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2024年2月

2024年2月29日 (木)

パネルソーが来た!(1)

職場のパネルソーが、交換されました。
(今日は棚卸しと店舗改修だったのです)
搬入・設置のために4人の方が来ていました。
分解してトラックに積んでありますから、組み上げにはそれだけ人数が必要なのでしょう。

今まで使っていたパネルソーには(私は)ほとんど不満がありませんでした。
退役させるなら、ウチで引き取りたいくらいです。
でも、ちょっと調べたら、パネルソーって中古でも100万円とかするんですね。
退役ではなく、またどこかで使われるのでしょう。

とても欲しい機械ではありますが、なにしろ場所を取ります。
広さもさることながら、高さも問題です。
集塵機も必要です。
そもそも、200Vの電源が必要です。
冷静に考えれば「あげる」と言われても個人の工房では難しいですね。

最新のパネルソーには「自動位置決め」という機能があるそうです。
今回入った機種は、どうなのでしょうか。
明日から、使えるのでしょうか。
わくわく(^^♪。

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2024年2月28日 (水)

板金職人さんってすごい ~物置増設・番外編(2)~

土台水切りの工程で止まっています。

●キレイにできない!
土台水切りって、階段状の形をしています。
これに切り込みを入れて90度に曲げます。
YouTubeには、板金職人さんの動画がたくさん上げられています。
プロの技を公開していただけるとは、ありがたいことです。
実に簡単そうに、キレイに曲げています。

しかし、私がやると全然ダメなんです。
工房を建てる時も、土台水切りで手こずりました。
その経験があっても「今度は上手くやれそう」という気がしません。

動画を何種類も何回も見て勉強しました。
切れ端を使って何度も練習しました。
それでも、うまくできません。

●失敗だらけ!
切る以前に、墨付けで間違えます。
上下を間違えたり、折る場所を間違えたり。
何と3本もパーにしました。
(もうろくしただけ、かもしれません)

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●道具の力を借りるのですが
動画を見ると、ほとんどのプロは曲尺を使って墨付けしています。
私、そこからもう苦手です。
あるプロが止め型スコヤを薦めていたので、手許にあった止め型定規を使ってみました。
これには助けられました。
墨付けがより正確になったと思います。

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(右が柳刃です)

私、入り組んだカットが特に苦手です。
正確に墨付けしても、その通りに切れないのです。
プロの動画を見ていて、気付きました。
皆さん「柳刃」を使っている!
私は今まで、若い時に買った「直刃」を使っていたのです。
さっそく柳刃を買ってみました。
直刃では刃先が入らない場所を切ることができます。
でも、やっぱり墨線ぴったりには切れません。

●取り付けが難しい…
苦労して水切りを曲げても、それで終わりではありあせん。
水切りを土台に取り付けるのがまた、私には難関なのです。
4本の水切りを取り付けつつ、水切りと水切りを継がなければなりません。
この工程の動画はあまり公開されていません。
できれば明日の午後に土台水切りを付けてしまいたいのですが、やれるのでしょうか…。

板金職人さんってスゴいなあ、と痛感する今日この頃です。

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2024年2月27日 (火)

あれもこれも拾うのだ ~拾う神に、オレはなる!(2)~

こんなものを作りました。

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「マグネットピックアップバー」の簡易版です。
手許にあったラミン丸棒に、手許にあったネオジム磁石@100均を接着しただけです。
長くする必要がないので、鉛筆程度の長さにしました。
これがやりたかったんです。

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外売り場のPOPは、しばしば「タッカー」で留められています。
それを外すと、タッカー針が地面に落ちます。
これ、手袋をはめていると拾いづらいんです。
こういう時こそ、磁石の出番です。
あっという間にタッカー針を拾い集めることができます。
仕事中にこの棒を常に持ち歩くことにします。

先日買ったピックアップバーの方は、工房に置いています。
ネジを拾う他に、こんな使い方でも重宝しています。

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土台水切り(ガルバリウム鋼板)を加工すると、細かい切りクズが出ます。
これ、きちんと拾っておかないと、後で靴などに刺さります。
タッカー針同様、磁石の力で拾えば楽勝です(^^♪。

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2024年2月26日 (月)

DIYの真骨頂ですよ ~ゴミ箱ズレ止め(2)~

一見、板を敷いただけに見えます。

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ゴミ箱の下は、こうなっています。
端材を切って付けてあります。

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ゴミ箱の裏側は、こうなっておりまして。

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ゴミ箱裏の十字型の枠が、下の端材の間にスポンとはまるようになっております。

試作品には、二つの問題点がありました。

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A踏んでいるうちに回ってしまう
ペダルを何回も踏むと、だんだんペダルが右にズレて行くのです。
この場所でそうなると、ペダルが踏みづらくなってしまいます。
  
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B取っ手が壁に当たってしまう
ゴミ出しの際に、まずゴミ箱全体を動かします。
ところが、ゴミ箱の取っ手が壁に当たってしまうのでした。
壁に近づきすぎていたんですね。

そういうわけで、一見「板に端材を付けただけ」に見えますが、綿密な?寸法調整がしてあります。
ペダルを踏んでもゴミ箱が回らず、
ゴミ出しの際には取っ手を持ってゴミ箱をサッと動かせ、
当初の狙い通り、ペダルを踏んでも開いたフタが壁に当たりません。

ケガ防止のために、角は落として、エッジはトリマーで丸めてあります。
下に敷いてあったマットは、板と同サイズに切って敷いてあります。

汎用性は、ありません。
「この場所で、こう使いたい」という必要に合わせて作ってあります。
思えば、私が数多く作ってきた学校家具もそうでした。
「場所と使い方にぴったり合うものが欲しい」
「でも、売られていない」
そういうものが手に入るというのが、DIYの真骨頂だと思います。
言い方を変えると「生活のカイゼン」ということになるでしょうか。

しばらく使ってみて問題がなかったら、ヤスリがけしてニスで仕上げるつもりです(^^♪。

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2024年2月25日 (日)

