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2024年1月

2024年1月31日 (水)

雨の日は家庭内の問題を解決するのです ~ゴミ箱ズレ止め(1)~

こんなものを作りました。
試作品です。

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我が家の台所にある、足踏みゴミ箱です。
これ、踏むたびに後ろにズレるんです。
そのうち、後ろの角にフタが当たって、しっかり開かなくなるんです。

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ズレないように各種敷物を試しましたが、ダメでした。
そこで、ズレを止める枠を作ってみることにしました。
枠があらかじめ後ろの角に当たっています。
これなら、これ以上後ろにズレることはありません。

残材の寄せ集めですが、今のところ快調です。
もう少し様子を見てから、もっと美しいものを新たに作る予定です。

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2024年1月30日 (火)

シングルにご用心 ~物置増設・番外編(1)~

アスファルトシングルは、どこの店で買っても同じではありません。
私の失敗談、聞いてください。

2×4材や構造用合板なら、どこのホームセンターで買っても大差ないですよね。
ところがシングルとなると、話が違ってくるんです。

ウチの店で売っているのは、七王工業の製品です。
昔ながらの、フラットなシングルです。
安価です。

私が工房に使ったのは「オークリッジ」です。
部分的に二重になっています。
しっかりしています。
七王と同じような価格ですが、接着剤が予め塗ってあるので施工はラクです。
コメリパワーで買ったと記憶しています。

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(オークリッジとリッジウェイです)

今回私が買ったのは「リッジウェイ」です。
(ビバホームで買いました)
比べなければ、オークリッジと似ています。
(なぜかオークリッジより高価です)
ところが、並べてみると別物ではありませんか。
外見はちょっと違うだけですが、両者を混ぜるとムムムとなりそうです。
寸法も違いますし、接着剤が付いている面も違います。
これを混ぜて施工すると、やっかいなことになるでしょう。

「アスファルトシングルを買う際には気を付けましょう」
という話でした。

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(七王です)

(蛇足)
私は今回の物置を作るに当たり、切妻屋根の半分を七王で張りました。
これはまあ問題なく張れました。
(ただし、セメントを塗るのが面倒なので、他の方にはおススメしません)

問題は、残り半面でした。
手許にはオークリッジがひと山ありますが、屋根半面を張るには数枚足りません。
うっかり他の店で買い足したら、別物のリッジウェイだったのでした。
さて、このリッジウェイ、どうしましょうか。
なんとか使いたいのですが。

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2024年1月29日 (月)

そこの議員さんも今日から清潔に生きましょう ~マキタ・125mm防塵丸ノコ KS513~

もっと早く買うべきでした。
期待以上の防塵性能です。
90ミリ角の杉材を3本切ってみました。

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作業台に飛ぶ粉塵は、この程度です。
代わりに、丸ノコのダストボックスは8割方埋まっています。
この後、ダストボックスのフタを開けて粉塵をポイと捨てます。
まるで、マキタ掃除機のサイクロンのようです。
作業台の上は掃除機をかけますが、それには1分もかかりません。
今までとは大違いです。

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今までは、マキタの5230に集塵ホースを付けて使っていました。
掃除機で吸いながら切れば、まずまず吸塵してくれます。
ところが、ちょっとホースが伸びると吸塵ノズルが外れてしまいます。
(なぜか固定ネジが1本しか付いていないのです)

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掃除機を使わずダストバッグを付けてみると、ほとんど吸塵しません。

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結局、こうしてきました。
「掃除機をつないだノズルをガムテープで留める」
「ちょっとするとそれが外れる」
「ノズルを何度も直しながら切る」
それを、何度も繰り返してきました。

ああ、しかしそれでも前方には粉塵が飛ぶのです。
そういうわけで、工房は粉塵だらけになってしまいます。
掃除機でキレイにするのですが、それを毎回隅々までやるのは無理です。
防塵丸ノコにすれば良いのは分かっていましたが、それは5230退役を意味します。
その決心が、今までできなかったのです。

ホースも電源コードもない状態で丸ノコが使えるというのは、実に快適です。
ジャマものがないだけでなく、準備が簡単なのが良いのです。
もちろん片づけも掃除もラクチンです。
18Vでもパワーは(私の使い方には)十分です。
屋外でも気軽に使えますし、何なら屋根の上でも使えます。
安いテーブルソーが買える価格ですが、私はこちらを選びます。
(工房が10畳くらいあれば話は違ってきますが)

電動工具を買うのは、これが最後!
…になると良いのですが(^^;)。

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2024年1月28日 (日)

里山講演会「スミレの話」

スミレ三昧の、幸せな1時間半でした。
レジュメの項目立ては、こうでした。

スミレの語源
スミレの生活史
日本のスミレいろいろ
スミレと文学

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あとはもう、講師の北岡明彦さんがスミレ愛と知識と経験を次々と語ります。
「スミレのことを話し出したら、1日で終わりません」
確かに、そうかもしれません。
「〇〇というスミレは、どこそこと、どこそこにあって、愛知では●●で見られます」
「人家周辺で見られるスミレは、〇〇と△△と■■と◎◎と…」
メモも見ずに、こういう話が続きます。
あふれ出る、という感じです。
(まあスミレでなくても毎回そうなのですが)
話がどんどんあちこちへ飛びます。
それがまた、面白いのなんの。
(でもちゃんと本筋に戻ります)

私は今まで、歩道のスミレを愛でるだけでした。
ところが、今日の話を聞いて、少しだけスミレという種への体系的な知識がつきました。
「これは、何スミレなのか」
「これは、里のスミレなのか、山地のスミレなのか、高山のスミレなのか」
「香りはあるのか」
「葉の形はどうだ」
「種は今、どんな状態なのか」等々。
今日さっそく、スミレの本を注文しました(^^♪。

印象に残った言葉を書きとめておきます。
「日本は世界一のスミレ王国」
「庭やブロックの間でも、5種類はスミレが見つかる」
「スミレの種は何年も土の中で眠り続ける」
「ヒトが種をまくなら、はじける前の種の方が発芽しやすい」
「スミレは一年の間に何度も種を作り続ける」
「人家周辺のスミレは農耕文化と共に大陸から来たと考えられる」
「私が一番好きなのはシコクスミレ。ソハヤキ要素植物」
「山地のスミレは白、高山のスミレは黄色が多い」
「スミレは普通香りがない。香るスミレが3種あるが、人によっては匂いを感じない」
等、等、等。

毎度のことですが、北岡さんはこういう話を、本当に楽しそうに語るのです。
定員30名なんてもったいないな、と思います。

私は、北岡さんにはいつも質問をします。
今回は「庭一面にスミレを咲かせるのは難しいのでしょうか」
お答えは、こうでした。
「難しいです。
 私もやってみたいですが。
 なぜでしょうかね」
北岡さんにさえ、分からないのでした。
まあ、それなら諦めもつこうというものです(^^;)。

企画運営はいつもの「ながくて里山クラブ」でした。
ありがとうございました!

