三つにしてくださいよ ~大切なことだからこそ~
●「しつけの三原則」
森信三という哲学者が家庭教育について説いたものです。
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朝、必ず親にあいさつする子にすること
親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とはっきり返事の出来る子にすること
履き物を脱いだら必ずそろえる子にすること
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この三つだけやれば、他のことは自然と良くなる、というのです。
ここでは内容については論じません。
「三つに絞る」ということを取り上げます。
相手が子どもでも後輩でも部下でも、あれこれ言いたくなるじゃありませんか。
でも、たくさん言うと、何も言わないのと同じになってしまいがちです。
言い続けたことだけ、言われ続けたことだけが定着するものです。
また、人間の記憶力は七つが限界とか、短時間なら三つまでとか言われます。
親も「三つだけやれば良い」と言われたら、やってみようと思うでしょう。
徹底的に突き詰めて三つに絞った森氏はスゴい!と思います。
●小学校の校歌は3番まで
小学校の校歌って、たいてい3番までです。
これは、もとをたどると教育基本法に突き当たります。
「知育」「徳育」「体育」が教育の目標とされています。
それを校歌に入れようとすると、3番まで作ることになるのです。
私の出身小学校の校歌から抜粋すると、こうです。
「知恵を磨いて教養の高い人になりましょう」
「徳を修めて信用のあつい人になりましょう」
「体を鍛えて責任の強い人になりましょう」
今でも覚えています。
7番まであったら、こうはいかないでしょう。
元はと言えば、教育基本法を作った人が目標を三つに絞ったおかげです。
●社訓も三つがいいなあ
さて。
私の今の職場では「社訓」の類をパート職員も毎朝唱和することになりました。
これがねえ。
長いんです。
なぜって、内容が精選されていないからです。
そのせいで、全然感銘しません。
そう感じるのは私だけではありません。
今日も隣にいた高齢店員と「時間のムダだよね」と言い合っておりました。
三つに絞れば良かったのになあ、と思います。
ですから、他社の短い社是や短い社訓を見ると感心します。
「作った人の教養がにじみ出るなあ」と感じます。
あなたの職場は、いかがですか。
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