スライドレール取付けの強い味方 ~センター一発とレンズブロアー~

PC引き出し製作の肝は、スライドレールでした。

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●スターエム「センター一発(いっぱつ)」
レールを正確に取り付けなくてはなりません。
こういう時はもちろん「センター一発」の出番です。
私はSサイズを常用しています。
これについては以前に書いたことがあります。

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しかし、今回使ったスライドレールの穴はちょっと大きいのです。
Sサイズでは役に立ちません。
こういう時のために、Lサイズも用意しています。
出番はめったにないのですが、これがないと困るのです。
そういう道具がどんどん増えていくのが、楽しいような、困るような(^^;)。

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●ハクバ レンズブロワー
「センター一発」で下穴を掘ると、削りカスが出ます。
スライドレールには、ベアリングが入っています。
削りカスを残してはいけません。
エアコンプレッサー(ダスター)で飛ばすか、掃除機で吸い取るのが正解でしょう。
でも、穴あけは12回もあるのです。
そのうちの何回かは、左手でレールを押さえているのです。
(その次に右手を使ってビスを打つためです)
右手一本でエアダスターや掃除機を使うのはちょっと難しいです。
(エアホースや掃除機ホースが付いてますからね)
こういう場合には、レンズブロワーが重宝します。
ビス打ちが終わったら、念のために掃除機で吸い取ります。

この道具、普段はダボ錐とコンビで使っています。
PC引き出しには、ダボ埋めもあります。
今回、このブロワーは大活躍してくれました(^^♪。

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2024年2月24日 (土)

矢野さん、ウチも100円以下でがんばってます(2)

100円以下の商品、まだまだあります。

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●塩ビ管部品
写真は「40ミリ径VU管エルボ」です。
100円以下の部品は、各種あります。

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●苗
花や野菜の苗も、100円以下のものがいろいろあります。
写真は「スティックブロッコリー」です。
長く収穫できて楽しいですよ。

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●活力液肥10本パック

窒素リン酸カリに加えて微量要素も入っています。
人間で言うと「完全食」ですね。

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●スコップ

これは100均と同等品ですね。
私も最初はこういうスコップで園芸をしていました。

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●芝の根止め

1枚だけでは足りないでしょうけど。
庭に芝がある人には必需品ではないでしょうか。
(箱で買いましょう)

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●角材

100均にもありますね。
太さも長さも各種揃っていますよ。

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●朴(ほお)小材木

おそらく版画用でしょう。
年賀状が激減した今の時代でも、こういうものが売られているのです。

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●米袋
各種あります。
米だけでなく、いろいろなものを入れることができます。

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●野菜マット
果物や野菜を置く際に下部が腐るのを予防するものです。
5枚で100円です。

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●灯油タンクのキャップ
なぜかキャップだけヒビが入りますよね。

●100円ショップはどうなる
ホームセンターの特徴は「回転率の悪い商品でも置いてある」ことだと思います。
儲からないのに、よくこんな商品を並べているなあ、と驚きます。
一方、100円ショップはよくこんな利幅の小さい商品で商売しているなあ、と驚きます。

矢野氏は6年前に「カンブリア宮殿」に出演しました。
私にとって一番印象に残った言葉は、これです。
「運を良くするには、人の役に立つことをするしかない」
だからこそ「安かろう悪かろう」という商売にならなかったのでしょう。

Daiso

デフレの時代が終わると100円ショップの先行きは厳しいと思います。
でも、ダイソーの株価はまだ上がり続けています。
矢野氏の遺訓が生きていれば、まだまだダイソーは大丈夫なのかもしれません。

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2024年2月23日 (金)

矢野さん、ウチも100円以下でがんばってます(1)

ダイソーの創業者、矢野博丈氏が亡くなりました。
この機会に、ウチの店の外売り場にある100円以下の商品を探してみました。

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●鉢皿
植木鉢の下に敷く皿です。
100円ショップでも売っていますが、普通は白だけですよね。
ウチの店だと、他に青、緑、黒、茶、濃茶があります。

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小さいサイズだと、100円以下です。

●ポリポット
野菜や花の苗が入っているポットです。

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機能的にはプラスチック鉢と大差ないと思うのです。
小さな植物なら、これで最後まで育てられるでしょう。
ウチの店では100個セットをバラして、10個で100円以下で売っています。

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●鉢底網
好きな大きさに気って使うタイプです。
駄温鉢、素焼鉢、ポリポットにはこれも併用したいですよね。

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●グラスファイバーポール
曲げて使う支柱です。
虫よけネットや不織布をかけたいときに重宝します。
畑だけでなく、プランターや植木鉢にも使えます。
お好みの長さに切って使うこともできます。
1本だけなら100円以下です。

●デフレと100円ショップ
日本では、デフレの時代が何十年も続きました。
100円ショップも、値上げをせずに商売を続けることができました。
「100円ショップがデフレの元凶」という意見もあるようです。
しかし、所得が増えない時代に庶民の生活を支え、喜ばれたのも事実でしょう。

矢野氏の死去と合わせるかのように、日銀総裁は「インフレ」と明言しました。
デフレと100均の時代にひと区切りついたのかも、と感じます。

矢野さん、ウチの店でも低価格のものを提供してお客さんに喜んでいただきます。
安らかにお眠りください。
(続く)

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2024年2月22日 (木)

失われた20年 ~自動車デザインと日経平均~

日本の自動車デザインはここ20年ほど、迷走しています。
(私見ですよ)

20年前、何があったかといいますと。
あの「ウィッシュ事件」(2003年)です。
ホンダの「ストリーム」(2000年10月発売)が売れまくっていました。
ところが、トヨタがストリームと同サイズ同コンセプトの「ウィッシュ」を発売します。
ストリーム発売の2年3か月後のことでした。
ウィッシュは、ストリーム以上によく売れました。
「トヨタお得意の、ライバルつぶしだ!」
そう思ったのは、私だけではないでしょう。
怒った?ホンダが「ポリシーは、あるか」という広告を出したことは有名です。

