緊急事態なのでしょうか ~オモダカ開花 なお人間は~
うかつにも、開花して初めて気がつきました。
だって。
普通は、葉がわさわさと茂った後にシューターが出て、その後に花が咲きます。
「もうじき咲くだろう」と予測ができます。
それなのに。
葉はまだ小さいのです。
水上に出るかどうか、という程度です。
まだ十分な光合成ができていないはずです。
そのためか、シューターの出方も弱々しいです。
根茎に蓄えたエネルギーでなんとか咲かせた、という感じです。
この睡蓮鉢には、オモダカが数株入っています。
でも、花を咲かせたのはひと株だけです。
そりゃそうでしょう。
まだ咲かないのが普通です。
「植物は危機を感じると、子孫を残そうとして花や実をつける」
と言われます。
今回のオモダカの花は、これではないでしょうか。
そうだとすると、何が危機なのでしょうか。
今年は土の入れ替えも施肥もしていません。
それでしょうか。
今年の春は異常に暖かかったので、夏モードに入ったのでしょうか。
天変地異が近いのでしょうか。
ううむ。
(余談)
動物の場合、危機に際しても子孫を残そうとしない、と言われています。
むしろ自分の生命維持を優先させる、という話まであります。
折しも、日本や韓国での出生率の低下が報じられています。
もしや、日韓の若者は危機だから自分の生命維持を優先させているのでしょうか。
動物行動学者は、現状をなんと説明するのでしょうか。
植物学者からは、この事態はどう見えているのでしょうか。
訊いてみたいものです。
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