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2023年10月

2023年10月31日 (火)

「平和への祈り」再掲

やすらぎよ 光よ
とく かえれかし
命こめて 祈る我らの
このひとふしの あわれにめでて
やすらぎよ 光よ
とく かえれかし

(蛇足)
「とく」=すぐに
「かし」=〔強く念を押す〕…ね。…よ。
(注)
曲はこちら
(注2)
この曲についてはこちら

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2023年10月30日 (月)

ワンオフのクラシック・トライアルバイクにしびれる

目的は、他のバイクだったのです。
ところが、これを見たら目が吸い寄せられてしまったのです。

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一見してキレイなTY175かな、と思いました。
しかし、よく見ると細部がことごとくTYと違います。
話を聞いたら、このショップの元工場長が手作りしたワンオフマシンなのでした。

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(なんとフレームがチャンバーになっているのです)

海外のマニアの間では、2本ショックの古いオフロードバイクがブームになっています。
(一例としてこちら
私も一台欲しいのですが、国内では入手困難になっています。
古いバイクの良い所は、機能美です。
機能が集まって、バイクになっています。
単なるカッコつけの部品なんてありません。
それに、たいていの部品は金属製です。
どこを見ても美しいのです。
(自転車はそこが良いのです)

もちろん最新のバイクの性能とは比べ物になりません。
それでも、他と比べなければ十分に楽しめます。
2本ショックバイク限定の大会があるくらいです。

私が買ったGB350も似たようなものです。
時代遅れのスペックです。
でも、競争をしないユーザーにとっては、それで良いのです。
見て美しく、乗って楽しければ良いのです。
そういうユーザーは、たくさんいるのです。
だからGB350やZ900RSがベストセラーになるのです。

2本ショックのクラシックオフロードバイクを出したら結構売れると思うのですが。
メーカーさん、いかがでしょう。

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2023年10月29日 (日)

竹も切れば山となる ~裏山の竹林整備(8)~

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外仕事が快適な季節になりました。
裏山の竹をひと山切りました。
本当は1本切るごとに枝葉を始末した方が良いのです。
でも、私の場合その作業は平日の午後に少しずつやれる作業です。
日曜は覚悟を決めて竹林の中に入って格闘したいのです。
こうして、竹の山ができました。

今日使ったのは、充電式レシプロソーだけです。
本当にラクチンです。
近年超小型チェーンソーが話題になっていますが、私はこちらの方がずっと使いやすいと思います。

もう一つ助かるのが、広い裏庭です。
こんな風に自宅の敷地に竹を置けるなんて、ぜいたくな話です。
ここで燃やせれば一番ラクなのですが、さすがにそれはねえ。
枝葉を落としてから、軽トラでゴミ処理場へ持って行く予定です。

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(裏山はこの後、草刈機でキレイに整えます)

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2023年10月28日 (土)

土岐市のものづくりに感銘 ~妻木クラフト展(第10回)~

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いやあ、面白かったです。
小さな店が30以上、並んでいます。
私は二つ買い物をしました。

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ガラス細工です。
珍しい品物ではありませんが、カミさんにお土産として買いました。
トシをとったら、明るい色を身に着けなきゃね。

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革細工です。
もうじき届く予定の私のバイクに使う予定です。
(それについては稿を改めます)

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予想以上に盛大なイベントでした。
好天のためもあってか、なかなかの人出です。
臨時駐車場は複数用意されていましたが、一つは満車でした。

上の写真の右手前の店は、木工品を並べていました。
よくある杉とか桧とかではなく、いろんな広葉樹を使っていました。
センスも素晴らしかったので、店主としばらくの間話し込んでしまいました。
最近木工をしていなかったので、良い刺激となりました。

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主会場?の「ギャラリー岳」に行くと、この日のためにいろんな準備がしてありました。
庭はキレイに手入れされています。
ちょうど、木々の葉の色の変化を楽しめる時期です。

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右端は「芽吹いたモミジ等の苗を使って盆栽を作ろう」というコーナーです。
パラソルの後ろにはアーチがあり、庭を周遊できる小径へと続いています。
このギャラリーは、店内に並んだ作品と庭の両方がアートなのです。

このギャラリーに来ると毎回「センスが磨かれた」と感じます。
今日はいろんな店のいろんな作品を見たおかげで、いつもの数倍センスが磨かれたように思います。
名前を聞いたことがない出品者ばかりでしたが、レベルは低くないと思いました。
土岐市は陶芸の街なので、アートの素養のある方が多いのでしょう。
(木工の店主は東京芸大出身だと言ってました)

いやあ、土岐市は面白いです。
奥が深いです。
まだまだ、いろんなところを見て回りたいと改めて思いました。

この展示会は、明日10月29日も開催されます。
軽食の店もあります。
興味のある貴方、いかがですか。

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2023年10月27日 (金)

バイクの世界のパールイズミはどこに ~リターンライダーになる(8)~

●大違いでしょ

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どちらも13年前に買ったものです。
黄色は「キャノンデール」ブランドのビブタイツです。
尻パッドがクタクタにヘタっています。
赤色は、パールイズミの製品です。
私は同社のビブを3本持っていますが、これが一番使っているビブです。
それだけ数多く洗濯したのですが、見ての通り、パッドはまだ大丈夫です。

キャノンデールのビブは、パールイズミと同じくらいの価格でした。
安物ではありません。
それなのに、13年でこれだけの差がついたのです。
高価だったけど、安物程度のクオリティだったということなのでしょう。
安物だとなおさら、当たり外れがありますよね。
私はパールイズミの製品をいくつも使っていますが、外れは一つもありません。
私が何度も「信頼のパールイズミ」と言うのは、そういうことなのです。

●バイク用品をどうする
私が若い頃、バイク用品で外れを引いた記憶はありません。
アライ、ショウエイ、スコット、クシタニ、SIDI、シニサロ、等々。
今にして思えば、パールイズミと同じように信頼のおけるブランドばかりでした。
今のように格安バイク用品が売られていなかったのです。