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2024年1月27日 (土)

地味に破風板とけらば水切りを付ける ~1.5畳物置を増設(12)~

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破風板って、片流れ屋根だとラクチンです。
ところが、切妻屋根だとちょっとやっかいな工程になります。
左右の破風板が接合する部分が、ぴったり付いていないと見苦しいです。
水が浸入する恐れもあります。
私の技量だと、現物合わせで何度もカットするハメになります。
取り付けの際も、クランプでがっちり固定しておかないと、ズレる恐れがあります。
しかも、それが2か所あるわけです。

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けらば水切りも同様です。
片流れ屋根なら、どうということもありません。
これが切妻屋根となると、屋根の頂点部で曲げ加工をすることになります。
破風板よりも更に外側になるので、キレイに加工しないとみっともないです。

そういうわけで(^^;)。
この工程だけで半日かかりました。
工事前と工事後でほんの少ししか変わっていないのに。

これで、ようやくアスファルトシングルを張ることができます。
1日でバシッと終わらせたいところですが、さて。

(補足)
ですから、初心者が作る最初の小屋は(キットは例外として)
「片流れのオンデュリン屋根」が一番簡単だろうと思います。
水切りが不要になるので、金物関係の工具が不要になります。
ルーフィングも不要(施工ガイドによる)な上、屋根勾配は5度でもOKです。
もっとホームセンターでの取り扱いが増えて欲しい資材です。

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2024年1月26日 (金)

あなたがそこにいてほしい ~教務主任A先生の思い出~

「そうか、もうAさんはいないんだな…」
PC引き出しの件で最後の勤務校に行くと、それが淋しいのです。

Aさんは、教務主任でした。
序列で言うと校内のNO.3です。
校内の仕事を動かす立場です。
「一番忙しいポスト」と言って良いでしょう。

Aさんがスゴいのは「忙しい」オーラを出さないことです。
例えば当地では、通知表は事前に下書きを出して上司がチェックします。
「所見」という文章が一番気をつかう所です。
教務主任はこれを綿密に読んで、朱を入れます。
こう直したら、という例文を提案することもしばしばあります。
何百枚もの通知表全部に、これをやるんです。
憔悴して、ため息が出ますよね。
発狂して、叫びたくなるかもしれません。
(私、両方とも実際に見たことがあります)

Aさんは、そんな時でも変わらないのです。
「今日は忙しそうだな」
「今日は機嫌が悪そうだな」
「今日はイライラしているな」
そんな日は、1日もなかったと思います。

それどころか。
「〇〇はどこにありますか」
(教務主任は一番質問される立場でもあります)
「ああ、それはこちらに…」
そう言って席を立ち、その場に行って教えてくれるのです。
こちらが恐縮してしまいます。
こんな教務主任を、私は見たことがありません。

もちろん、仕事の処理能力がとても高いのでしょう。
でも「私はデキる人」オーラがありません。
偉ぶることがなく、いつも気さくで優しいのです。

私は「早く校長になってよ」と何度も言いました。
でもAさんは「イヤだ」と言うんです。
管理職になりたくない、と言うんです。
でも、それは一番忙しいポストにずっといるということでもあります。
事実Aさんは、私が勤務した5年間、ずっと教務主任でした。
こんなにデキる人は、普通はもっと早く教頭になっていくのに。

私の最後の勤務校には、若い先生がたくさんいました。
彼らにとっては、Aさんが最初の教務主任です。
「教務主任って、こういうものだ」
そのイメージは、まずAさんの仕事ぶりから形作られていくでしょう。
そして、将来彼らが教務主任になったら、Aさんのことを思い出すでしょう。
「A先生は、あんな風に仕事をしていたなあ」と。

若い人たちと違って、私にとってはAさんは最後の教務主任です。
Aさんのおかげで、私は5年間気持ち良く仕事をすることができました。
(学年主任は、教務主任に相談や連絡をすることが多々あるのです)
「最後の教務主任がAさんで、本当に良かった」
何度も何度も、そう思いました。

Aさんは今年度の4月に、他校へ転勤していきました。
職員室に顔を出してもAさんがいないというのが、淋しいです。
仕方ないのですが。
当たり前のことなのですが。

Aさん、ありがとうございました。

(蛇足)
本稿のタイトルは最近の映画からとったのではありません。
1975年発表のピンク・フロイドのアルバムからいただきました。
原題は「あなたがここにいてほしい(Wish You Wer Here)」です。
ここでの「あなた」は、初期の中心メンバーであったシド・バレットのことです。
彼は、バンドを去っても、他のメンバーの心の中で大切な存在であったのです。

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2024年1月25日 (木)

修正すりゃイイんでしょ ~1.5畳物置を増設(11)~

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(この状態だと扉の上のすき間が斜めです)

塗装が終わった扉を、物置にハメます。
あれれ。
2×6材で組んだ枠に入りません。
計算を間違えていたのでしょうか。
仕方ありません。
扉の枠を丸ノコで削るという力技で修正します。

枠と扉のすき間が、揃いません。
どちらか、または両方がゆがんでいるのでしょう。
仕方ありません。
丁番にスペーサーを入れてみます。

まだ足りません。
扉に合板をネジ止めして直角にします。
(ラティスが古いので、ゆるいのです)

まだ足りません。
この後は、すき間を隠す部材を付けましょうかね。
雨から扉を守る働きもしてくれるでしょう。

なんとか、体裁は整いました。
えっ、ホームセンターの店員がこんなことではダメだろって?
修正したんだから、いいでしょ。
もちろん、辞職なんてしないのであります(^^;)。

