お客さんの目がこわい ~ホームセンターで働いてます(11)~
いえ、お客さんがにらんでくるとか、そういう話じゃないんです。
今回は、話が長いです(^^;)。
私の子どもが小学生だった頃。
授業参観や個人懇談には、父親である私が(休みを取って)何度も行きました。
何を見るかって、自分の子どもじゃないんです。
学校と、先生を見るんです。
悪い言い方をすると、値踏みに行くわけです。
「今度の学校は〇〇だな」(一度転校しています)
「今年の先生は〇〇だな」
きっと、職員室でイヤがられていたと思うんです。
「また縄文人お父さんが来た!
あの人、何も文句言わないけど、自分の子どもをちっとも見ないで、それ以外のものばかり見てるのよ!
あの人、学校の先生なんでしょ。
あー、あの人、もう来てほしくない」
だからこそ今、ホームセンターに来るお客さんが、こわいんです。
「3S活動」とか「5S」って、ご存じでしょうか。
ご存じない方でも、こういうのは見聞きしたことがあるでしょう。
「使う道具の場所を決める。
そこに輪郭線を書いたり、凹みを作ったりする。
必ずそこに戻せば、次回使う時に、その道具を使う時間をロスすることがない。
道具を探す時間は、価値を生まないムダな時間」
ウチの店でも、あちこちで、いろいろやっています。
ちなみに「3S」とは「整理」「整頓」「清掃」です。
でもねえ。
ウチの店があるのは、豊田市ですよ。
お客さんの中には、当然、トヨタ自動車や、その関連工場で働いている人がいるわけです。
「トヨタ〇〇」と社名の入った、社用車で乗り付けるお客さんまでいます。
トヨタさんは、「5S活動」の総本山のような存在です。
お客さんの中には、そのトヨタで「5S」を推進する専門家までいるかもしれません。
いや、当然いるでしょう。
そういうお客さんに、ウチの店は、どう映るのでしょうか。
「ふふん。
一応3Sくらいまでは、やっているようだな。
でも、これじゃあダメだな」
そう思われても、不思議ではありません。
私、そういうお客さんと話をする機会があったら、全く胸を張れません(^^;)。
考え過ぎでしょうか。
そうではないと思います。
何しろ、かつての私が、そういう参観者であったわけですから(^^;)。
そういうわけで、私は目に見えないお客さんからの厳しい目におびえながら(^^;)
個人的にできる範囲で、整理、整頓、掃除に励んでいるのです。
いつの日か、トヨタさんに胸を張って
「見てください!」と言える日が来るといいなあ…。
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