雑草の方が偉い ~駐車場の草取り~
雑草の季節です。
我が家も草取りの時間が長くなってきました。
駐車場のコンクリートも、防草シートも、その上の砂利も何のその。
どんどん草に覆われていきます。
でもねえ。
そういう場所の草取りをしていると、感心しちゃうんです。
「雑草の方が人間より偉いかも」
なんて思うんです。
だって。
コンクリートも、防草シートも、砂利も、
言ってみれば不毛の地です。
ところが、雑草はそこへつるを伸ばし、ランナーを伸ばし、
地下茎を伸ばして進出してきます。
そして、枯れ草として残り、翌年の雑草の
手がかりや足がかりになります。
その後、腐植土となって、雑草に適した環境を作ります。
そこへ種子が飛んで来て、更に雑草が増えていくのです。
少し前に「あとから来るもののために」(坂本真民)
という詩を紹介しました。
雑草たちがやっていることは、正にこれです。
更に思い出すのが「いつか冷たい雨が」(シュリークス イルカ)という歌です。
私が 土になったら
お花たちよ そこから 咲いてください
少年時代の私は、これを聴いて心が震えたものです。
現代の日本では、実現が難しいでしょう。
でも、雑草は当たり前にこれをやっているのです。
田淵義雄著『森暮らしの家』には、こんな一節があります。
「ゴミになるな!土になれ!」
そう叫びながら、堆肥をホークで切り返しして、
その発酵と腐植をうながす。
すると、堆肥の山がこう応える。
「わかった!きみもな。」
私は、堆肥にこう言われたら
「ごめんなさい」としか言えません。
そういうわけで。
雑草に感嘆と尊敬の念を抱きながら
草を取る今日この頃なのです。
| 固定リンク
「その他」カテゴリの記事
- お盆のお寺の夏対策 ~タープを張って片付けます~(2026.08.14)
- 換気口にフィルターを付けるのだ ~コバエ?が発生~(2026.08.11)
- 私もネズミ除去手術か…?(2026.08.10)
- オーボエが好き! ~対決させる楽器を夢想する~(2026.08.07)
- あの人たちの感想が聞きたい ~『天上の虹』(里中満智子)を読む~(2026.07.31)
「園芸」カテゴリの記事
- 暑くても、私たちは元気です ~夏の植物たち~(2026.08.06)
- 鉢花に日除けを張るのだ ~グラスファイバーポールと不織布を使って~(2026.08.01)
- 日除けハウスを作ってみた ~ミニ温室に寒冷紗を張る~(2026.07.23)
- 縁がないと思っていたのに一日で恋に落ちました ~ヘッジトリマー~(2026.07.14)
- 気が付くのが遅すぎた ~ジャガイモにテントウムシダマシ?~(2026.06.09)


コメント