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2024年1月24日 (水)

花壇作りにこんなのいかが

春からガーデニングをしようとお考えのあなた!
冬の間に花壇を作っておけば、春には美しい景色を楽しめますよ(^^)/。
ウチの店には、こんなのがありまして。

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これ、何が良いかというと、欲しい長さぴったりの花壇を作れるんです。
2×4材をお好みの長さに切ればイイんです。
もちろん防腐塗料を塗ってくださいね。
色はお好み次第です。
また、木材と土の間には防草シート等をはさんだ方がいいですね。

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もちろん、従来タイプのものも各種ありますよ。
こちらの方が手軽です。
「庭を掘って花壇にしたい」という方に向いています。
ただ、このタイプは地面をしっかり水平にならしてから並べる必要があります。
上端がまっすぐになっていなかったり、すき間が空いていたりすると見苦しいです。
最初紹介した「ウォールブロック」だと、その心配がありません。

また、「ウォールブロック」は土を高く盛り上げるため、水はけがよくなります。
「レイズドベッド」というやつです。
高さがあるので、コンクリートの上に花壇を作るなんてこともできます。
この場合、土の下全部に防草シート等を敷いた方がいいですね。

あ、お値段ですか。
安いのは、二番目のタイプです。
最初のタイプだと、8個で5000円くらい。
それに木材等のお値段がプラスされます。
1畳くらいの広さの花壇を作るには、土代も含めて2万円くらいみておいてください。
見た目にこだわる方に、おススメです。

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2024年1月23日 (火)

学校家具、ふたたび ~PC引き出し 他~

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「PC引き出しを作って欲しいんです」
私が最後に勤めた学校の校務主任さんが、そう言うんです。
「窓開け棒もお願いしたいんです」
あれまあ。

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この少子化の時代に、この学校はまだ児童数が増えているのです。
実は、PC引き出しが置ける教室には全て作ってきたつもりでした。
ところが、案内された部屋は古い仕様の教室でした。
「ああ、この部屋にまで置くんですね」

そういうわけで。
まだ物置が完成していませんが。
物置作りは、キリのいいところまで進めたら、一旦お休みします。
このPC引き出しは、最後の学校家具作りになりそうです。

この引き出しについてはこちら
実物投影機/PC棚
実物投影機/PC棚 Ver.2
PC棚 好評配布中!
新教室に納品 ~ノートPC棚・羽目板ゴミ箱~

(余談)
久々に学校に顔を出すと、会う先生がみんな同じことを言います。
「縄文人先生、復帰ですか?」
話を聞くと、あれやこれやで大変なことになっているようです。
私のような、現場を去って2年経つ老人までもが働いているとのこと。
「ぼくはもう半日しか働けないよ。
 現場が欲しいのは担任を持てる人でしょ。
 ムリムリ」
そう返事をしてきたのですが。
「半日でもいいから」と言われたら、どうしましょうかねえ…。

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2024年1月22日 (月)

扉はリユースで ~1.5畳物置を増設(10)~

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名古屋の家で使っていた物置扉です。
見ての通り、ラティスです。
ホコリが入るので、裏側に中空ポリカ板を張って使いました。
もう10年以上経っていますが、まだまだイケます。
キシラデコールを塗ってあったおかげでしょう。

名古屋から引っ越す際に、物置は解体しました。
このラティスは、また使おうと考えて豊田に連れてきました。
ところが、屋外で4年も待たせることになってしまいました。
長いこと雨ざらしにして、ごめんよ。
(それでもまだ使えるのですから、キシラデコールはスゴいですね)

今回のリユースにあたって、再度キシラデコールを塗りました。
(このルーバーを全部塗るのは、少々面倒な作業でした)
隣にあるのは、扉枠にする2×6材です。

今回の物置増設では、極力手許にある資材を使うことにしています。
 屋根水切りの約半分(使い古し)
 扉・丁番・取っ手(使い古し)
 アスファルトシングル・釘・シングルセメント(余り)
 ヨドプリント(余り)

というわけで、この後もリユースは続きます(^^♪。

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2024年1月21日 (日)

門松はその後 2024年版

今年も、門松はリメイクして使い続けます。

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(この後ビオラがこんもりと茂る予定です)

竹と松と南天は抜きました。
その後にビオラとシロタエギクを植えます。
去年の写真を見たら、ほとんど同じ組み合わせでした。
進歩してない私です(^^;)。

これで、5月くらいまで楽しめます。
その後、ようやく片づけになります。
これは門松用の植木鉢なのに、半年くらい働いてもらう訳です。

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(先週までの姿です)

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2024年1月20日 (土)

屋根断熱でひと苦労 ~1.5畳物置を増設(9)~

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雨なので、断熱工事をします。
スタイロフォームを使うことにします。
私、断熱材を入れるのは初めてです。

すき間があっては、いけないそうです。
よっしゃ。
面戸板からちゃんと作ってやろうじゃありませんか。

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DIY小屋では、垂木を切って面戸板とする場合があります。
(私の工房も、そうしました)
垂木と垂木の間の空間は、一応埋まります。
しかし、屋根と線で接触しているだけです。

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2×4材を斜めに切って、垂木よりももっと高さのある面戸板を作ります。
垂木の下の空間も、切れ端で埋めます。

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次は、スタイロフォームの番です。
面戸板同様、斜めにカットしたいので、これを買いました。

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使ってみて、驚きました。
粉塵をまき散らさずにすいすいとカットすることができます。

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壁側の収まりです。
特製面戸板のおかげで、スタイロフォームがすっきりと収まります。

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棟木側の収まりです。
私、カッターナイフを使って斜めカットすることなんて、できません。

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私がヘボなので、あちこちにすき間があります。
こういう極薄スタイロフォームを突っ込んで、すき間を埋めます。
これも(私の技量では)カッターナイフでは作れないと思います。

マルノコ刃を新調して良かったと思います(^^)。

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2024年1月19日 (金)

ルーフィングを張る ~1.5畳物置を増設(8)~

まず、軒先水切りを付けます。
水切り金物を継ぎ足す必要がありました。
でも「つかみばし」を使えば、作業はスイスイと進みます(^^♪。

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(けらば水切りは次回付けます)

