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2024年9月

2024年9月30日 (月)

サウイフモノニ ワタシハナリタイ ~屏風山登山道整備~

「瑞浪山の会」の高齢行事、じゃなくて(^^;)恒例行事です。
参加者は8名です。
今年は3班に分かれて作業をしました。
私の担当は笹刈りです。

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軽量な充電草刈機にチップソーを付けて登りました。
快適に作業することができました。
切った笹は、登山道の外に捨てます。
(道に放置すると、歩く際に滑ります)
そういえば、先日登った大日ヶ岳もキレイに笹刈りがされていましたっけ。

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(天竜川と豊川の流路争奪みたいだ!と私一人が盛り上がっていました)

この日のもう一つの仕事は、登山道の水切りの整備でした。
去年も水切りの整備をしましたが、時々手を入れないと、水の流れが変わってしまいます。
上の写真は、登山道が川になってしまいそうになっていた場所です。
これを放置すると、登山道が歩きにくくなります。
すると、登山者が登山道をそれて歩くようになって、植生が破壊されます。
ですから、ここは水が道のわきへ流れて行ってほしいのです。
しばし、年寄りが寄ってたかって土や石や木で砂遊び(^^;)をしました。

他の2班は、それぞれ倒木処理と笹刈りをしました。
倒木処理は、チェーンソー仕事になります。
危険な上に、力と時間が必要な作業です。

こうして自分で登山道整備をすると、感謝の念がわいてきます。
「今まで自分が歩いていた登山道も、こうして整備してもらっていたのだ」と思います。
登山道を快適に歩けるのは、当たり前のことではないのです。
そして、登山道を整備しているのは、しばしば無償のボランティアなのです。

私にとっては、3回目の登山道整備でした。
私としては、ボランティアというよりも「恩返し」という気持ちでした。
今まで私が享受してきた恩を、近郊の山で返そうというわけです。
いや、相手が違うので「返す」じゃありませんね。
「恩送り」と言うのかな。

「恩送り」は登山道に限った話ではありません。
代表例は「親に受けた恩を子に送る」でしょう。

残念ながら、世界では「恨み送り」が絶えません。
「恩送り」という考えは、日本だけのものではありません。
「恩送り」が世界に広まれば、もっと平和で幸せな世になるはずです。
「自分の受けた恩を意識する」
そういう人が、もっと増えて欲しいなと願う今日この頃です。

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2024年9月29日 (日)

もう彼岸花とは呼べませんね

彼岸から1週間経ちました。
ウチでは、花よりもつぼみの方が多い状態です。
2年前から、おかしくなりました。
もはや、彼岸に咲かないのが普通になりつつあります。

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開花が遅い反面、花数は増えたように感じます。
調べてみると、温度(地温)が決め手なんだとか。
なるほど、それなら開花が遅いのは納得です。
一方、花芽の発達には25~30度が適しているのだそうです。
ということは、春先から高温の日が多いと花芽が多くできるわけです。

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こうなると「彼岸花」という名前はふさわしくありません。
困ったことに、分類はこうなっています。
「ヒガンバナ科ヒガンバナ属ヒガンバナ」
(ユリ科とする分類もあるそうですが)
彼岸に咲かないことが3年続いたくらいでは、改名されないでしょう。
でも本当に地球が温暖化するのなら、この名前はふさわしくありません。

私は「曼殊沙華」(まんじゅしゃげ)という名前が好きです。
でも、宗教色が強い名なので、抵抗を感じる人もいるでしょうね。
かと言って「葬式花」「スパイダーリリー」でもねえ。

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ウチの敷地では、現在10か所で彼岸花が出ています。
草刈りするたびに「えっ、ここにも?」と驚きます。
前の住人が植えて以来、何十年も雌伏していたのでしょう。
花とつぼみの数は、1か所当たり10~40本程度あります。
敷地全体では、200本を超えるでしょう。
10月には、見事な光景が見られると思います。

改名するとしたらどんな名がいいか、花に訊いてみましょうかね(^^;)。

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2024年9月28日 (土)

山ナビにはこっちが正解でした ~モンベル・モバイルギアポーチM~

モンベルショップに行って、実物を見てきました。
リアル店舗だと、実際に自分のスマホを入れて試すことができます。
で、これを買いました。

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左が今回買った品物です。
写真だと小さな差に見えますが、手に取ると「一回り違う」と感じます。

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厚みもこれだけ違います。
ああ、私の事前リサーチが足りなかったのですね。
モンベルでは、なんとスマホポーチを3サイズ用意しています。
本来、私のスマホにはSサイズでしょう。
しかし出し入れのことを考えてMサイズにしました。
このサイズなら、私には苦になりません。

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以前に買ったポーチは、一般外出用として使うことにします。

(補足)
モンベルショップでザックを見学して、驚きました。
なんと、多くのザックには、ショルダーベルトにポケットが内蔵されている!
こういうザックなら、スマホポーチを買う必要がないわけです。
しかも、ポーチがショルダーベルトからはみ出すということもありません。
ポーチではなく、ザックを新しく買おうかとしばらく考え込んでしまいました(^^;)。

モンベルさん、恐れ入りました。

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2024年9月27日 (金)