あの事件以後、ホンダのデザインは変わりました。
「いい車を出しても、トヨタにマネされて、つぶされる」
「外観だけでも、トヨタがマネできない尖ったものにしよう」
ホンダデザインは、そういう路線になりました(私見ですよ)。

それまでのホンダデザインは「まっとうで美しい」という路線でした。
初代シティは「ピニンファリーナのデザイン?」とまで言われたものです。
それが、変わってしまったのです。
まっとうなデザインは「ザッツ」(2002年発売)が最後となりました。

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ウィッシュ事件以後、ホンダデザインは「美しい」を捨てました。
それは、長い間続きました。
販売のためには、正解だったのかもしれません。
ザッツは、あまり売れなかったのです。
その一方、日産・二代目エルグランド(2002年発売)は「オラオラ顔」が当たって、よく売れました。
そして、トヨタも他社も次第に「オラオラ顔」路線へシフトしていきました。
顔だけでなく、全体が醜くなっていきました(私見ですよ)。

私が「失われた20年」と言うのは、この時期のことなのです。
今では、日本の街は醜い車だらけになっています(私見ですよ)。
そんな中にあって、ホンダデザインは近年「美しい」路線に戻りつつあります。
(全車ではありませんが)
ホンダe、ステップワゴン、N-BOXという最近のホンダ車を見ていると、思うのです。
「20年前に戻ったかな」と。

さて、日経平均株価の話です。
久々に高騰しています。
「失われた30年を取り戻す!」なんて言う人がいます。
まさか。
円ベースで30年前に「戻った」というだけなのです。
ドルベースではまだ戻っていないのです。
アメリカの株価は、この30年で13倍になったのです。
少なくとも日本株が今の10倍になるまでは「取り戻した」とは言えないでしょう。
それまで何年かかるのでしょうか。
そもそも、そんな日は来るのでしょうか。
来たとしても、その時アメリカの株価はもっと先に行っているのではないでしょうか。

自動車デザインの話に戻ります。
最近のホンダデザインも、日経平均同様「戻った」というレベルだと思うのです。
ザッツの後、正常に進化していれば、20年後の今はもっと新しく美しくなっていたはずです。
ザッツの後、自動車デザインは迷走してばかりで進歩してこなかったのです。
「戻った」だけであり、20年分の遅れを「取り戻した」わけではありません。

日経平均は30年前の株価(円ベースですが)を超えて先へ進めるのでしょうか。
今は、その瀬戸際なのかもしれません。
自動車デザインは、どうなのでしょう。
ホンダeも、ステップワゴンも、売れ行きは芳しくありません。
「失われた20年」は取り戻せるのでしょうか。

(補足)
「失われた20年」の中にあって、最もまっとうなデザインをしていたのは、マツダです。
(私見ですよ)
(マツダ車全部ではありませんよ)
本ブログでは、今までマツダ車をホメたことはありません。
実用性が犠牲にされている、と感じることが多々あるからです。
でも、他社ほど街の景観を汚染していないことは、大いに評価しています。
この20年間でデザインを進歩させた唯一のメーカー、と言っても良いかもしれません。
マツダとホンダが先頭に立って「失われた20年」を取り戻して欲しい、と思っています。

(蛇足)
昨日、こんな記事を見つけました。
「失われた20年」のさなかに出たものです。
プロの中にも、私と同じように感じている人がいたのでした。
こういう記事がもっと増えてほしいのですが。
やっぱり無理なのかなあ。

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2024年2月21日 (水)

拾う神に、オレはなる!(1)~マグネットピックアップバー~

「今度は何を買ってきたの?」
「これ、先っぽに磁石が付いてるの」
「それで、何を付けるの」
「ネジを拾いたいんだよ」

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「手で拾えばいいんじゃないの?」
「ネジを落とすと、作業台の下とか小屋の下とかに入り込んじゃうことがあるんだよ」
「手を突っ込めないとか、届かないとかいう時に使うわけね」
「635ミリまで伸ばせるから、もう大丈夫!」
「なるほど」

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「それから、ネジの箱からネジをたくさん出したい時にも役に立つんだ」
「まとめてぎゅっと握ると手に刺さっちゃうものね」
「これとマグネットトレイを組み合わせて使うと快適なんだよ」

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「いくらだったの?」
「500円くらいだったかな」
「場所もとらないし、その値段ならまあいいかな」
「かゆい時に背中をかくのにも役立つかも」
「こたつに入っている時に遠くのものを引き寄せるのにも良さそう」
「おいおい(^^;)」

(この会話はフィクションです)

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2024年2月20日 (火)

扉にひさしを付ける ~1.5畳物置を増設(15)~

明日からしばらく雨が続くそうです。
外壁よりも先に、扉の上にひさしを付けておくことにします。

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扉の枠に水切りを付けておけば良いような気もします。
でも、今回の扉は高さが180cmしかありません。
枠に頭をぶつける可能性があります。
(私は身長176cmです)
その際、枠に金属製の水切りが付いていたら、流血の惨事になりかねません。

ひさしは、概ね『小屋大全』に載っていた方法で作りました。

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1×4材を斜めカットして
それに台座になる板を付けて
小さな屋根になる板も付けて
屋根には水切りを付けてルーフィングを張って
アスファルトシングルも張って
壁に取り付けて完成!