ルーフィングを張ります。
今回初めて「改質アスファルトルーフィング」を使いました。

気に入りました。
しっかりしています。
普通のルーフィングと違って、破れません。
防水層もゴムっぽくて信頼できそうです。
寿命は普通のルーフィングの倍(30年)とされています。
いやあ、もはや別物ではありませんか。
それなのに、コストは2倍程度です。
(安いルーフィングは40m巻き、改質タイプは20m巻きで売られています。
6畳以下の小屋なら20mで充分でしょう。
その場合、1000円程度のコストアップで済みます)
もう、普通のルーフィングには戻れません。

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明日からまた雨という予報です。
ルーフィングを張ったので、もうブルーシートをかけなくて済みます。
念のため、妻壁はプラダンでふさいでおきます。
なかなか良い雰囲気でしょ(^^♪。

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(軒先水切りを付けたところです)

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2024年1月18日 (木)

屋根張りでいやはや ~1.5畳物置を増設(7)~

野地板を切って、屋根を張ります。

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(暗くなってしまったので室内からの写真です)

そう書くと、ひと言の工程です。
ああしかし。
合板がキレイに並びません。
どう置いても、どこかにすき間やギザギザができてしまいます。

壁を組み立てる際は、こんなことはありませんでした。
小屋組みが、ゆがんでいたのではないかと思います。
もっと垂直や直角を測りながら、慎重に組み上げるべきでした。

屋根を張るのはこれで4回目なのに、相変わらずヘボだなあ…。

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2024年1月17日 (水)

もう一人の魔術師の思い出 ~奇跡を起こす力~

私は教員になる前、学習塾で働いていました。
そこで「塾頭」をしていたのが、Bさんでした。

学習塾って、やる気のある子ばかりではありません。
また、先生との相性という問題もあります。
まあそこは学校と同じです。
ただ、塾には「やめて、他の塾に行く」という選択肢があります。
学校よりシビアです。

いっこうにやる気を出さない、Cという子がいました。
ところが、Bさんの授業には意欲的に取り組みます。
そのうち、勉強に対する目の色が変わってきました。
性格まで変わったように見えました。
「あの子が…!」とみんな驚いたものです。
Bさんは、Cのやる気を引き出したのです。
勉強を教えることにとどまらず、それ以上のことを教えたのです。

Bさんが何をしたのか、私にはわかりません。
私に分かるのは、普段のこんな態度だけでした。
 腰が低い
 誰に対してもプラスの言葉で接する
 自分自身が猛勉強している
奇抜なことはしていなかったと思います。
まっとうな方法を、きちんと実行しているのでした。

Bさんには、夢がありました。
「政治家になりたい」と公言していました。
でも彼は二世ではありません。
地盤や支援者を自分の力で築いていかねばなりません。
困難な道です。
でも彼は、実際にいろいろなことを実行して、着々とその夢(というより目標)に前進していました。
(彼は松下政経塾出身です)

私が彼と一緒に働いたのは、1年少々だけでした。
私は学校の教員になりました。
彼はその後独立して、自分の学習塾を開きました。

私が3つ目の学校で働いていた時のこと。
彼は、ついに政治家になりました。
なんと、いきなり国会議員です。
その後も、複数回当選を重ねました。
客観的に見れば、奇跡と言って良いでしょう。

でも、彼が塾で働いていた頃、周囲の人たちは「政治家なんて、無理だよ」とは言いませんでした。
「彼なら、本当になれるかもしれない」
そう思わせる人柄を備え、努力をする人でした。

残念なことに、ある時カネがらみの問題が判明して、彼は責任を取りました。
それ以後、政治家として復活することができずにいます。

パーティ券の一連の報道を見聞きするたびに、彼のことを思い出します。
問題がバレると雲隠れしたり、だんまりを決めこんだり、離党するだけで済ます議員が多々います。
Bさんは、そういう人ではありませんでした。

彼は、奇跡の復活をとげることができるでしょうか。
彼なら、本当にやってしまうかもしれません。

(蛇足)
私が「もう一人の」と書くのは、この先輩がいるからです。

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2024年1月16日 (火)

小屋組み ~1.5畳物置を増設(6)~

今回、棟木は2×4材一本です。
これを支える真束(しんつか)は、2×4材3本にしました。
ちょっと過剰ですね(^^;)。

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今回の垂木は、45ミリ角の米松です。
片方だけ斜めにカットします。
卓上丸ノコは、ありがたいですねえ。

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垂木をタルキックやコーススレッドでがっちり留めます。
今回、なぜかビスがスムーズに入っていかないことが頻発しました。
ビスやビットを何本かダメにしました。
下穴まで開けているのに。
マキタの18Vインパクトにベッセルのビットを付けているのに。
原因がさっぱりわかりません。
この工程で時間を取られたのが、今日の誤算でした。

垂木の上からビスを打つのは、高所作業になってきます。
脚立が複数あると作業がはかどります。
この後もっと高い脚立を出しました。
(お前、脚立をいくつ持ってるんだよ)

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(蛇足)
今日は1日、DIY三昧でした。
(1月はお客さんが少ないので、今日はシフトが無しになったのです)
先週以来、ずっと胃が痛かったのですが、今日は痛みませんでした。
好きなことをしていると胃炎にならないという見本のような日でした(^^;)。
(そんなことで治らない病気の方が多いのでしょうけどね)

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2024年1月15日 (月)

黒いトロ舟は格安なのに使える奴なんです

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これ、格安なんです。
トロ舟は緑色と決まっていました。
ところがこれは、黒いんです。
再生プラスチックなのでしょうね。
私が買った店だと、80Lサイズで緑色のほぼ半額です。
こんなのが並んでいたら、普通安い方を買いますよね。
寸法は、ほぼ同じです。

トロ舟って、本来はコンクリートやモルタルを作るために使うものです。
でも、他にいろんな使い方ができます。
洗い桶とか、池とか、園芸とか。

今の季節だと、土づくりや株分けにおススメです。
植木鉢・プランターの土をトロ舟にぶちまけて、不要物を取り除いたり、堆肥や元肥を混ぜたり。
バケツやシートを使っても良いのですが、大きなトロ舟を使った方が快適です。
店によっては、60Lで3000円台で売られています。
ところが、私が買った黒トロ舟は60Lで1000円台です。
モノタロウだと、黒の40Lが1000円以下で売られています。

