オオキンケイギク増殖か ~夏が来れば思い出す(4)~
思い出すも何もありません。
当地では、あちこちで咲き誇っています。
いやでも目に入ります。
思い出すのは、前年の咲き方です。
去年の今ごろは、こう思っていました。
「前年よりも減ったんじゃないか?めでたい」
それが、今年はこんな印象です。
「前年よりも明らかに増えている!まずいぞ」
春の高温のためでしょうか。
駆除が足りないせいでしょうか。
困ったことに、以前駆除活動をした私が見ても、キレイなのです。
そもそも日本に導入された理由が「鑑賞」ですからね。
たいていの方は、こう思うんじゃないでしょうか。
「キレイなんだから、抜かなくていいじゃん」
豊田市は、駆除パンフレットを回覧しています。
がんばっているな、と思います。
しかし、オオキンケイギクの駆除はやっかいです。
彼らは宿根草です。
刈払機で切るだけでは、駆除になりません。
(種が飛ぶのを防ぐ効果はあるでしょうが)
そして、しばしば歩道脇などのようなアスファルトのすき間に生えています。
これ、抜くのが困難です。
「この有様だと、駆除するには除草剤をまくしかないのかも」
「市役所が希望者に除草剤を渡すと効果があるかも」
今年は、そこまで考えるようになりました(私見ですよ)。
これは意見の分かれるポイントなので、実現しないでしょう。
私もすぐには賛成しかねます。
かと言って、反対するのも、ねえ。
オオキンケイギクは、なし崩し的に広まっていくのでしょうか。
それとも、拡大を食い止めることができるのでしょうか。
(現状では根絶は無理でしょう)
今年の咲き方をよく覚えておいて、1年後にまた思い出さなくてはなりません…。
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