雨樋と屋根の微妙な関係 ~東屋を作る(番外編10)~
●雨どいの長さ
この写真、マズいんです。
オンデュリンの端が、雨どいよりも外にはみ出しています。
雨が降ると、端からポタポタと雨が落ちます。
せっかく雨どいが付いているのに。
6畳程度の東屋を作る場合、
野地板として合板を張る方が多いのではないでしょうか。
そうなると、屋根の幅は3640ミリ+アルファ になるでしょう。
雨どいの長さは、更に+アルファが必要になります。
ホームセンターで売られるパナソニックの軒樋の長さは、
公称3600ミリです。
それで、冒頭の写真のようなことになるわけです。
私はこれを勝手に「3600ミリ問題」と呼びます。
(注)
この後、破風板の外側にオンデュリンをネジ留めします。
オンデュリンの張り出しは減る予定です。
それでも、アスファルトシングルよりも外へ張り出すことには
変わりありません。
●集水器の付け方
集水器の付け方は2種類ありますが、私はこれが好きです。
雨どいを切らずに、穴を開けるだけです。
雨どいの強度が保てます。
ただ、このやり方だと「3600ミリ問題」が発生します。
こうやって雨どいを切ってから集水器に差せば「3600ミリ問題」は解決します。
雨どいが長くなったのと同じ効果があります。
やっぱりこのように、雨どいはちょっとだけ屋根よりも長くないと、ねえ。
●金具の問題
すると、今度は金具が問題になってきます。
雨どいを切らない方法なら、金具はこの付け方で問題ないでしょう。
でも、雨どいを切る方法だと、雨どいは2本に分かれます。
この写真だと、集水器より外の雨どいは、一つの金具だけで支えられています。
短く切った雨どいにも、金具は二つ欲しいですよね。
でも、上の写真の状況で、どこに金具を追加すればいいのでしょう?
鼻隠しがないので、金具は垂木に付けるしかありません。
小屋ならば、金具二つ分の長さをとった場所にたてどいを付ければOKでしょう。
(工房の雨どいはそうしました)
ところが東屋の場合、たてどいの場所=柱のある場所です。
たてどいの場所が選べません。
そして、今回の東屋では、屋根の端から柱までの間に、垂木が1本しかありません。
私が考えつく方法は、3つしかありません。
A 集水器を、垂木1本分内側にずらした場所に付ける
呼びどいは、軒に対して斜めに伸ばす形になる
B もう1本、1800ミリの雨どいを買って、2700ミリ+1000ミリのように接いで使う
C 端の雨どいは金具1つでなんとかなるさ、と考える
Aが安くて無難でしょう。
でも、長い呼びどいが斜めに付くので、見た目が良くありません。
Bが一番まっとうな方法でしょう。
これが他人の東屋だったら、私はこれにします。
でも、少し高価であり、少なからぬゴミが発生します。
Cは、大雪が載ると、雨どいが外れるかもしれません。
でも、当地ではそこまでの雪は何十年かに1度ではないかと思うのです。
そういうわけで、今のところCにしてあります。
プロから見ると、とんでもない素人仕事でしょう。
いいんです。
文句を言う客は、いません。
迷惑をかける人も、いません。
壊れたら、自分で直します(^^;)。
(こちらは鼻隠しがあるので、短い距離でも金具を追加できます)
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