こうなると、もう全部黒だけでいいじゃん、と思ってしまいますよね。
ですから、モノタロウでは今や緑も黒も同じくらい格安になっています。
安価な商品は高価な商品を駆逐する、ということでしょうか。
私の職場では、まだ緑だけが従来の価格で売られています。
今年、黒いトロ舟による価格破壊がウチの店にもやってくるのでしょうか。
私は今後の推移に注目しています。

(余談)
私は緑の60Lを持っていますが、今回黒の60Lを買いました。
いろんな用途に使えるので、二つあると便利です。
(三つあってもいいなあ)
使わない時は、重ねておけます。
大きなバケツ、という感じですね。
今年の春は、園芸と左官工事がはかどりそうです(^^♪。

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2024年1月14日 (日)

屋根はいつも悩みどころ ~1.5畳物置を増設(5)~

隣にスチール物置があるんです。
ゆるやかな片流れ屋根です。
見た目にこだわる私としては、これに合わせたいところです。

しかし、今回はこんなタスクがありまして。
「工房を作る際に余ったアスファルトシングルを使う」
そうなると、まず屋根勾配をゆるくできません。
その勾配で片流れにすると、まるで昔の工場のようになってしまいます。

仕方ありません。
スチール物置に揃えるのはあきらめます。
切妻屋根にします。
勾配はできるだけゆるくします。
その場合、「片面粘着式」のルーフィングを使うべきです。
でも、今回は面積が小さいので一段落ちる「改質アスファルトルーフィング」で妥協します。
瑞浪のバローでは、これを切り売りしてくれます(^^♪。
7mだけ買いました(ひと巻きだと20mあります)。

軒はちゃんと出します。
工房も東屋も30cm軒を出しました。
そのために、棟木も桁も長めにします。
2×4ではありますが、屋根だけ見ると軸組み工法です。

さあ、次は小屋組みです。

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2024年1月13日 (土)

12%アップだ!~1.5畳物置を増設(4)~

イオンはパート賃金を7%アップ、名鉄は正社員の賃金を7%超アップするそうです。
「ねえ、ウチも高くしましょうよ」
「ううむ」
「182じゃ、ちょっと低いですよ」
「よし、22.5アップだ!」
「おおっ!」

というわけで(^^;)。
物置の壁高を上げることにしました。
私の身長は176cmです。
物置って、立って手を伸ばした高さまでは棚が欲しいじゃありませんか。
そうなると、サブロク合板の高さ(182cm)だと低いですよね。
開き戸が垂木に当たる心配もありますし。

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こんなのを、4本作ります。
壁の上にこれを載せて、かさ上げするのです。
壁高182センチを22.5センチ(サブロク合板の短辺を4等分した長さです)上げます。
一挙12%超のアップです!
(残念ながら賃金ではありません)

そうなると、長さ168ミリの2×4材を18本作る必要があります。
よっしゃ。

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スライド丸ノコに、ひと工夫加えます。
「定尺ストッパー」です。
同じ長さの材があっという間にできます。
痛快です(^^♪。

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本日、当地は雨なので、かさ上げはまた次回です。

(蛇足)
壁高は、小屋DIYにとって悩ましい問題です。
サブロク合板1枚分の高さ(182cm)にしておけば、何かとラクチンです。
でも、ちょっと低すぎますよね。
私が使っているスチール物置「ネクスタ」は、高さが最低でも207センチ(外寸)あります。
かといって、ウチの工房のように「8尺」(約242cm)にすると、施工が大変です。
材料の歩留まりも悪くなります。

「DIYするなら」という前提ですが。
壁高は7尺(約212cm)にして、壁は6尺+1尺という構造にするのが、最善ではないかと思います。
まあ、各人の事情に応じて変わってくるとは思うのですが、ね。

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2024年1月12日 (金)

1.5畳物置を増設(3)~壁を立てる~

壁を立てます。
2×4工法の特徴的な工程です。
1.5畳で高さ1.8mなので、一人でも楽勝です。

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特筆すべきことは、何もありません。
よくある2×4小屋です。

防湿シートを張って。

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ブルーシートで養生します。
高さ1.8mだと、シートをかけるのも楽勝です。
ゴムバンドとS字フックが実に重宝します。
シートをワンタッチで留めることができます。
そして、シートがはがれる心配がありません。

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この後は、屋根よりも先に扉を付けた方が良いかもしれません。
朝になったらイノシシが入っていたりして(^^;)。

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近ごろ粒状鶏糞が売れてるんです

土づくりの季節です。
12月は各種石灰と牛糞堆肥がよく売れました。
まあ、教科書通りです。

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(この成分比、イイでしょ)

ところが。
ウチの店では近ごろなぜか鶏糞がよく売れています。
それも、粉ではなく粒の方です。

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(鶏糞と言っても製品によって成分比がかなり違います)

鶏糞は、一番安価な肥料です。
重量当たりの価格は、化成肥料の20分の1くらいです。
圧倒的な安さです。
でも、臭います。
発酵させたものでも、夏は相当臭います。
粉状だと風で舞う、というのも欠点です。
ですから、隣家が近いと使いづらいです。

粒状鶏糞なら、臭いは少ないです。
風で舞うこともありません。
肥料の効き方がゆるやかです。
(使い方によっては短所になりますが)
価格は、粉状鶏糞の2倍近くになります。
(そうは言っても15kgで200円台ですが)

「どちらがイイの?」とお客さんに訊かれると、上記の説明をします。
私としては、訊いてくるような方には粒状をお勧めします。
ですから、粒状鶏糞が売れるのは喜ばしいと思っています。

ただ、今の時期に使うものじゃないと思うんです。
土づくり効果は少ないし。
まだ野菜の成長期じゃないし。
3月になったら、そして使用条件が許すなら、粒状鶏糞を一度試してみませんか。

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2024年1月11日 (木)