リターンライダーになるには、バイクと免許だけでは足りません。
用品を再び揃えなくてはなりません。
最も金額がかさむのは、ウェア類です。
頭から足まで。
冬用、夏用、春秋用。
しかも、昔と違って「プロテクターは3種の神器」と言われる時代です。
おまけに、アライやショウエイのヘルメットは、今や5万円なら安いという時代です。

今や頭から足まで、安価な製品が簡単に買える時代でもあります。
私が今の時代に学生だったら、安い製品を選んでしまうでしょう。
でも、今の私は違います。
若い時に買ったブランドたちが、教えてくれました。
中高年になってから買ったパールイズミが、教えてくれました。
「一見高価に思えるブランドは、高価ではない」ということを。
長年に渡って満足感を与えてくれます。
もっといいものが欲しい、という欲が起きづらいです。

ということで。
これからぼちぼち、信頼できるブランドのバイク用品を揃えていこうと思っています。
ああ、「GB350なら安くリターンできる」は錯覚だったのですね(^^;)。

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2023年10月26日 (木)

グリスを塗らなかった一輪車タイヤの末路は

今日、ウチの店に持ち込まれた一輪車タイヤです。

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●回らない!
一番いけないのは、回転が渋いことです。
タイヤを回すと、ゴリゴリと引っかかりながら回ります。
気になるのが、ハブナットです。
これ、締めが甘すぎませんか。
車輪を両側から締めるナットが、ガバガバです。
タイヤが左右に動けてしまう状態です。
(おそらく入荷してきた状態のままです)
これだと、車軸に異物が入ってしまいます。
タイヤを回すとゴリゴリするのは、異物が入ったためでしょう。
ハブナットは、タイヤの抵抗にならない程度に締めておくべきなのです。
自転車のハブナット(玉押し)なんて、ベアリングが入っているので、締め具合がシビアです。
自転車乗りからすると、この一輪車タイヤのナットのルーズさは、あり得ないレベルです。

車軸を抜くと、グリスが塗られた形跡はありませんでした。
まあ、これが普通なのかもしれません。
自転車ではないのですから、タイヤがクルクルと回る必要はないのかもしれません。
でも、これだけ抵抗のある状態で一輪車を押していると、少しずつ押し手に疲労がたまると思うのです。
タイヤが軽く回る状態を維持して、悪いことは何もないと思うのです。
そしてそれは、ほんのひと手間で変わるはずなのです。

この一輪車は屋内保管されているとのことでした。
おかげで、ナットは固着していませんでした。
でも見ての通り、一部のナットやボルトはサビだらけです。
これが野ざらし一輪車だったら、どうなっていたのでしょうか。

このお客さんの要望で、店頭でタイヤ交換をしました。
(ウチの店は無料で交換します)
各所にグリスを塗って、ハブナットは適度に締めました。
今度はノーパンクタイヤなので、かなり長い間使えることでしょう。
もうこの一輪車でホイール交換(タイヤ交換)をすることはないかもしれません。
えっ、グリスなんて塗らなくて良かったのかな(^^;)。

(余談)
このお客さんは、空気を入れても抜けるので自転車屋さんに持っていったそうです。
「チューブがだめだ」
「チューブを換えるよりホームセンターに行った方が安い」
と言われたそうです。
まあ、その通りです。
しかし、まだ使えるホイールとタイヤを捨てて(ウチの店で処分します)ホイール丸ごと交換ってのは、ねえ。
こんなの、間違っています。
チューブが適正な価格で買える時代は来ないのでしょうか…?

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2023年10月25日 (水)

絵本を読み聞かせる幸せ ~ジジバカになる(4)~

孫の所に行くたびに、自分が贈った絵本を読み聞かせています。
嬉しいことに、ちゃんと見てくれます。
寝そべって読むので、途中で私が寝てしまうことがあります(^^;)。
そういうときは、孫がなにやら催促のようなことをして起こしてくれます。

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娘が撮ってくれたこの写真には、しびれました。
「これ、棺桶に入れて!」と娘に伝えてあります。

私が孫の相手をしている間、娘は他事をすることができます。
洗車に行ったり、郵便局に行ったり、夕食を作ったり。
次回は夫婦2人で出かけてもらおうかと思っています。

(蛇足)
もちろん私が絵本を読んでも、まだ理解できないでしょう。
でも、乳児はこうやって言葉を獲得していくのです。
わからなくても、どんどん話しかけ、本を読んでやるべきです。

私は教員時代に「親と子が同じ言葉を使う」という例を何度も見聞きしてきました。
親の使っている言葉を、子が獲得するのです。
豊かな言葉を聞いて育った子は、豊かな言葉を使うようになるでしょう。

えっ、私の子どもですか。
その点については威張れません。
だからこそ、反省をこめて孫にこういうことをしているわけです(^^;)。

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2023年10月24日 (火)

花も良いけど紅葉もステキ ~タニウツギ~

ウチの庭は、今年も紅葉が冴えません。
唯一嬉しいのが、タニウツギの紅葉です。
今までで一番キレイです。

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カラーリーフのような渋い赤です。
葉が大きく、よく茂っているので目立ちます。
春にはたくさん花をつけて楽しませてくれました。
それに加えて、秋にも楽しませてくれるのでした。

隣に植えてあるコバノミツバツツジやヤマボウシも、花と紅葉の両方楽しめる予定なのですが、まだそういう状態になっていません。
来年こそは、期待してるからね。

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2023年10月23日 (月)

お前だけは絶対に許さないからな ~抜く草、切る草~

今年はウチの敷地でセイタカアワダチソウが生えています。
彼らは、種と地下茎の両方で繁殖します。
地下茎を残したくないので、1本ずつ抜いています。
20本ぐらいあったかな。
この数なら、抜く気になります。

