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2023年4月27日 (木)

ああ藤岡は藤のまち(2)~ふじの回廊~

今が見頃です。
平日なのに、結構な人手でした。

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「ふじの回廊」は軽く散策するのにほど良い距離で、
お年寄りもたくさん歩いていました。
皆さん「キレイねえ」などと言いながら
スマホを向けています。
藤岡観光協会のwebサイトでは、
ここを「見どころ」の筆頭に挙げています。
まあ、文句のないところでしょう。

昨日私が書いた「荒廃の花」と何が違うのでしょう?
藤棚です。
ここの藤は、他の木に巻きついていません。
そして、人の手で植えられたものです。
その上、剪定などの世話をしっかりされています。
だからこそ美しく、安心して?愛でることができるのです。

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(見事に剪定されています)

自生する藤とは、まったく違う環境です。
不自然と言えば、まあそうです。
でも私は、こちらを支持します。
水田や雑木林と同様「人手が加わってこその美しさ」
だと思います。

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(こんな仕立て方もあります)

藤岡地区では、他の場所でも藤棚を見かけます。
これがもっと増えてこそ「藤のまち」なのですが、
手間がかかるし場所を取るので、難しいでしょうねえ。

(余計な話)
「藤のまち」を謳う自治体は全国に点在しています。
その一つが、群馬県藤岡市です。
調べてみると、愛知の藤岡も群馬の藤岡も
「地名に藤の字が付くから藤のまちにしよう」
となったように思われます。

では愛知の「藤岡」という地名は、
どうやってできたのでしょう?
1906(明治39)年に高岡村と藤河村が合併した際に
「足して2で割る」という方法で作られた地名です。
(そういう地名はたくさんあります)

では「藤河」という地名は、どうやってできたのでしょう?
1889(明治22)年に7つの村が合併した際に
作られた地名です。
7つとなると「足して2で割る」ができません。
「藤」も「河」も7つの村の地名にはない字です。

そして2005(平成17)年に藤岡町は
豊田市に編入され、「藤岡」という地名は消滅します。

こういう経緯を知ると、二通りの反応が考えられます。

「藤」には大した根拠がないんだから、
もう「藤のまち」の看板を下ろしてもいいんじゃね?

100年以上「藤岡」だったのだから、
その歴史をしのぶためにも「藤のまち」と
謳い続けたいものです。

貴方なら、どちらを選びますか?
私は「どちらかと言うとA」なのですが。

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