責任者出てこい!(2)~愛知県の教員人事~

私には、出会ったら殴りたい奴が2人います。
そのうちの1人(複数かも)が、昔の愛知県の新任教諭の人事を決めた責任者です。

「地元で働かせない」
私が教員になった頃は、そういうことになっていました。
私の地元の学校には、遠い所から新任教員が来ます。
そして私は、実家から遠く離れた学校に行くのでした。

通ってみると、スクーターと地下鉄と徒歩で1時間半かかりました。
すぐに音を上げて、車通勤に変えました。
まっとうな時間に家を出ると、1時間半以上かかります。
でも、朝6時に家を出て空いた市街地を爆走すれば、45分で着きました。
夜19時まで仕事をしてから学校を出れば、1時間で帰れました。
家にいる時間は、10時間です。

こういう生活をしていると、居眠り運転してしまいます。
「どうやって家まで運転してきたか記憶がない」
そんなことが何度もありました。
3年間で2回、軽い事故を起こしました。
「今度事故を起こしたら、命がない」
そう考えて、家を出ることにしました。

当然、転勤を希望することになります。
しかし当地では、原則として3年間は転勤できません。
「3年経ったら帰してもらえるから」
何度もそう言われました。

4年目からは「管外転勤希望」を出しました。
遠くの地区(管外)への転勤希望は、県教育員会で面接を受けるのです。
数分の面接のために、1日仕事を休むことになります。
会場に行くと、絶望します。
私と同じような若者がわんさかいます。
「一宮から岡崎まで通っています」
そんな話を聞くと、私なんか後回しだろうなと思います。
面接の番が回ってくると、こう言われます。
「向こうの地区からこっちの地区へ来る人と交換だからねえ」
その人数しか地元へ返せない、ということです。
(だったら最初からそんな人事をするなよ!)
何度面接に行っても、言われることは同じでした。

6年経って、転勤することになりました。
転勤先は、地元ではなく、隣校区の中学校でした。

私と同じ境遇の教員たちの選ぶ道は、3つしかありませんでした。
A 地元に戻るのをあきらめる
B 実家から遠距離通勤する
C 退職する
すでにBはあきらめています。
子どもが生まれた私は、Aにしました。
(Cを選んだ先生もいたのではないでしょうか)

転勤先の中学校で、私と同郷の先生2人に出会いました。
一人は、Bでした。
もう一人は、Aでした。
あきらめて新たに家を買っていました。

そうこうするうちに、父が亡くなりました。
息子夫婦と同居する仕様になっている実家に、母が一人で住むことになりました。

私は勤務地の近隣で家を買い、子どもはその地になじんできました。
私も勤務地で経験や人脈を積み重ねていました。
だんだん、地元に戻るにはハードルが高くなってきました。

今の妻の職場は、私の実家から通うには遠いです。
もう、実家には戻れません。
母は、広い家で25年間一人暮らしをしました。
そろそろ一人暮らしも限界の年齢です。

もちろん、私が一番悪いのです。
地元に戻ることをあきらめたのが、いけなかったのです。
県教育委員会の思うつぼだったのかもしれません。
とことん、地元に戻ろうとするべきだったのです。
何年かかっても。
子どもが泣いても。
自分の積み重ねてきたものを棒に振っても。

でも、そもそもの始まりは、あの不可解な人事です。
県教委の「地元で働かせない」方針は、ほんの数年で終わりました。
それなのに、その影響は何十年も残りました。
私のように、家族の人生が狂ってしまった教員は、少なくないはずです。
私よりひどい目にあった家族もいるでしょう。
あの方針がどういう理由で決まり、どういう理由で終わったのか、私は聞いたことがありません。

だから、今でも思うのです。
「あの時の人事の責任者、出てこい!」
もう、あやまらなくて良いです。
殴ります。
一発殴ったら、止まらなくなるかもしれません。
許せません。

インパール作戦や特攻隊の責任者が、責任を取らなかったのと同様なのです。
オスプレイを買うことを決めた責任者が、責任どころか謝罪すらしないのと同様なのです。
「責任者が責任を取らない。」
そういうことが、公務員(含む議員)の世界では今も続いているのです。

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2024年1月10日 (水)

3日間苦しんだ後で花を見る

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日曜の朝6時に、実家から電話が来たんです。
その後、3日間泊まり込むことになったんです。
着替えも薬も持っていませんでした。
それよりも、精神的苦しさがこたえました。
胃がキリキリと痛みました。
こんなに苦しい思いをしたのは、10年ぶりくらいだと思います。

仏教を少しだけ学んだ身としては、こう思います。
「オレの受け止め方が勝手に苦しくしているのだ。
 受け止め方を変えれば苦しくなんてないのだ」
頭ではわかっていても、未熟な私にはそれが実行できません。

冒頭の写真は、実家の庭で咲いているロウバイです。
「蝋梅」と書かれるように、ロウで作ったかのような半透明の花が見事です。
匂いも素晴らしいです。
正月早々、春を感じさせてくれる貴重な花です。

こういう時に見ると、坂村真民の詩が思い出されます。
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生かされて生きているご恩返しに
小さいことでもいい
自分にできるものをさがして
何かをしよう
一年草でも
あんなに美しい花をつけて
終わってゆくではないか
(「何かをしよう」より)

本当の愛は
タンポポの根のように強く
タンポポの花のように美しい
そして
タンポポの種のように四方に
幸せの輪を広げてゆく
(「本当の愛」)

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花は「苦しい」とは思っていないはずです。
ただ、ひたすらに咲くのです。
私も、そんな境地になりたいです。

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2024年1月 9日 (火)

責任者出てこい!(1)~震災とオスプレイ~

私が昔お世話になったMACおじさんがお怒りです。
一部を紹介します。
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いますぐ飛ばせオスプレイ。被災支援物資を満載して!

そもそも世界で唯一、日本の陸上自衛隊が17機を購入したのは「災害対策に効果あり」ということだったはず。

いますぐ飛ばせオスプレイ。税金で買った成果を見せよ!