他の草は、基本的に切っています。
1本ずつ抜くなんて、やってられませんからね。
イイんです。
こちらは「要注意外来植物」ではないのですから。

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ウチの目の前の耕作放棄地は、一面のセイタカアワダチソウで真っ黄色です。
こうなると、抜くなんて不可能でしょう。
ウチの敷地までがこうなっては困ります。

私が当地に引っ越して来た頃は、こうではありませんでした。
耕作放棄地は、あまり見られませんでした。
それが今や、あっちもこっちも草ぼうぼうです。
それが続くと、真っ黄色になります。
草刈りをしない耕作放棄地は、これからどんどん黄色くなっていくでしょう。
ああ。


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2023年10月22日 (日)

ミシン針でいやはや ~ミシンよ母よ ありがとう~

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老母が「ミシンの針が折れる」と言うんです。
ブラザーの昔のミシンです。
最近久々に使おうと思ったら針が折れたそうです。
ホームセンターで針を買ってきたのに、すぐ針が折れると言うんです。

ははあ。
ブラザーの営業所へ行って、この型番の写真を見せて相談しました。
「職業用ミシンです。
 手芸店で売っているようなミシン針では合いません」
やっぱりねえ。
針は在庫しており、驚くほど安い価格でした。
60年以上前の機械の消耗部品がさっと買えるなんて、すごいぞミシン業界!
「針は、へこんでいる方を右側にして付けてくださいね」
はい。

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このミシンは、私が物心ついたときから家にありました。
私の母は、洋裁のプロでした。
このミシンで、かなり稼いでいたと思います。
私は子ども時代からたくさんの本を与えてもらいました。
費用は、かなりかかったはずです。
母とこのミシンのおかげだと思っています。

母はその後、どんどんミシンを増やしました。
裁縫部屋には、今も4台のミシンがあります。
今は洋裁の仕事をしていないので、みんな休眠しています。
でも、ちょっと使うとなると、一番古い足踏みミシンになるのでした。

次に実家に行った際に、感謝をこめて針を換えてくるつもりです。
さて、老母は今でもちゃんとミシンを操れるのでしょうか。

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2023年10月21日 (土)

自転車ステムなら簡単に上げられるのですが ~ステムエクステンダー~

E-601のハンドルをもう少し高くしたいと思っていました。
「ステムエクステンダー」を試してみました。

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この部品で、既存のステムの上にパイプを継ぎ足すわけです。
上に出っ張っている部分は、後で切り落とします。
これを使う前は、こうなっていました。

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73度のステムをひっくり返して使っています。
ハンドルは高くできますが、カッコ悪いったらありません。
それでも、走るとこれが一番調子が良かったのです。
問題は、サドルとの高低差です。

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ロードレーサーならこれで良いでしょう。
でも、この自転車ならサドルとハンドルは高低差ゼロくらいが相応しいはずです。
ステムの下に付けた「フロントバッグサポーター」がステムと平行でないのも美しくありません。

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今日のところは、こうしました。
ステムエクステンダーのおかげで、ハンドルとサドルはほぼ同じ高さになりました。
ステムは通常の82度ステムです。

走ってみると、実に快適です。
ブラケットに手を置いて走る時間がぐっと長くなりました。
以前は、しばしばフラット部分に手が移動していたのです。
ブラケットがサドルよりも低かったためだと思います。

ハンドルが高くなると、サドルにかかる体重が増えるでしょう。
「尻が痛くなるのでは」という心配がありました。
今日2時間走った限りでは、そういうことはありませんでした。
これに関してはもう少し様子を見る必要があるでしょう。

まあ、しかし。
相変わらず、カッコ悪いです。
本来の姿が美しいだけに、残念です。
「長身者用の、ヘッドチューブが長いフレームと似たようなもんだ」
「いや、それは違うだろ」
「カッコ悪いのは以前も今も同じ。
 それで乗りやすくなったんだからいいじゃないか」
「まあ、そうかもね」
…と一人で会話しながら乗っておりました(^^;)。

調べてみると、もっとスマートな外観のエクステンダーもあるようです。
試してみたいと思っています。

ここに至るまでのステムの悩みはこちら
「フレームが小さい」
「3つめのステム」

(蛇足)
日本の賃金は長年ほとんど上がっていない、と言われています。
その原因については、いろんな人がいろんなことを言っています。
原因が明確でないので、政府があれこれ言ってもなかなか賃金が上がりません。
ステムのように「エクステンダー」があれば簡単なのですが、ねえ。

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2023年10月20日 (金)

「役に立つ」が浅ましい言葉になってませんか ~「童話館ぶっくくらぶ通信」に感動~

孫のもとに毎月絵本が届いています。
私のもとには、報告と「通信」が毎月届きます。
この通信が、私のハートにググっと来るのです。

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今月は6ページに渡って「役に立つ」が問題にされています。

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(前略)「将来の仕事に役立つのか」「進路選択に有利なのか」「その道のプロになるのか」といったことが、早い段階から話題にのぼり、そのたびごとに「役に立つかな」「役に立たないかもしれないけど」という発言が飛び交ったり(略)

このような「人間の物語」は、私たちが、既成の価値観を壊し、自由な頭で感じることを手助けしてくれます。そして、常識や重要だと思いこんでいたことが、案外そうでもなかったとか、「そう思ってもいいんだ」「そんなふうに考えてもいいんだ」「そんな方法があるんだ」という気づきに出合わせてくれるに違いありません。(略)

せめて、子育てに向き合っているときくらいは、「役に立つ」「役に立たない」といった価値観から距離をおけるといいなあと思います。(略)
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その後は保護者からのお便りが3ページに渡って掲載されています。
これがまた、感動的です。
なぜなのでしょう。

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絵本を読んであげることで、「やさしい気持ちになれた」とか、「いやされた」といったお声が寄せられますが、それはけっして「気のせい」ではなく、絵本や本の物語によって、数々のとらわれから自由になっているからなのです。(編集部)
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こんなことを書きながら、この通信には政党色を感じません。
それだけに、素直に読むことができます。
それだけに、素直に感動します。
私のもとに絵本は届きませんが、この通信が毎月届くのが楽しみです。