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ひさしが付いた外観は「ちょいレトロ」です。
それが田舎の風景にマッチすると思うんです(^^♪。

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2024年2月19日 (月)

小さな物置には細い雨どい ~1・5畳物置を増設(14)~

丸型軒樋って、たいてい105ミリ幅と120ミリ幅が売られています。
瑞浪のバローには、珍しく75ミリ幅が置いてありました。
これに合うたて樋も細くて、45ミリ径です。
(普通は60ミリ径か75ミリ径です。
 店でよく見る細いたて樋はカーポート用で、42ミリ径です)
1.5畳の切妻屋根となると面積が小さいので、これが良いでしょう。
初めて使うサイズですが、買ってみます。

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(雨どいが目立たなくてイイでしょ)

105ミリ幅の丸型軒樋は、1800ミリ長と3600ミリ長が売られています。
これ、以前書いたように、あと少し足りないという残念な長さです。
ところが75ミリ幅の軒樋だけは、1350ミリ長と2700ミリ長が売られています。
これは、嬉しい長さです。
今回のように小さい建物だと、床の幅は910ミリや1820ミリになります。
すると、屋根の幅は1310ミリとか2420ミリとかになるでしょう。
75ミリ幅の軒樋って、こういう需要にどんぴしゃの長さなのです。

しかしです。
せっかくの細い樋なのに、75ミリ幅用はデカい集水器しかありません。
(コンパクトなF型が欲しかったのですが)
金具もエルボも少ししか並んでいません。
あまり売れないのでしょうね。

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(「デンデン」は外壁を張ってから付けます)

仕方ありません。
「デンデン」は打ち込み型で妥協します。
排水管用のエルボはVU管用で妥協します。

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(雨対策として、とりあえずこうしてあります)

(補足)
今週は雨が続くという予報です。
まだ妻壁も外壁もできていませんが、先に雨どいを付けることにしました。
雨どいがないと、屋根から落ちる水が土台や床合板に飛びます。
ここは濡らしたくありませんからね。

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(防湿シートが土台に張ってないことに今日気づきました…)

たった1.5畳の物置なのに、今回の雨樋代は約1.5万円になりました。
でも、建物を守るためには欠かせない出費です。
(片流れ屋根にしておけば出費は半減します)

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2024年2月18日 (日)

良い刷毛は高くないと思うんです

PC引き出しに水性ウレタンニスを塗ります。
室内家具なので、キレイに仕上げたいものです。
こういう時は、ちょっと良い刷毛を使います。

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(「流水」を愛用しています)

触るだけで、安価な刷毛とは全然違うことが分かります。
使ってみると、もっと違います。
塗料をよく含みます。
一度ニスをつけた後で塗れる面積が広いです。
しかも、ムラになりにくいです。
そういうわけで、短時間でキレイに仕上がります。

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安価な刷毛の何倍もの値段になります。
でも、数百円の違いなのです。
これが電動工具なら、わずかな違いですよね。
数百円で仕上がりが違ってくるのですから、むしろお買い得だと思います。
しかも、安価な刷毛よりも耐久性が高いです。
洗って繰り返し使っても、劣化が少ないです。

(蛇足)
屋外で使うものには、安価な刷毛を使っています。
ウチの職場も、そうしています。

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2024年2月17日 (土)

びっくりカット ~木材カットについて(2)~

●そのカット、大丈夫ですか
今私が作っているPC引き出しは、こんな木取りです。
「サブロク1枚から5種類のサイズの板を12枚取る」
このてのカット依頼は、ウチの店でもちょくちょくあります。

でもねえ。
パネルソーは、このような細かいカットをする道具ではありません。
できないことはありませんが、慎重さと時間が必要です。
使う店員によっては、間違えたり寸法が狂ったりする恐れがあります。
どの店員が切っても大丈夫な店で頼んだ方が良いと思います。
(だから私は自分で切るのです)
もちろん、受け取る際には寸法を確認しましょうね。

●そのカット、店にやらせるんですか
ある時、長い集成材のカットを頼まれました。
プロのお客さんでした。
このまま現場へ持って行って内装工事に使うとのことでした。
もちろん、少し長めに切ったんですよね。
まさか、そのまま組み付けるんじゃありませんよね。
自分で切らずにホームセンターにやらせるなら、アマチュアと同じですものね。
(ホームセンターの店員は、木工のプロではありません。
 プロのカットを望むなら、木工所に頼むべきです)
そりゃ、寸法が合っていれば、それでいいんでしょうけど。
なんだか、ねえ。
(もちろん口には出しませんよ)

●そのカット、勘弁してくださいよ
時々あるんです。
1時間くらいかかるカット。
その間、他の仕事ができません。
他のお客さんへの対応もできません。

なにしろ、ホームセンターのカット代は安いですからねえ。
1時間かかりきりになっても、たいした金額にはなりません。
そのカット代は、大抵私たちの時給より安いんです。
「カットサービス」は利益なしの(むしろ赤字の)「サービス」なんです。

せめて、半日後とか翌日とかの受け取りにしていただけませんか。
それなら、手の空いた時にカットができて助かります。
(もちろん口には出しませんよ)

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ビビりの日本人は売るのです ~素人投資のお話(7)~

日本株を2銘柄売却しました。
どちらも11月に買ったばかりです。
配当を期待して買ったのですが、その5倍以上の差益が出ました。

今日の報道によると、日経平均はバブル期以後の高値を更新したそうです。
外国人は相変わらず日本株を買い越し。
それなのに日本人は売り越しなんだとか。

私と同じように考える人が多くいるということですね。
つまり
「上がり過ぎだ。
 またバブルの時のように暴落するぞ。
 今のうちに売って利益確定しよう」

ところが、ドル建てだと話が違ってくるそうです。
だから外国人は買い続けているのだとか。
もうしばらくの間、日本株は上がるのでしょう。

いいんです。
もう十分です。
これからはインド株投信とバランス型投信に期待します。

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2024年2月16日 (金)

外売り場に春が来た

今日はお客さんが多かったです。
久々です。
開店2時間でクタクタになりました。

ホームセンターって、年末は忙しいんです。
で、年が明けるとヒマになるんです。
それが2月の中旬まで続いておりました。

それが今日、突然多くのお客さんが押しかけたのです。
特別な安売りを始めたわけではありません。
昨日までと同じです。

15kg入りの鶏糞を、今日はいったい何袋積み込んだことか…。
大谷翔平くんの筋トレに比べると10分の1以下の重さです。
でも、回数と持ち上げ時間を掛けると、今日はかなりの重さをあげていると思います。

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気がついてみると、売り場の梅が開花していました。
暖かくなりましたからねえ。
花もお客さんも同じように動き始めるのかもしれません。

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2024年2月15日 (木)

バレンタインデーにはポインセチア!

