多様性が滅亡を防ぐのだなあ(1)~アリと殺虫剤~
今日のアリ対策です。
まず「アリカダン」という薬剤を要所に撒きます。
「速効殺虫 侵入防止」とうたう、恐ろしい薬です。
これ、ホントは室内で使っちゃいけないやつですね。
1時間後。
行列は、消滅寸前でした。
「死屍累々」という表現が頭に浮かびました。
「速効殺虫」は本当なのでした。
ところが、まだ動いているアリがいます。
おそらく、薬剤に近づかなかったアリたちでしょう。
全体の4分の1くらいかな。
申し訳ないけど、養生テープで押さえて駆除します。
ああ、イルカさんが悲しむなあ(^^;)。
(→意味がわからない方はこちら)
これで安心してはいけません。
全部退治したと思ったその5分後には、またアリが動いています。
先ほどは、どこか違う所にいたのでしょう。
キリがありません。
明朝、またアリが動いているでしょう。
明日も同じことの繰り返しです。
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ようやく今日の表題の話です。
つまりですね。
みんなと同じ時に
同じ場所で
同じことをしている奴は、
みんなと一緒に滅ぶ
ということなのです。
みんなと一緒に行列をしていたアリは、薬剤で死にました。
行列にいても薬剤に近づかなかったアリとか、
行列に入らずに違う場所にいたアリとか、
サボっていたアリとかが、生き残ったのです。
(または、まだ生き残っているのです)
逆に言うと、こうです。
生き残るのは
みんなと違う時に
みんなと違う場所で
みんなと違うことをしている奴
これは、以前から熱帯魚を見ていて感じていました。
「ああ、アリもやっぱり同じなのだな」
と改めて思った次第です。
(続く)
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