円安はチャンスという見方 ~農業再生、食糧自給率改善~
このタイトルでお分かりですよね。
円安って、悪いことばかりではありません。
私が子どもの頃、1ドル=360円でした。
「輸入品」といったら高額で高級と決まっていました。
それが、いつの時代からか「輸入した方が安い」という時代になりました。
木材、衣料品、電化製品、そして食料。
「その時代こそが異常だった」という考え方もあると思うのです。
少し前に「ウッドショック」というのがありました。
個人的には、最も値上がりしたのは合板だったという印象があります。
その結果だと思うのですが。
今や、ホームセンターに並ぶ「構造用合板」は国産が普通になっています。
輸入品が高価になったので「国産の方が安い」ということになったのでしょう。
円安の今こそ「次は食料品の番だ」と期待してしまうのです。
昭和46(1971)年には、食料自給率は約80%(生産額ベース)あったのです。
この年は、1ドル=360円の最後の年です。
食料自給率はその後、下がる一方です。
もちろん円高だけがその理由ではないでしょうが、理由の一つではあるでしょう。
ウッドショックをきっかけに日本の林業が息を吹き返したのと同じことが、農業にも起きないでしょうか。
今の円安って、食料自給率が歴史的回復に向かうきっかけにならないでしょうか。
私、期待してるんです>農業関係者の皆さま
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