近年「コスパ」「タイパ」が話題になっています。
文科省は文系の大学に予算を減らしています。
おそらく「ゆとり教育」のように、あと20年もすると
「あれは誤りだった」と言われる日が来るのでしょう。
(文科省はこういうことを繰り返してます)

(蛇足)
もちろん「他人の役に立つ」は大切な観点です。
でも「タイパ」「コスパ」は違います。
「自分にとって役に立つかどうか」という観点です。
浅ましい、と思います。

「役に立たないから殺す」という事件がありましたよね。
「LGBTは生産性がない」と言った国会議員がいましたよね。
「他人の役に立つ」は目標であって、唯一の目的ではありません。
ここを間違えると、とんでもないことになります。

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2023年10月19日 (木)

甘柿も収獲

今年は、良い収穫ができました。

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●2月の剪定が良かったのかも
まず、柿の実が今までになく大きかったのです。
その分、数は減りました。
いいんです。
夫婦2人で甘柿がたくさん採れても困ります。

次に、脚立を使わずに高枝ハサミ「ズームチョキ」だけで収穫できたのです。
2月に高い枝を落としたおかげでしょう。

また、枝が詰まっていないので、ズームチョキが突っ込みやすいのにも助かりました。
短時間に安全に収穫をすることができました。

●おすそわけ
去年は不作だったので、夫婦2人で食べきれました。
一昨年は小さい柿がたくさん採れたので、学校に持って行って食べてもらいました。
で、今年は収穫時に隣の田んぼのご主人が草刈りをしていたので、8個ほどもらっていただきました。
いつも境界の赤道をキレイに草刈りしていただいておりますので。

まだ30個以上の柿があります。
孫の所へ遊びに行く際に持って行こうと思っています。

さあ、今年の冬もしっかり剪定しなくちゃね!

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2023年10月18日 (水)

干し柿作りの仲間(^^♪

渋柿の収穫は終わりました。
あとは、干しあがるのを待つだけです。
干し柿作りに欠かせない仲間を紹介します。

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●サーキュレーター
ウチでは、やむなく室内干しをしています。
そこで、サーキュレーターの風を24時間当てています。
どれくらい効果があるのかは検証していません。
でも、昨年はこれでまずまずうまくいったので、信頼しています。

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●ニッパー
私としては、軸がT字型に整った干し柿が理想なのです。
収獲した柿の軸を程よい長さに切り整えるのには、ニッパーが最適だと思います。
蚊取線香の時にも書きましたが、こういう時はクニペックスなんて使ってはいけません。
写真のニッパーは、100円で買った「模型用」です。
これ、手近に置いておくと重宝します。
「買い物をしたら、品物が結束バンドで留められていた」
そういう時は、ハサミよりもニッパーの方が切りやすいです。
もちろん、柿を切る前にはニッパーを消毒した方が良いですね。

●セラミック包丁&専用まな板
おそらく金属刃でも問題ないのでしょう。
まあしかし、切れ味も良いので満足して使っています。
まな板は、カミさんが使うものとは分けています。
これを見てください。

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このまな板は、皮をむいた柿を置くのに使っただけです。
その後、ごしごしと水洗いしています。
それなのに、泡ハイターをかけると、この有様です。
水洗いだけでは柿の成分が落ちていないということですよね。
カミさんが使うまな板をこんな風に汚すなんて、恐ろしくてできません(^^;)。

●スプレー
干し柿は、表面がカビてしまうことがあります。
それを防ぐために、アルコールをスプレーするのです。
私は100円スプレーに35度の焼酎を入れて使っています。
もっと度数の高い食品用アルコールを使うのがベストなのでしょうね。

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いい色ですねえ。
惚れ惚れします。
カミさんは「早く食べたい」と言って楽しみにしてくれています。

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2023年10月17日 (火)

陰惨な歴史は続くのか ~「Larks' Tongues In Aspic Part IV」~

表題は、キング・クリムゾンの曲です。
西暦2000年に発表されています。
この曲の歌詞の大半は、現代の陰惨なできごとを列挙します。
(13分の曲中、11分くらいからです)

ケネディ暗殺
難民
エイズ
広島原爆
ユダヤ人虐殺
コソボ紛争
オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件
サダムフセイン
9.11テロ
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争
アパルトヘイト
中絶
自殺ほう助
ベトナム戦争
ダイアナ妃の死
ジョンレノンの死
コロンバイン高校銃乱射事件

聴いていて、悲しくなります。
「他に、まだあるよな」と思います。
人類は何をやっているんだろう、と思います。
国連広報センターのWebサイトには「紛争と暴力の新時代」という言葉が出てきます。

今なら、上記の歌詞にウクライナ侵攻とパレスチナ紛争が書き加えられたかもしれません。
それを思うと、なおさらこの曲が悲しく思えてならないのです。

(蛇足)
もちろん、この歌詞に列挙されるできごとには、偏りがあります。
現在で言うと
「シリアがないぞ」
「イエメンを忘れるな」
「チベットはどうした」ということです。
つまり、アジアやアフリカでのできごとが欠けています。
それらを加えると、上記のリストは更に陰惨なものになります。

もちろん、この曲は陰惨なまま終わるわけではありません。
この曲の副題には「I have a dream」という一節があります。
(キング牧師のあの言葉です)
こう並べてくると「dream」は黒人差別ではなく、もっと広く世界平和への夢になります。
「dream」を少しでも実現に近づけねばなりません。
毎日のニュースを見聞きして、そう思います。

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2023年10月16日 (月)

新婚生活直前で浮気かよ ~トライアンフを見に行く~

「スピードツイン900」を見に行きました。
期待通りでした。
見た目は、ほぼ満足です。
ライディングポジションも、私好みです。
価格は、国産車と同等です。 
「GBの次」は、これで決まりでしょう。