それができなんだったら・・・・買うことを決定した責任者出てこい!。
能登の被災体育館で寒風に凍えながら謝れ!。
「みなさまの税金で無駄な買い物をしてしまいました」とあやまれ!、
だれだかしらないけど顔を見せろ、
どこかにいるんだろハンコ押したやつ!。
-------------------

ああ、戦時中と何も変わっていないではありませんか。
インパール作戦の責任者は、戦後も生きのびて、作戦の正当化までしました。
特攻隊の責任者たちも、ほとんどは戦後も生きのびました。
責任者は、責任を取ろうとしなかったのです。

今の時代も、国家賠償法というのがありまして。
「(前略)公務員が、その職務を行うについて、故意又は過失によって違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償(後略)」
つまり、公務員は基本的に(この後2項で例外が挙げられます)個人で賠償しなくて良いのです。

まあ、理屈としてはわかります。
「公務員が委縮」
「公務員のなり手が減少」
そういうことを防ぐため、というのです。

でも、「おかしいだろ」という感情は抑えられません。
だから、MACおじさんも「賠償しろ」とは言わないのです。
「あやまれ」
「顔を見せろ」
そう言うのです。

私がこの問題を取り上げて欲しいのは、東京新聞です。
それが無理なら、こういうのこそ、週刊誌の仕事じゃありませんか。
責任者を見つけて、インタビューしてくださいよ。
芸能人の不倫を追うヒマがあったら、こういうのを取材してくださいよ。

MACおじさんの原文はこちら

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2024年1月 8日 (月)

30年前に読んでた本が面白い

実家に溜め込んである本を少し整理しました。面白い本が次々出てきてびっくり。私の頭の中が進化していないということでしょうか(^_^;)

⚫︎『私の韓国陶磁器遍歴』宗左近

出てくる陶磁器にしびれます。それらを愛する著者の文章にもしびれます。この本の影響で、韓国土産は青磁の壺を買いました。

⚫︎「木の実の文化誌』松山利夫、山本紀夫編

世界各地の木の実約100種と人々の関わりについてコンパクトに紹介しています。どこから読んでも興味深い本です。日本人が食べていない木の実がまだたくさんあるのです。

⚫︎『自然流乾物読本』津村喬

著者は「気功」で知られる人でしょう。でも乾物への愛と研究心にも驚くばかりです。アウトドア料理をする人には一読を勧めます。

⚫︎『日本のやきもの2 志野・織部・黄瀬戸・瀬戸黒』黒田和哉、村山武、古川庄作

桃山時代の名品が多数紹介されています。私はこの本で黄瀬戸を見て以来、そこらで売られている黄瀬戸では買う気が起きなくなってしまいました。

という調子なので、溜め込んであった本の断捨離がなかなか進まないのでした(^_^;)。

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2024年1月 7日 (日)

給与所得よりも多いなんて! ~素人投資のお話(5)~

昨年は、日本株の値上がりが話題になりました。 そのためもあってか、証券会社の口座上での私の所得も伸びました。 売買益、配当、利子、為替差益等々です。 なんと、ホームセンターからの給与所得よりも多いではありませんか。 Topix_edited (TOPIXの1年チャートです) もちろん悪くないことなのですが、ちょっと複雑な気分です。 祭日も年末年始も関係なく、曜日を基準に働いてきたんです。 暑い日も寒い日も雨の日も、空調のない外売り場で働いてきたんです。 その見返りが、不労所得よりも少ないんです。 そりゃあね、去年の途中から介護のために週休3日にしましたよ。 そりゃあね、半日しか働いていませんよ。 でもねえ。 なんかおかしいなあ、と思うのです。 「2024年は株式が上がり、その後は厳しい」という見通しをあちこちで読みます。 ですから、今年のような逆転現象?はいつまでも続かないでしょう。 今年から来年にかけて、引き際を間違えると大ケガするかもしれません。 「給与所得以上の損失を出しました」なんてことにもなりかねません。 老人は安全運転で行かなきゃね。

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2024年1月 6日 (土)

乾電池?充電式? ~ヘッドランプの電源問題~

登山の必携品です。
DIYや園芸に使うこともあります。
昔は乾電池式一択でした。
でも、今は違います。

●充電式
「出発時に常にフル充電の状態にしておける」
私にとって、それが最大の魅力です。
ですから、自転車のライトは前後とも充電式を使っています。
今の私は、登山でヘッドランプを使うことがありません。
非常用品として持って行くだけです。
ですから、使いかけの乾電池やヘタった乾電池で山に行くのは不安です。
充電式なら安心です。

不安もあります。
「遭難して、翌日充電が切れた」という場面です。
(心配し過ぎかも)
まあ、モバイルバッテリーを持って行けば済むのかな。
でも、それでいつ充電するのか、ちょっと悩んでしまいます。
スマホの充電のことも考えないといけませんからね。

●乾電池式
「予備電池を持って行ける」
私にとって、それが一番の安心材料です。
使いかけの電池でも、切れたら電池交換すれば済みます。
予備電池の重さは、モバイルバッテリーの重さと似たようなものでしょう。
しかし、使った電池がゴミになるのは好ましくありません。

●ところがですね
上記二種のいいとこ取りをしたような機種もあるんです。
「乾電池も充電池も使えます」というタイプです。
このたびこの機種を買いました。

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出発前に充電池と予備充電池をフル充電しておけばいいのです。
これで、上記の問題は全部解決します。
ただ、私が買った「ジェントス」は品物の耐久性に一抹の不安があります。
私が以前買ったものは電池フタが壊れました。
ネット上には故障報告が多数上がっています。
まあ、安価ですからねえ。
今度は、壊れないでね。
(だったら登山用ブランドを買えよ)

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2024年1月 5日 (金)

竹の節を抜いて筒にするのだ ~防獣パイプ~

竹の節を抜くには、いろんな道具があります。
ウチの店にあるこの商品を使ってみます。

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商品名は「防獣パイプ」です。
イノシシ除けの金網を立てるための杭です。
地面に差すために、片側はこうなっています。

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これが、節を抜くのにイイんです。
金属パイプなので、ハンマーでたたいても平気です。
一旦節が破れたら、反対側を使います。

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こちら側でガシガシやると、節が広く破れます。
しかもこのパイプ、ウチの店では2種類の太さを売っています。
竹の太さに応じて使い分けられるのです。
2本揃えても、1000円にもなりません。
何の加工もせずに使えて、メッキのおかげでサビません
(「異形棒」も良いと思いますが、一本だと細い上に、塗装しないとサビます)