この雰囲気、バレンタインデーにぴったりだと思いませんか。

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このポインセチアは、クリスマスの売れ残りです。
もう2月中旬ですが、まだ元気です。

チョコを売っているお店の皆さん!
来年のバレンタインデーには、ポインセチアを飾ってみませんか?
「クリスマスが終わったらバイバイ」
なんて、もったいないと思いますよ。

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2024年2月14日 (水)

最悪の上塗り ~塗装はがしでいやはや~

「ペンキをはがして、他の塗料を塗れ」
そんな指令を受けました。

ウチの店の木製什器は、みんな同じ色のペンキが塗られています。
(私たちが塗りました)
このたび事情があって、それを違う色にすることになったのです。

ところが、これがなかなか厄介な作業なのでした。
以前に塗ったペンキは「造膜塗料」です。
今回塗るのはキシラデコールです。
「浸透性塗料」です。
キシラデコール自体は、優秀な塗料です。
しかし、下に造膜塗料があると木に浸透できません。
浸透できないと、キシラデコールの性能が発揮できません。
その上、発色にも影響が出ます。

2種類の塗料の組み合わせは、4通り考えられます。
A 浸透性塗料の上に浸透性塗料
B 浸透性塗料の上に造膜塗料
C 造膜塗料の上に造膜塗料
D 造膜塗料の上に浸透性塗料

A~Cは、まあ問題ないでしょう。
ところが今回は、最悪の組み合わせであるDなのです。
そういうわけで、まずペンキをはがせ、という指令になったのです。

サンダーを使ってみます。
80番のサンドペーパーを使っても、なかなかはがせません。
造膜塗料、意外に強いのでした。

グラインダーを使ってみます。
木材研削用の刃がついているので、ペンキはがしには向いていません。
許可をもらって、店頭から塗装はがし用の刃を持ってきます。
イマイチです。
そうこうするうちに、刃が寿命になってしまいました。

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(グラインダーは葉選びが大切なのですねえ)

別の刃を持ってきたら、今度は順調にできました。
まあしかし、細部まで完璧にはがしたわけではありません。
(それをやろうとすると、とてつもない時間がかかります)

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(塗装はがし2日目です)

全身、粉塵だらけになりました。
目には防護メガネをしましたが、鼻と口には普通のマスクだけでした。
(2日目は防塵マスクを使いました)
おまけにグラインダーで指を少し切ってしまいました。

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(キシラデコールの「バリサンダ」です)

キシラデコールを塗れ、という判断がおかしいのです。
造膜塗料の上には、造膜塗料を塗れば良いのです。
そうすれば時間もかからないし、健康被害もほとんどなかったはずなのです。
この作業、しばらくの間、続きそうです。
いやはや。

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(造膜塗料をきちんとはがさずにキシラデコールを塗ると、この有様です)

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私はホームセンターを信じない ~木材カットについて(1)~

店員のくせに何を言い出すんだ、と言われそうですが。
私はホームセンターのカットサービスを信じておりません。
だから、自分で切ります。

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●確認しない店
つい先日も、こんなことがありました。
PC引き出しを作るために、15ミリ厚のサブロク集成材を買いました。
軽トラに乗って行ったのですが、風が強かったので910ミリに切ってもらいました。
(ウチの工房は駐車場からちょっと歩く必要があるのです)
店の作業場に行くと、すぐに切ってもらえました。
問題は、その後です。
この店、確認をしないんです。

私は自分の職場でカットをした後、原則としてお客さんの前で寸法を測って見せます。
「これでよろしいでしょうか」と確認するのです。
稀に「これじゃダメ」ということがあるのです。
また「ごめんなさい。間違えましたね」ということも過去にありました。
こういう場合、売り場から他の木材を持ってきて切り直します。

数年前、この店でサブロク板を切ってもらったら、数ミリ違っていたことがあります。
あの時も、やっぱり確認はありませんでした。
寸法違いに気づいたのは、組み立てようとした時でした。
カットを依頼した際の紙は、もう捨てています。
あきらめるよりありませんでした。

●もう頼まないよ
あれ以来、カットは基本的に自分でやるようにしています。
そのために丸ノコを新調しました。

今回は、あれ以来6年ぶりにその店でカットしてもらったのです。
風にあおられないようにしたいだけだったので、あえて少し大きめに切ってもらいました。
ぴったりの寸法に切るのは、自分でやるつもりでした。

今回は、依頼した通りの寸法に切れていました。
でも、相変わらず客に渡す際の寸法確認はありませんでした。
「ダメだな、この店」と改めて思いました。
15ミリ厚のサブロクの集成材を並べているのはこの店だけなので、残念です。

●システムの問題です
私が言いたいのは
「ホームセンターのカットは、担当者しだいで精度が変わる」
ということなのです。
私の職場でも、きっちり測る人と、大ざっぱな人がいます。
こういう違いがあるからこそ、客に確認することが必要なのです。
店として、そういうシステムにしておくことが必要なのです。

実は、私の職場も「渡す際に確認する」というシステムはありません。
でも、トラブルになることがあるので、カットを主に担当する4人は自発的に確認をしています。
カット担当者全員が100%正確に切れるなら、こんな必要はないのかもしれません。
近隣にそんな店があれば良いのですが。
(「ホームセンターで切ってもらえば良い」と書く人には、そんな店があるのでしょうね)

私がよく行くケーキ屋さんは、毎回必ず確認をしています。
「これとこれ」と頼むと、トレイの上にそれを並べて
「これでよろしいでしょうか」と訊くのです。
昔は飲食店でもオーダーの後に注文の確認がありましたよね。
「客に確認する」って、いろんな商売で必要なことなのだと思います。

ああ、ウチの店に15ミリ厚のサブロク集成材があればなあ。
パネルソーを使って、自分で切れたのに(^^;)。

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2024年2月13日 (火)