あと2週間ほどで、私のGB350Sが届く予定です。
GB350を手放す人は、たいてい同じことを言います。
「パワーが足りない」
じゃあ、GBのような外観でパワーのあるバイクとなると。
これが難しいんです。
一長一短です。
いろいろ考えると、トライアンフのスピードツイン900という選択になります。

St900
(私にとってフェンダー、テールランプ、マフラーはこうあるべきなのです)

店で訊いてみると、案の定です。
GB350からトライアンフに流れてくるお客さんは珍しくないそうです。
ホンダさん、こういう事情、もちろんご存じですよね。
ヤマハさん、SRを買うはずだった客が他社に流れていること、ご存じですよね。
私だって、外車に乗りたくてトライアンフを見に行ったんじゃありません。
私にとって、これを超える国産車がないからなんですよ。

私の場合、GB350のパワーで満足できる予定なんですけどね。
今のところ。

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2023年10月15日 (日)

梅酒の梅にひと手間 ~甘煮を作る~

去年仕込んだ梅酒は、全部飲みました。
梅だけ、残っています。
そのまま食べるのも良いですが、ひと手間加えてみます。

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「梅を煮込んで、砂糖を入れて煮る」
それだけです。
(一例としてこちら

カミさんが食べてくれました。
「おいしい」
「もう1つ」

初めてにしては上出来でしょう。
日保ちしないので、しばらくの間、毎日食べることにします(^^♪。


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2023年10月14日 (土)

幸福な幸福な王子かも ~東濃鉄道・笠原線跡~

同じ東濃鉄道廃線跡なのに、駄知線跡とは待遇が違いました。

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全ての駅跡地に、解説看板があります。
笠原線の解説もあります。
その後「陶彩の径」になったことも解説されます。

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駄知線跡と同じく、歩行者/自転車道として整備されています。
でも、駄知線跡よりも道幅が広いのです。
道の両側には様々な木が植えられ、きちんと剪定されています。
雑草や落ち葉やどんぐりが通行を妨げることもありません。
その上、ベンチや時計まで設置されています。
おまけに、この道は基本的に笠原川沿いなので、景色が良いのです。

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そのためでしょう。
この日は実にたくさんの人々をこの小径で見かけました。
散歩をする人、多治見駅まで歩くのであろう人、自転車で走る人、等々。
鉄道が走っていた道なので、勾配がゆるやかです。
歩く人にも自転車で走る人にも優しい道です。

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(笠原川の支流も立派に整備されています)

さすがに、もう踏切りはありません。
車道を横切る際には(数箇所あります)気をつけなければなりません。
でも、橋に登って車道の上をパスする箇所もまた、いくつかあるのです。
廃線跡を車が通ることはなく、しかも信号は一つもありません。
こんな道なら、多治見駅までの通勤・通学路として毎日通る人がたくさんいるでしょう。

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(廃線跡にインターロッキング舗装ですよ!)

同じ東濃鉄道廃線跡なのに、整備のされ方が駄知線跡とは段違いです。
なぜでしょう。
駄知線は、土岐市を走り、土岐市駅に接続します。
笠原線は、多治見市を走り、多治見駅に接続します。
往時はともかく、今や多治見市の人口は土岐市の2倍です。
笠原線跡が立派に整備されているのは、多治見市の財政の豊かさの反映なのかも、と思いました。

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(余裕で車が通れます)

いやあ、ここまで整備され、ここまで使われている廃線跡って、初めて見ました。
レールも駅舎も残っていませんが、笠原線跡は「幸福な、とても幸福な王子」ではないかと感じました。
廃線跡の使い方としては、最上の事例の一つではないでしょうか。

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(今では車庫跡地からバスが出てきます)

(蛇足)
ロードバイクで走るような道ではありません。
今日なぞは、歩行者に遠慮してゆっくり走る必要がありました。
全長は4.5kmにすぎませんし、アップダウンもゆるやかです。
ママチャリが相応しいでしょう。
一輪車でも良いかもしれません(^^;)。

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2023年10月13日 (金)

一輪車にグリス塗ってますか

(農機具の話ですよ)
どこにグリスを塗るかというと、ネジ部です。
ウチの店では、一輪車以上にタイヤ(ホイールセット)が売れます。
タイヤは消耗品ですからね。
ホイールセットを交換する際に問題になるのが、車軸ナットの固着です。
このナットが外れず苦労した、という話は珍しくありません。
ボルトにグリスを塗ってからナットを締めておけば、固着を防ぐことができます。

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ウチの店では、一輪車はバラの状態で入荷します。
私は、グリスを塗ってから組み上げています。
でも、それをしない店員もいます。
他店にも、おそらくグリスを塗らない店員がいるでしょう。

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バケット(荷台)を支えるネジ部にもグリスを塗ります。
バケットも消耗品です。
しかもバケットのネジ部の方が細いので、固着どころか折損の恐れがあります。
もちろんネジ部だけでなく、ホイールを支える車軸にもグリスを塗ります。

一輪車をお持ちの貴方、ネジ部を一度見ておきましょう。
グリスが塗ってなかったら、一度バラしてグリスを塗っておいた方がいいですよ。
CRCとかオイルスプレーじゃダメですよ。
長持ちしませんから、固着防止になりません。
安価な、小さいグリスでいいんです。
(草刈機をお持ちならグリスもお持ちですよね)

最初からグリスが塗ってあったら、その店をホメてあげてください。
(ウチの店もね)

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2023年10月12日 (木)

用水路に人生をかける ~中村哲氏が存命なら~

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『ペシャワール会報』が届きました。
これは、中村哲氏の活動を支援する会です。
アフガニスタンにおける医療とかんがいの活動は、中村氏亡き後も続いています。
この会は40周年を迎えたそうです。
会報を読むと、今までとは違う感慨がわいてきます。

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●用水路に人生をかける
中村氏は、アフガニスタンでの用水路整備を進めていました。
その途中で、暗殺されました。
他にも殺されたメンバーがいます。
正に、人生をかけて用水路を作っていたのです。

