鏡台を作る（１）～鏡が問題だ～

縁者の若夫婦に「お祝いに家具を作ってあげる」と言ったら、鏡台をリクエストされました。

まず、鏡を発注します。
ウチは買い物に不便な場所なので、ネット通販を使います。
業者によって、驚くほど送料が違います。
送料が安い業者でも、無事に届きました。

鏡の厚みは５ミリ、長さが１２００ミリ、幅が４５０ミリです。
私、姿見は買ったことがありますが、大きな鏡だけを買うのは、これが初めてです。
鏡って、こんなに重いのか！
これをどうやって木に固定するかが、最初の難関でした。

若夫婦から送られてきたデザイン画は、なかなか意欲的でして(^^;)。
「鏡＋土台の板」の厚みをそんなにとれません。
ひとまず９ミリの合板を使うことにします。

鏡用の金具と鏡用のクッションを使って、鏡を合板に固定します。
これも、初めての経験です。
鏡を割らないように、慎重に作業を進めます。

見栄えを良くするために、鏡の周りに枠を付けることにします。
薄い合板と細い木材という組み合わせなので、ミニビスを使って固定します。
プラスの１番ネジという細いネジです。
１本１本下穴を開け（これも通常より細いドリルを使います）、手回しドライバーで慎重に締めました。

ようやく、鏡部分だけ完成しました。
合板と枠は、組み立て前に塗装してあります。
鏡部分を作るだけのために、私としては異例な手間と時間をかけています(^^;)。