虎は死んで棒を残す? ~天窓開閉棒~

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学校の天窓を開閉する棒です。
今の季節、教室の換気が大切です。
四隅の天窓を少し開けるのが良いとされています。
手の届かない高さにある窓のサッシ錠と窓を開け閉めするのは、ちょっと厄介です。
この棒を使えば、1分で終わります。

最後の勤務校でも、その前の勤務校でも量産して、全教室に配りました。
でも、この棒を使う担任ばかりではありません。
そうなると、使われない棒はどこかに消えてしまうことがあるのです。
「足りないので作ってください」というのは、そういう事情なのです。

教員時代の私は、朝7時半くらいに教室に入っていました。
まずこの棒で天窓を開けます。
季節によっては、全ての天窓を全開にします。
その後、廊下と教室に掃除機をかけたり、ノート類を見たりするのです。

「帰りの会」が終わると、天窓を閉めます。
低い窓は係の子が閉めてくれますが、天窓はそうもいきません。
背の高い子は「やらせて!」と言いますが、これを振り回されると危険なのでやらせません。

教室の戸締りが終わると、外に出ます。
(愛知県は集団登下校なので、外で集合してから下校になるのです)
その際に階段の天窓を閉めます。
(これも私が朝開けています)
階段天窓の下には、この場所用の窓開け棒が備え付けてあるので、それを使います。
日によっては「先生、階段の窓、閉めておいたよ!」なんて子もいます。
それには「ダメ」と言わず「ありがとう!」と答えます。
何しろ日頃から「勝手に良いことをしよう」と教えていますからね。

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さて、棒作りです。
工程は単純です。
角材を90cmに切って
片方に穴を開けて
L字型フックをネジ込む
これだけです。
10年前と違うのは、ビニルコーティングされたフックを使ったことくらいです。

もしかすると、1本くらいは私が死んだ後になっても使ってもらえるかもしれませんね。

(蛇足)
「虎は死んで皮を残す」という一節ばかりがよく使われていますよね。
このことわざの本来の意味を取り違えていることが多いようです。
本来は「虎は死して皮を留め 人は死して名を残す」です。
人は皮を残すのではなく、名が残るように生きるべきなのです。
(…と言った中国の武将の言葉です)

近年、晩節を汚す老人の報道が続いています。
「自分も汚名だけが残るような生き方をしていないか」
と自戒する今日この頃です。

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2024年2月12日 (月)

違うジッパーを開けちゃうんですよ ~ジッパータブ~

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このデイパックは「4気室」です。
内部が4つの部屋に分かれているのです。
低山ハイクや小旅行には、こういうのが便利です。

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ところが、それが災いすることがあります。
(私だけかもしれませんが)間違えて他の気室を開けてしまうんです。
上から見ると3つのファスナーが並んでいますからね。

そこで色違いの「ジッパータブ」を付けることにしました。
購入時は全てのファスナーに黒いタブが付いていました。
これを、メインの気室だけ色を変えることにしました。
ここは一番多く開ける場所なので、そこが目立つようにするのです。

この機会に、他のファスナーのタブも新調しました。
全部でタブ8本になります。
他のファスナーは黒のタブにしました。

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今回私が買ったのは100円ショップの品物です。
4本入って100円です。
店には4色ありました。
ウエストバッグやらダッフルバッグやら全部にタブを付けるなら「パラコード」「細引き」が安上がりです。
2ミリ程度の細いものを輪にして引手の穴に通せばOKです。
バッグとは違う色にして楽しむのも良いですね。
(その方が開ける時には便利です)

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2024年2月11日 (日)

神棚用の塩容器

「神棚には純米酒とあら塩」と決めています。
塩は専用の容器に小分けにして使っています。

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まあ、どうということもない、100円の容器です。
湿気を防ぐために密閉性のよいものを選びました。
これと小さいスプーンの組み合わせが、使いやすいんです。
そして、この外観が私好みなのです。
小さなことですが、気に入った道具を使うと、楽しく作業ができるものです。
あなたにも、そんな小物がありますよね。

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2024年2月10日 (土)

がんばれダイハツ ~私の選ぶ歴代ベスト3~

●初代シャレード
これは、画期的なクルマでしたね。
まず、3気筒エンジン。
今では普通になっていますが、あの時代には珍しかったのです。
そして、1000ccという排気量。
あえて小さく抑えるというのが、私には「凛々しい」とさえ感じられました。
スタイルも素晴らしかったです。
小型車でスペースを稼ぎながらスタイリッシュ、という難題を見事に解決していました。
『CG』の小林彰太郎氏は、トランクの高さが確保されたことを評価していましたね。

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●ミラココア
これはもう、スタイルですね。
ミラの派生車種でかわいい系のデザイン、というのが一般的な認識でしょう。
でも、私は見事な造形だと思うのです。
街で見かけると、見とれてしまいます。
シンプルでありながら個性的で美しい、と思います。
某親会社に見習ってほしいくらいです。

●二代目ムーブキャンバス
このクルマについては、もう3回くらいホメたと思います。
これもムーブの派生車種なので、機械的な新味はありません。
しかし、現行日本車の中で屈指のデザインだと思います。
もっと荷物を積むことを考えてくれていたら、私はこれを買っていました。

●番外として
コンテ
武骨でクソ真面目なデザインがダイハツらしくて好きです。
初代コペン
今でもたくさん走っています。
愛されています。
世界でも珍しい小型オープンでありながら、尖りすぎていないのが良いのでしょう。
マツダのロードスターのように末永く続いて欲しいクルマです。
ミゼット2
ダイハツって、マジメなようでいて、こういうとんでもないクルマを出すことがあります。
(コペンもそうですね)
将来私のコレクションに加えたい(ホントかよ)クルマです。

ダイハツは、過去にも「アプローズ」でさんざんな目に遭いました。
でも、それを乗り越えて素晴らしいクルマを作ってきました。
今回の危機も、ぜひ乗り越えて欲しいと思っています。