愛知用水では、久野庄太郎氏と浜島辰雄氏の活躍がよく知られています。
明治用水では都築弥厚氏、そして枝下用水では西澤真蔵氏です。
それぞれ、用水に人生をかけた人たちです。
自分の損得ではなく、人々の幸せのために生きたと言って良いと思います。
今の時代にも、こんな人はきっとあちこちにいるはずです。

明後日は、西澤眞蔵生誕(180年)祭があるそうです。
中村氏に「こんな人がいたのです」と教えたら、どんな反応をしたでしょうね。

●テロ国家と言われても支援する
アメリカは9.11テロの後「対テロ戦争」としてアフガニスタンで軍事作戦を行いました。
日本もこれに協力・支援すべきかという時に、中村氏は国会で意見を述べます。

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我々が頑張ってくれば必ず国際的に大きな援助がどんと来るんだ、こんなのをだれも放置しておかないだろう、エチオピア大干ばつ以上の規模であるということでしたが、やってきたのは制裁でございました。そのために、ただでさえ少なかった外国の救援団体が次々と撤退していくという中で、まさにアフガニスタンは孤立化への道をこれによって深めていったわけでございます。
(中略)
難民が出てからでは、これは手間もかかるし金もかかるというだけではなくて、悲劇が大きくなる。難民を出さない努力というのをまずやらなくちゃいけないというのが、現地におる私たちとしてはぜひ訴えたいことでございます。
(中略)
テロという暴力手段を防止する道に関しましても、これは暴力に対しては力で抑え込まないとだめだということが何か自明の理のように議論されておる。私たち、現地におりまして、対日感情に、いろいろ話はしませんけれども、日本に対する信頼というのは絶大なものがあるのですね。それが、軍事行為に、報復に参加することによってだめになる可能性があります。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/010415320011013005.htmより)
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このように述べた中村氏は、制裁下のアフガニスタンで活動を続けました。

今、パレスチナで戦いが起きています。
現象としてはハマスのテロなのですが、元をたどればそんな単純な話ではありません。
イスラエルは報復し、アメリカはそれを支援するそうです。
「ああ、中村氏が生きていたら、この件についてどんな発言をするのだろうか」
そう思っているのは、私だけではないと思います。

ペシャワール会はこちら

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2023年10月11日 (水)

今やるべき仕事は何だ ~時間管理術でいやはや~

「重要な仕事と、急ぐ仕事を区別せよ。
 急ぐ仕事を最優先してはいけない」
私は若い頃に時間管理に関する本を何冊も読みました。
いくつかの本が共通して説いていたのが、上記のセオリーでした。

さっそく実行してみました。
朝、職員室に行くと、まずその日のタスクを紙に書き出します。
そして、重要な順に数字を書き入れます。
こうして「今日やるべき仕事リスト」ができあがります。

じきに、分かりました。
小学校の担任には、この方法はムリなのです。
早朝のうちは、良いのです。
学校が動き始めると、次々と新しいタスクが舞い込んできます。
重要ではないものの、後回しにはできないことばかりです。
部活動やら会議やらが終わるまで、これが続きます。
夜になっても「帰るまでにやらなきゃいけない仕事」が山積しています。
朝作った「今日やるべき仕事リスト」は、2つ消せれば上等でした。

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職場が学校からホームセンターに変わっても、同じでした。

「砂利20袋、積み込みお願いします」
「木材カットお願いします」
「お客様に商品のご案内お願いします」
「商品が入荷したので売り場に出してください」
「カート回収お願いします」

次から次へと、突発的に仕事が舞い込んできます。
重要かどうかなんて、言ってられません。
後回しにできない仕事ばかりなのです。
しばしば、その前は何の仕事の途中だったのか忘れてしまいます。
まあ、時給約1000円のパート従業員は、これでも良いのかもしれませんが。

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なぜこの話をするのかというと、議会や行政はどうなんだ、と言いたいからです。

重要な仕事と、急ぐ仕事を区別できていますか。
重要な仕事を後回しにしていませんか。
住民は、急ぐ仕事ばかりを要求していませんか。

世論調査とか国会解散云々という報道を見聞きするたびに、気が重くなります。
短期的なこと(急ぐ仕事)ばかりが採り上げられるからです。
重要な仕事を後回しにすることが続いたからこそ、今の日本没落があるのではないですか。
いつまでこんなことを続けるのですか。
(まだ当分続きそうですね)

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2023年10月10日 (火)

米国債 逃げ切れそうです ~素人投資のお話(4)~

アメリカ国債を持っています。
満期まで約1か月となりました。

高金利にひかれて買ったのですが、なんのなんの。
為替差益の方が高くなってしまいました。
買った時は、1ドル約133円でした。
それが今や、約149円です。
金利と為替で15%のプラスになってしまいそうです。

まあ、株に比べれば驚くような数字ではありません。
そもそも私が持っている金額では、5%でも15%でも大差ありませんし。
それでも、なぜか毎日の為替変動にドキドキしてしまうのでした。

1ドル145円の頃は、こう思っていました。
「こんなレートは11月まで続かないかも」
「満期前だけど、今のうちに売った方が良いのかも」
それが、何ということでしょう。
145円を超えて、今や150円目前です。
満期には、140円台はカタいでしょう。
もう最後まで持ち続けます。
満期になったら、即刻円に替えます。

不遜かもしれませんが、米国債に楽しませていただきました。
今から買う勇気はありませんけどね。

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2023年10月 9日 (月)

おじいさんは今どきのプリンターに驚きました ~ブラザー・DCP-J926N~

2023年のこと。
あるところに、おじいさんが住んでいました。
プリンターの不調が続くので、新調することにしました。
独立タンクの機種が1万6000円くらいで買えました。

