ、ここも見る人の興味や知識が問われる場所ではあります。
ということで、館内でバエる写真が何枚撮れるかは「ケースバイケース」としか言えません。
好きな人は、100枚でも撮るでしょうね。
ただし、広くないので「民藝館」を期待するなら、豊田市へ行った方が良いでしょう。
受付には、オープン祝いの花が並んでいました。
その中にはNHKの「美の壺」からの花もありました。
うーん、偉いねえ、NHK。
「TV取材はまだ来ないんですか?」
「ないです。」
NHKは、以前ここを紹介しているので、次回が難しいでしょう。
しかし、地元民放は何をしているのでしょうか?
瀬戸の他の業者さんに遠慮して、ここだけを採り上げられないのでしょうか?
建物、ショップ、展示、窯、カフェ…。
これだけでも、45分の番組が作れるでしょう。
もともと全国に知られた窯なのですから、今後全国からお客さんが来るでしょう。
今回のリニューアルで、ますます人気の場所になるだろうと私は確信しています。
興味のある貴方、行くなら、今のうちだと思いますよ。
2022年6月 1日 (水)
偉いぞ、ワークマン! ~メッシュサファリハット~
何度か書いておりますが、私は頭がデカいんです。
それなのに、売り場にある帽子のほとんどは「フリーサイズ」です。
ある定義によれば、フリーサイズとは
「どのような体格の人にも着られる大きさ」だそうです。
大ウソです。
別の書き手によれば、フリーサイズとは
「誰でも着れるようには作られてないんです」
「実際は、S~Mサイズのことを指すことが多いのです。」
私もそう思います。
売られている「フリーサイズ」の帽子のほとんどは、私の頭に合いません。
そんな中で、私でもかぶれる数少ない帽子を使ってきました。
でも「かぶれりゃそれで良い」というものではありません。
私が欲しいのは、こういう帽子でした。
適度な長さのつばがあるハット
小さく折りたためる
たたんでからかぶっても、つばがちゃんと機能する
通気性があって頭が熱くならない
私が許せるデザインと色
長年、こういう帽子が欲しかったのですが、出会うことはありませんでした。
それが、ついに出会えたのです。
ワークマンです。
「メッシュサファリハット」です。
最大の驚きは「LL」があることでした。
今までにこんなサイズ表記の帽子を見たことがありません。
しかも、私が上記に挙げた条件を全て満たしているのです。
しかもしかも、色は4色から選べるのです。
しかもしかもしかも、着脱できるあごひもが付いています。
登山でも、ホームセンターの外売り場でも、快適に使っています。
「LL」の帽子が必要な人は、そんなに多くないでしょう。
だから、今まで業界から相手にされてこなかったのでしょう。
しかし、ワークマンさんは、ちゃんと対応してくれたのです。
そして、ワークマンらしいのが、いくつものサイズを揃えながら、1000円もしない、ということです。
「フリーサイズ」しかない帽子は、たいていもっと高価なのに。
偉いぞ、ワークマン!
今の時点で、この帽子は、私にとって世界最高の帽子です。
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