私の軽トラもダイハツ製です。
もうじき車検です。
もちろん困っているダイハツ専売ディーラーにお願いするつもりです。
メーカーも店も今は大変でしょうが、私はダイハツを応援してますからね。

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2024年2月 9日 (金)

小さな鉢の水やりにはコレですよ

ジョウロですか。
はい、こちらです。
えっ、もっと小さいのが欲しい?
店内にあるのでご案内します。
こちらです。

(園芸用品売り場で)
えっ、これでも水をこぼしそうですか。
小さな鉢で楽しんでいらっしゃるんですね。
多肉植物なんて、土の面積が小さいことがありますものね。

こちらのボトルなんていかがですか。
先が細くて長いので、狙った場所に水を差せますよ。
えっ「小さすぎてすぐ水がなくなる」?
なるほど、鉢をいくつもお持ちなんですね。
では恐縮ですが、もう一度別の売り場にお願いします。

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(塗装用品売り場で)
これで500mL入ります。
実は私も自宅で使っておりまして。
重宝しております。
ボトルの大きさは各種ありますから、お好みのものを選べます。
お値段も、小さなジョウロよりお求めやすいんじゃないでしょうか。

あ、そうそう。
一つだけ気をつけていただきたいことがあります。
このボトルに水を入れたまま放置しておくと、水が出てくることがあります。
ボトルの中の空気は、温められると膨張します。
それが水を押して、外へ出てくるんです。
(小学生の時にフラスコでそういう実験しませんでしたか)
使わない時はカラにするか、キャップをゆるめて空気が逃げられるようにしてください。

ありがとうございましたー!
(この話は全体としてはフィクションです)

(蛇足)
この品物、一般的な呼称は「洗浄ビン」でしょう。
学生時代に理科室で見たことありますよね。
この白いボトルを園芸用品として売っている店は多くないと思います。
園芸用品売り場にボトルが並んでいる場合、小さいものばかりです。
(100円ショップにもありますね)
無印良品の園芸用品売り場にはこれが並んでいて「さすが!」と思いました。

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2024年2月 8日 (木)

鼻からカメラ

口から胃カメラを入れるのは、数回経験があります。
最初はとても辛いと感じましたが、慣れるとそれほどでもありません。
鼻から入れるのは、今回が初めてです。
期待と不安が相半ばしていました。

私の結論「期待したほどラクじゃない」
確かに「オエッ」はないです。
でも喉に異物感はあります。
何度もせき込みました。
もちろん鼻と喉に麻酔がかかっているのですが、それなりに痛いです。
初めて胃カメラをやる人にとっては、かなりの苦痛でしょうね。

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検査後に、鼻にダメージが残るのは予想外でした。
「今日は強く鼻をかむと鼻血が出ることがある」
とのことでした。
まあしかし、影響が1~2日くらい残るバリウム検査よりマシでしょう。

次は鼻と口のどちらを選ぶかと言われると。
うーん。
どっちでもいいかな。
今は鼻が普通なのでしょう。
今回の病院は「どちらにしますか」と訊いてきませんでした。
それなら、私も何も言いません。
訊かれたら、もう一度口から飲んで比較してみたいなと思っています。

あ、検査結果ですか。
「逆流性食道炎」
「小さなポリープ数個」
「深刻ではない」とのことでした。
ひと安心です。
(胃の痛みは続いてますが)

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2024年2月 7日 (水)

小屋作りの相棒(2)~ラクダ・ツーバイフォー定規~

直角な定規って、いろいろあります。
小屋作りの際に私が最もよく使うのがラクダ・ツーバイフォー定規(清水製作所)です。

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用途は、直角の線引きとビス止めの位置出しです。
私はシンワの「一発止型定規」も持っていますが、ラクダの方を手に取ることが多いです。
小屋作りでは「45度に線を引く」なんてほとんどありませんからね。

ツーバイ材を切る際にノコギリを使うなら、まず2面に線を引く必要があります。
その際にシンワやラクダのツーバイ定規があると便利です。
私は卓上丸ノコも手持ち丸ノコも持っていますが、今回は手ノコで静かに切ることが多かったのです。

ツーバイ材を丸ノコで切るなら、線は一本引くだけで良いでしょう。
でも、ツーバイ材って、角が丸められています。
あの丸さのために、曲尺やスコヤをきっちり当てづらくありませんか。
(私はちょっと苦手です)
ツーバイ定規を使うと、あの丸さが苦になりません。
よくできてるなあ、と思います。

それなのに、ツーバイ定規ってスコヤや曲尺と比べると、あまり紹介されていませんよね。
アマチュアには使い勝手が良い道具だと思うんですけどね。
精度を問題にする方もいるようですが、小屋作りなら私にはこれで十分です。
(またかい)

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2024年2月 6日 (火)

あまりに脆弱ではありませんか ~首都圏の積雪~

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何日も前から「積もる」という予報だったではありませんか。
雪国ならどうということもない積雪だったではありませんか。
私はTV報道を見ただけですが、あまりに脆弱だったのではありませんか。
あまりにお粗末な備えだったのではありませんか。

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近着の雑誌に、こんな記事がありました。
「稲むらの火」の逸話で知られる濱口梧陵がどんなことをしてきたかの紹介です。

(能登の地震について)「危機管理が甘かった印象は否めない」
「我が国が抱える多様なリスクに対応するにはオールハザード型危機管理が求められる」
「その先駆者が他でもない梧陵」
「不可能に思える村の救済を、一商人の梧陵が類稀な胆力と巧みな手法で成し遂げた」
「国難に処するための防災・防衛・教育・防疫」

あの程度の雪で、この有様です。
大震災が来たら、東京は一体どうなるのでしょう。
富士山が大噴火したら、東京は一体どうなるのでしょう。
また「想定外」という言葉が繰り返されるのでしょうか。

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2024年2月 5日 (月)

小屋作りの相棒(1)~デジタルプロトラクター~

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屋根には傾斜がつきものです。
垂木や妻壁は斜めに切ることになります。
私がその際に愛用しているのが、この道具です。
0.1度単位で角度を測ってくれます。
そして、記録さえしておけばいつでもその角度を再現してくれます。
この道具と卓上丸ノコの組み合わせは、ゴールデンコンビと呼びたいくらい重宝します。

私、シンワのプロトラクターも持っています。
でも、こちらの形状の方が測りやすいんです。
また、少し厚みがあるので、それで助かる場面もしばしばあります。

精度を問題にする方がいるようですが、私の場合、それよりも自分のウデの方が問題です(^^;)。
そもそも材木が完璧な真っ直ぐじゃありませんし。

私の場合、家具作りに使うことはありません。
工房、東屋、物置の3つの建物にだけ使ってきました。
えっ、じゃあもう出番はないのかな…?