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「おお、この値段でADFがついとる!」
「昔買ったスキャナーなんて、スキャン専用でADFがなくて、それで1万円じゃったのう」
「ADFの付いたスキャナーを買ったこともあったのう。
 あれは、逆にADF専用で、フラットベッドがなかったものじゃ。
 確か3万円以上したのう」

セットアップには少々時間がかかりました。
何しろ、今やPCだけでなくタブレットやスマホもセットアップすることになります。
でも、無線LANのおかげで場所を選ばないというのが、老人には助かるのでした。
PCを立ち上げなくてもスキャンデータを保存できる、というのも嬉しいポイントでした。
もちろんOCRもPDF保存もオフィス形式保存もできます。

「こりゃあ、便利じゃ。
 書斎ではなく、居間に置くことにしようかの」
「そうなると、カセット給紙というのはエエのう。
 前の機種だと、いちいち本体を開いて紙を突っ込んでいたからのう」
「本体色を白と黒から選べるのが嬉しいのう。
 居間に置くなら断然白じゃ」

おじいさんは、今どきのプリンターを気に入って、幸せに暮らしましたとさ。

(蛇足)
私にとって5代目のプリンターです。
最初に買ったのは、キャノンBJ130という機種でした。
モノクロ専用で、10万円以上しました。
ノートPCもモノクロで、25万円でした。
正に隔世の感があります。
老人になったんだなあ、と思います…。

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2023年10月 8日 (日)

つまらない奴は油断ならない ~雨どいネット(2)~

5月に、雨どいネットを付けました。
これで今年の落ち葉は大丈夫だろうと思っていました。
ところが、先日柿の収穫のために脚立に上ったら、見えてしまったんです。

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ありゃー。
これでは落ち葉が入るでしょう。
まあ、ないよりよほどマシですけどね。
5月には、こうだったのです。

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ネットの固定方法を見直した方が良さそうです。
ネットそのものを別のものにすることになるかもしれません。
しばらく、いろいろ試してみようと思っています。

これから落ち葉の季節です。
あなたのお宅の雨どいは、大丈夫ですか。
気になる方、以下の記事が参考になれば幸いです。

雨どいがつまる
テラス屋根の雨どいもつまる
雨どいネットをかける

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2023年10月 7日 (土)

栗の渋皮むきなんてしませんよ ~ぽろたん初収獲~

トースターでチンするだけで、こうなりました。

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鬼皮も渋皮もキレイに外れています。
後は、実を取り出して食べるだけです。

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先日収穫した栗です。
表題は「ぽろたん」にしましたが「ぽろすけ」かもしれません。
どちらも「渋皮むきが簡単」という品種です。
今回は、実を半分に切ってトースターでチンしました。
他に、蒸すとか茹でるとかの方法もあるそうです。
知ってはいましたが、あまりの簡単さに驚きました。

来年は、栗ご飯が作りたいなあ(^^♪。

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2023年10月 6日 (金)

ゴミ箱の見ばえ改善作戦(1)

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我が家の分別ゴミ箱を、こうしました。
こうなる前は、このザマでした。

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引っ越しの際の段ボール箱を切り縮めただけです。
ガムテープがベタベタと貼ってあります。
美しくないったらありません。
でも、使い勝手は良かったのです。
5年間、この状態でした。
そこで、和紙を貼って見ばえを改善したのです。

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先日「すりばち館」で見たゴミ箱に触発されたものです。
でも、思ったほどカッコよくなりません。
和紙を貼っても、段ボールの印刷が透けて見えます。
和紙の里である小原で買った和紙なのに、まるで無地の段ボールのように見えます。

まあ、今回は試作品ということで。
しばらくこの状態で使ってみて、次を考えます。

(蛇足)
教員時代、私は教室のゴミ箱にこだわりました。
 見た目がよく
 ゴミ袋ぴったりの大きさで
 動かしやすい
そんなゴミ箱を何個も作りました。
でも、自宅ではゴミ箱のスペースが限られるので、板材は適しません。
さて、どうしましょうかね。

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2023年10月 5日 (木)

干し柿作り4年目

今年も干し柿を作る時季が来ました。
やることは、去年と変わりません。
脚立に乗って、ズームチョキで渋柿を収穫します。
3回に1回くらい落としてしまいます。
傷がついた柿は干し柿にせず冷凍します。
他の柿は室内で干します。

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お隣さんはウチの干し柿を喜んでくれます。
できあがりが楽しみです(^^♪。

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2023年10月 4日 (水)

指示しない監督の思い出 ~『プロフェッショナル 少年野球監督 辻正人』を見て~ 

「ガチガチの管理野球をして勝てなかったのが、ノーサインにしたら勝てるようになった」
それがこの番組のキモの一つでしょう。
これを見ていて、私は昔見たある試合を思い出していました。

小学生のバスケットボールの、地区決勝戦でした。
一方のチームの監督は私が「神様」と思っている人です。
当時「魔術師」と「神様」は別格の監督でした。
転勤先の学校をことごとく強豪校にしてしまうのです。
(残念ながら私はその域に達することができませんでした)

「神様」は、後にミニバスの監督になります。
全国大会優勝が当たり前、というチームを破って、愛知県大会で1番になりました。
そういうレベルの監督です。

当時の「神様」は、型にハメる指導をしていたと思います。
シュートを打っても良い子は、決まっていました。
お前は、リバウンドを取るだけ。
お前は、ディフェンスをがんばるだけ。
そう決まっていました。
その子の優れたところだけを発揮させる指導、ということでしょうか。

さて、その決勝戦です。
後半(まだ4クオーター制になる前でした)も残りあと少しです。
「神様」のチームは小差でリードされていました。
今の流れでは、逆転できそうにありません。
「神様」は立ち上がって、こう叫びました。

「フリーオフェンス!自由にやっていい!」

今までの決まりごとを捨てて、自由に攻めていい、と言うのです。
今回の放送でも、辻監督が試合中に「自由」と叫ぶ場面がありましたね。
驚いたことに、「神様」のチームは、そこから逆転したのです。