(補足)
竹林整備は良いのですが、その後、切った竹をどうするかが問題です。
私は去年から庭に「縦穴」を掘って、竹をパイプとして差しています。
節間が短い竹をパイプにするには、節を抜くしかありません。
この冬に切った竹は節間が短かったので、このパイプを買った次第です。

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2024年1月 4日 (木)

野菜にリベンジなんて言いませんよ ~白菜収穫~

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今年は白菜がちゃんと結球しました。
隣のキャベツ(買ったもの)と比べても見劣りしない大きさです。
去年との違いは、ちゃんと肥料を与えたことだと考えています。
「無肥料でちゃんとした野菜を収穫」は、私にはまだ遠い夢のようです。

去年の白菜も、あれはあれで良かったのです。
何度も何度も菜花を収穫することができました。
スティックブロッコリーよりも多収だったと思います。
結球白菜も菜花白菜も、両方いいなあ。

(蛇足)
20年ほど前からでしょうか。
こういう場合に「リベンジ」という言葉を使う人がいます。
あれって、日本語にすると「仕返し」「雪辱」「復讐」「報復」でしょ?
「白菜に仕返し」という人はいないでしょう。
ヘンです。
登山でも「リベンジ」と言う人がいます。
「剣岳に仕返し」もヘンです。
日本語だとヘンだと感じるのに、同義のカタカナだと鈍感になってしまうのでしょう。
ヘンな意味の英語のTシャツを平気で着てしまうのと似てますね。
カタカナ言葉に対しては、ケアフルでなきゃね(^^;)。

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2024年1月 3日 (水)

あいつ、イス持って登山に行くんだってよ ~軽量折り畳みイス~

山で地面に座るのが苦痛になってきました。
トシなんですね、きっと。
アマゾンで探したら、これが見つかりました。

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●軽い
510gしかありません。
ペットボトル茶と同じです。

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●コンパクト
収納時の長さは32cmしかありません。
これならザックに入れようという気になります。
(一緒に写っている保温ボトルは500mLです)
収納袋と座面が一体になっているのも嬉しいです。

●低すぎない座面高
33cmあります。
最低これくらいないと、座っているのが辛くなります。
(個人差があると思いますが)
30cmだと、私は耐えられません。

●高価でない
1500円くらいでした。

ウチの店でも、折り畳みイスを何種類も売っています。
しかし、上記の4条件を満たすものは一つもありません。
私のような客は多くないのでしょうか。

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広げると、こうなっています。

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フレームを出すと、こんな感じです。
私のダンロップテントのポールと似ています。
登山気分が盛り上がります(^^;)。

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組み立てると、こうなります。
ここに座面を差し込めば完成です。
よくある小型折り畳みイスと比べると、ちょっとだけ組み立てに時間がかかります。
まあ、慣れれば1分くらいでしょう。
フレームが分割式なので「座面が高いのに折り畳むとコンパクト」というのが素晴らしいです。

今年はこのイスを持って山に登り、山頂でゆっくりすることにしましょうかね。
(今までは、しばしば立ったまま昼食をとっていたのです)

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2024年1月 2日 (火)

1.5畳物置を増設(2)~壁枠作り~

まず、沓石の穴を空モルタルで埋めました。
すき間から草が出てこないように、沓石の周りの防草シートをきっちりピン止めします。

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床板を張ります。

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基礎は2か所付け足しました。
アンカーは最後に付ける予定です。
(小さい小屋ほどアンカーが大切です)

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壁を3面分組み立てます。
隣家に遠慮して、インパクトドライバーではなくドリルドライバーで組みました。
静かでイイですね。

ここで時間切れになりました。
今日も4時間少々の仕事でした。

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ブルーシートをかけておきます。
2×4工法は雨に弱いので、ここが面倒ですね。
(続く)

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軽トラが荷物置き場になる! ~ユタカメイク・シートフレーム~

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これ、軽トラに乗っている方はご存じですよね。
軽トラの荷台にシートをかぶせたままにしておくと、シートの上に雨がたまります。
いろんな解決方法がありますが、代表的なのがこのフレームです。
金属の棒でシートを支えるので、安心です。

私の軽トラは現在、荷台の中に合板9枚と2×4材20本が積みっぱなしになっています。
物置が一つ増えたようなものです。

このフレームの長所のひとつが「使わない時に場所をとらない」ことです。
シートを外したい時は、縮めて荷台の隅に置けば良いのです。
シートもたためば小さくなりますしね。

アメリカでは、大きなピックアップトラックが人気車種です。
あの国では、使い勝手が良いんでしょうね。
軽トラにこのフレームとシートを付けておくと、荷台がトランク感覚で使えます。
ポンポンといろんなものを放り込めて、使い勝手が良いです。
「日本のピックアップトラック」という気分です(^^♪。

残念ながらこのフレーム、ウチの店では取り扱っていません。
私はコメリで買いました。
シートもこのフレーム用のものを使うとカッコ良く仕上がります。


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2024年1月 1日 (月)

これ、使えるゼ! ~手持ち草削り?~

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この道具、名古屋の家を買った頃に買いました。
おそらく本来は草を削るための道具だと思います。
しかし私は、小さなクワとして使ってきました。
庭作りや園芸、時には左官仕事にと大活躍してくれました。
このサイズが、イイんです。
アマチュアがプランターや庭をいじるのに、大きな道具は不要です。
使わない時に場所をとらないという点では大きな道具よりも優れています。

長年使って、手入れをちゃんとしなかったので、こんな有様です。
今にして思えば、ステンレス製のものを買うべきでしたね。
(刃物として使うなら、鉄製の方がよく切れますが)

私は、この道具を勧めている本やWebサイトを見たことがありません。
私としては「移植ごての次は、これを買いなさい」
と言いたいほどおススメの道具なんですけどね。

先日の「浄化槽マンホール周辺整備」でも使いました。
砂利をどけるのに、この道具はぴったりでした。
年末年始に作っている1.5畳物置の土台設置でも、これが重宝しました。
小面積の土を平たく掘るのにも、ぴったりなんです。
まだまだ、この道具にやってもらいたい仕事が山積しています。
よろしくお願いします!

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謹賀新年

世が安らかでありますように。

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妙心寺法堂 雲龍図(狩野探幽)
(我が家の天井に張ってある絵を撮りました)

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