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2024年2月 4日 (日)

この美しさを残したい ~あま市七宝焼アートヴィレッジ再訪~

体験教室に行ってきました。

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カミさんの作品です。
これは小さいので、視力と器用さが必要です。
(センスも、ね)
これで1500円です。
(大きいモノもいろいろありますよ)

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もちろん展示も見ました。
私は二回目ですが、前回同様、ほれぼれします。
これぞ超絶技巧だなあ、と思います。
ウチに一つ置きたい、とも思います。

でも、売店に行くと、ああ。
感じることは、前回と同じです。
「ゼロが一つ多い…」
いいなと思うものは、バイクが買えるくらいの価格です。
安いものは、私のハートに響かないものが多いです。

売店には「お値打ちコーナー」というのがありました。
係員さん曰く
「引退した作家さんの作品を並べています」
ああ、それ、常滑でも聞きました。
後継者がいないんですね。
伝統工芸の世界では、珍しくない話のようですね。

後継者がいない理由の一つは「食っていけない」でしょう。
売店のあの品揃えは、今の時代にマッチしていないと思うのです。
その反面、体験教室は混雑していました。
七宝焼の美しさ自体は、今の時代にも通用するのです。
生き残るための道を見つけて、この素晴らしい技術を残してほしいものだと思いました。

あま市七宝焼アートヴィレッジはこちら

(余計な話)
かつてNHKに「イッピン」という番組がありました。
毎回のように、伝統工芸の世界で新たな試みをする作家が登場していました。
印象に残る作家の一人が、瀬戸市の若手陶芸家・加藤真雪さんです。
今や瀬戸市を代表する作家の一人と言っても良いのではないかと思います。
彼女の作品は、瀬戸市の陶磁器が集まる「瀬戸蔵」で、良い場所に並べられています。
七宝焼の世界にも、新たな風を吹き込む作家の登場が必要ではないでしょうか。
それは新たな技法かもしれませんし、新たな視点での商品企画かもしれません。
(素人が生意気言ってごめんなさい)

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2024年2月 3日 (土)

お買い得優良資材(4)~ヒノキ桟木(さんぎ)~

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ツルツルです。
新しく入荷した桟木です。
堅いです。
針葉樹という範囲の中での話ですが。
杉やSPFよりしっかりしています。

今まで店にあった桟木は、米松でした。
割安でしたが、プレーナーがかかっておらず、ザラザラでした。
今回の桟木は、ツルツルなのに米松よりも割安なのです。
(27×60×3000ミリで、6フィートのSPF材程度の価格です)
一般的な「材木」として考えると、この価格は魅力的です。
(桟木としては米松の方がしっかりしています)

27×60ミリという寸法、なかなかありません。
使い方によっては、絶妙なサイズです。
屋外家具なんかに、どうでしょう。

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2024年2月 2日 (金)

アスファルトシングル3種アソート(^^;) ~1.5畳物置を増設(13)~

切妻屋根の半面に、まず「オークリッジ」を張ります。
4年前に買った際の余りモノです。
すいすいと進みますが、残念ながら途中で全部使い切りました。
屋根はシングル2列分、残っています。

別物の「リッジウェイ」を置いてみると。
意外にイケそうです。
最後の2列はリッジウェイを張ることにしました。
セメントが予め塗ってある面の違いは、やってみると問題ありませんでした。

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(まだ棟のシングルを張っていない状態です)

よくよく見ると、ヘンです。
でも、知らない人が見たら気づかないかもしれません。
私としては許容範囲です。
物置の屋根なんて、めったに見ることはありませんし。
雨漏りしなければイイんです。

というわけで。
小さな物置の屋根に3種類のアスファルトシングルを使うことになりました。
むしろこれで良かったような気がしています。
これで手持ちのシングルは使い切ったし、
ウチの店の売り上げにも貢献したし、
3種のシングルの違いについて学んだし。
二つの屋根の模様が違いますが、二つを一度に見ることなんてないし。
これからの日本を生きるには、多様性に寛容でなくてはなりません(^^;)。

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(反対側の屋根です)

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2024年2月 1日 (木)

さすがに月30万は気持ち悪いなあ ~素人投資のお話(6)~

株価上昇はその後も続きました。
私の口座では、月間リターンがなんと約30万円にもなりました。
私程度の保有額では、驚きのリターンです。
パート収入どころか年金(まだもらえません)よりも多いじゃありませんか。

Nitto
(1か月で15%上がった株もありました)

これ、嬉しいと言うより気持ち悪いです。
こんなことが続くわけがありません。
暴落が来るのはそんなに先ではないだろうな、と思います。

「もう」株も投信も全部売って、リターンを確定させた方が良いのかもしれません。
日本の金利上昇も近いと言われていますし。

でもねえ。
アメリカの金利下げは近いとか、
大統領選挙が終わるまではアメリカ株は大丈夫とか言われますし。
手持ち投信の中には、毎月約1万円(毎月ですよ)の配当金をくれるものもありますし。
「まだ」稼げるのではないか、と欲が出てしまいます。

「まだはモウ、モウはまだなり」という有名な格言に悩む毎日です。

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