用意周到な「神様」のことですから、フリーオフェンスに切り替えることは練習済みだったのかもしれません。
まあ、それにしても。
子どもたちは「神様」のプランを超えた活躍をしたのです。

従業員を駒としか考えていないブラック企業の経営者に見せたい番組でした。
子どもでさえ、自発性の力はスゴいのです。
従業員の自発性を発揮させれば、みんなもっとできるはずなのですよ、社長。

【蛇足】
今ごろ、この番組にツッコミを書いている人もいるでしょうね。
「なんで小学生の全国大会や世界大会があるんだ!」
「結局それに勝つための方法としてノーサインにしているだけだろ!」等々。
まあ、まあ(^^;)。

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2023年10月 3日 (火)

この指が君を覚えていたんだ ~4回目の自動車学校卒業~

今日が卒業検定でした。
もちろん合格です。
緊張なんてしません。
ブランクがあったとはいえ、経験者ですからね。
坂道発進の半クラッチも、急制動のブレーキも、指が勝手に動きます。
おかげで最短時間で卒業です。

折も折、ノーベル賞月間です。
ふと、川端康成の『雪国』を思い出しました。
機種は違えど、私の指はバイクを覚えていたのです。
私とバイクは、かつて一対一で長い時間触れ合い、対話していたのです。
男女の関係に通じるものがあるかもしれません。

それだけの話です。

【蛇足】
『雪国』に出てくる文章は、正確には、こうです。

 結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている

 「こいつが一番よく君を覚えていたよ。」と、人差指だけ伸した左手の握り拳を、いきなり女の前に突きつけた。

私には、こんな淫靡な文章は書けません…。

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2023年10月 2日 (月)

雨どい金具にご用心 ~売り場を信じちゃいけないよ(2)~

「縄文人さん、今日は売り場の棚の整理をお願いします」
「じゃあ雨どい金具ですね。
 ごちゃごちゃになってますから」

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上の二つの違い、わかりますか。
先端ではなく、根本の部分が少しだけ違うんです。
「鼻隠し」から雨どいまでの距離の違いに対応しているんですね。

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左右の違いは、わかりますよね。
上下の違い、わかりますか。
これは、対応する雨どいの太さが違うんです。
ウチの店では、2種類の太さの軒といを並べています。
それで、金具も2種類必要になってきます。
そして、屋根に取り付ける方法に応じて更に3種類が必要になってきます。
上の2枚の写真は「正面打ち」「打ち込み」「横打ち」です。

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こちらは、角とい用の金具です。
4種類、全部違うんですよ。
全部「正面打ち」用ですが、「鼻隠し」の角度と、雨どいまでの距離が違うんです。

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こちらは「集水器」です。
軒といと竪といをつなぐ部品です。
この二つの違い、わかりますか。

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つなげる竪といの形が違うんです。

こういうわけで、実にまぎらわしいのです。
これについては以前にも一度書きました。
お客さんが手に取った後に戻す棚を間違えるのはムリもありません。
それどころか、入荷した品を我々従業員が違った棚に入れてしまう可能性もあります。

この日の作業では、4点の商品が違う棚に入っていました。
同じ棚に入っているから全部同じ商品だと思ってはいけないのです。
DIY愛好家の皆さま、雨どい金具を買う時は一つ一つしっかりチェックしてくださいね!

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2023年10月 1日 (日)

駄知民芸館と呼びたい ~土岐市・すりばち館~

やられました。
私には、どストライクだったのです。

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●外観
中に入る前に、まずワンストライクです。
レンガを積んだ煙突。
古風な建物。
風流なアプローチ。
こんな場所に無料で入っても良いのでしょうか。

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●展示資料室
ここで、またストライクです。
天井、壁、床、照明、家具。
そして、数々の展示物。

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全国各地の古今のすり鉢が並んでいます。
壮観です。
よくぞこんなに集めたものです。
日本ですり鉢が登場するのは6世紀からだそうです。
溝が刻まれるようになったのは、鎌倉時代からだそうです。
そんな歴史の中で、すり鉢は全国各地で作られます。
それが今や、ここマルホン製陶所が全国の生産の6割を占めているのだとか。

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展示されているのは、すり鉢だけではありません。
この建物自体が、昔使われていた作業場です。
煙突の他に、窯も残されています。

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(窯の中をのぞけるのです)

更に、すり鉢とは直接関係のない展示も各所にあるのです。
駄知の街全体がノスタルジックなのですが、ここはその頂点かもしれません。

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(土壁がまた良いのです)

●即売場
ここで、とどめを刺されました。
ストライクスリーで三振です(^^;)。

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表題の通り、並んでいる製品が現代の美濃焼風ではなく、民芸そのものなのです。
すり鉢の中の櫛目は、今でも手作業で付けられているそうです。
ほれぼれします。
製品を見ていると、あれもこれも欲しくなってきます。
いかんいかんいかん。
すり鉢をいくつも買って、どうするんだ。

建物は前述の通りステキです。
そして、即売場なのに店内にはレトロな生活用品も展示されています。
つまり、展示資料館と即売場が「民芸館」と呼びたくなる内容なのです。

しかし、この日訪れていた他のお客さんたちは、誰も感動していない様子でした。
googlemapのクチコミも似たような調子です。
ああ、この素晴らしさが分からないなんて…!

●お土産
小さめのすり鉢を買いました。
安いのです。
大量生産する、日用品なのです。
こういう点も「民芸だなあ」と感じます。
それでいて、この美しい櫛目…!

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このすり鉢は、娘の家に渡って孫の離乳食作りに使われるかもしれません(^^♪。
ウチに留まる場合、漬け物をよそうのに使います。

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(プランターの代わりにすり鉢に花を植えるのです)

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(段ボール箱がお洒落なゴミ箱に変身!)

駄知町には、まだ見どころがいくつもあります。
また行こうっと!

すり鉢館のサイトはこちら
マルホン製陶所のサイトはこちら

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