面白い!キレイ! ~三重・六把野井水周辺を走る~

まず、六把野井水の頭首工へと員弁川の堤防を走ります。
実に気持ちの良い道です。
川、水田、その向こうに鈴鹿山地!
桜並木が開花する頃には、夢のような景色になるでしょう。

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頭首工は立派な建造物でした。
昭和41年完成とのことです。
水面の中に導水堤が見えます。
枝下用水と同じですねえ。
六把野井水が作られたのは400年近く前だそうです。
しかし河床の高さの変化により、水の取り入れ口を上流に移したのだとか。
これも、枝下用水と似てますねえ。

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頭首工からしばらく、用水は暗渠になります。
古い集落の中を走っていると、今度は立派な井戸が現れました。
自噴井だそうです。
この後も、員弁川に沿って自噴井がいくつもあるそうです。
この地域の自噴井について興味のある方は、この動画をご覧ください。

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やがて用水は明渠になります。
水は、とてもきれいです。
昔の枝下用水では泳げたそうですが、こんな水質だったのでしょうか。
三岐鉄道や道路に沿ったり、交差したり、離れたりしながら流れていきます。

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用水は、平地のキワの少し高い所を水平に流れていきます。
用水の右岸は平地で、水田が広がっています。
しかし、ここは用水の受益地ではなさそうです。
この水田は員弁川が近く、標高が低いのです。

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(ここは普通の橋です)

「めがね橋」では、この日も三脚をセットして列車を待つ人がいました。
「ねじりまんぼ」でも、撮影をしていた人がいました。
この二か所は、やっぱり名所なんですねえ。
しかし、絵になる場所は他にもたくさんあると感じました。

残念なのは、あっちもこっちも草刈りがされていないことです。
特にクズが目立ちます。
三岐鉄道の土手だけではありません。
普通の水田のあぜや、普通の歩道に至るまで、放置状態です。
過疎地には見えないのに、なぜこの有様なのでしょうか。

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これ、面白い光景でしょ。
用水がカーブしていて、その内側に池が作られています。
この池の水は用水の水ではなく、自噴井のものだそうです。
昔は魚を養殖していたそうです。

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この辺りから、受益地と思われる場所になっていきます。
員弁川からは離れ、目を上げるとゴルフ場が見えるような地域です。

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この写真、右が川です。
こんなに水位が低くては、水田に水を引けません。
左は、用水路です。
川との水位の違いがお分かりでしょうか。
遠くから水を引いてくる意味を物語る光景です。

この日、自転車で走った距離は20kmにすぎません。
しかし、すこぶる面白い時間を過ごすことができました。
自動車だと、入れない道もありますし、写真を1枚撮るにも手間がかかります。
「員弁川」「三岐鉄道」をテーマに、あと2回くらいこの地区を走りたいと思いました。

六把野井水について本格的に見学するなら、徒歩がベストです。
帰路は鉄道を使えるので安心です。
こちらの動画が、良い参考になると思います。
この地図には、今回お世話になりました。
もう1枚の地図

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2024年9月26日 (木)

山ナビにはこれでしょ ~スマホポーチ~

「ヤマレコ」をちゃんと使っていこう、と決めました。
そうなると、もうウエストバッグではないでしょう。

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ショルダーベルトに付ける、スマホポーチです。
アマゾンで買いました。

(マル)
ウエストバッグと違って、ズボン全面に汗シミができません。
夏にウエストバッグを(前向きで)付けていると、オシッコをちびったみたいになるのです。
サッと出せてサッとしまえるのも良いです。
今回買ったポーチはファスナー無しのポケットを備えているので、便利です。
「この道ではスマホを落とすかも」
という時は、ファスナー付きのポケットが役に立ちます。

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(ポケットに入れてあるのは、SE3と同じ大きさのバッテリーです)

(ペケ)
ちょっと大きいです。
私のスマホは、小さめのIPhoneのSE3です。
ポーチを売る側は、当然大きいスマホに合わせて作ります。
その結果「ポーチが大きすぎて、少々うっとおしい」
ということになってしまいます。

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このポーチには、ポケットが三つあります。
 ファスナー付きのポケットが二つ
 オープンなポケットが一つ
その結果、ちょっと分厚いです。

山で使ってみて、こう思いました。
「これ、通勤通学や旅行でリュックを使う人向けなのだな」
下界で使う分には、とても便利だろうなと思います。
でも、山で使うならポケットは三つも要りません。

モンベルさんのお世話になるとしましょうかね。

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2024年9月25日 (水)

今でもキレイだけど、こんなにキツかった? ~16年ぶりの大日ヶ岳~

足慣らし山行2回目です。

●森にしびれる

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ひるが野から登りました。
すぐに、美しい自然林になります。
これが、この山のこの道の魅力なのです。

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広葉樹の大木が、あちこちにあります。
「一枚板にしたら、どんなテーブルができるだろう」
なんて、不謹慎なことを考えてしまいました(^^;)。

●初秋の楽しみ

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紅葉は、まだです。
でも、今の季節ならではの花や実をいくつも見ることができました。

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●汗だくでした
16年前には、8月2日に登っています。
「暑かった」とは一言も書いていません。
今回は2か月近く遅い時期なのに、汗だくになりました。

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(急な下りになっているのがおわかりでしょうか)

「こんなに急勾配だったかなあ」
「こんなに長かったかなあ」
などと思いながら歩いていました。
山は変わっていません。
私の体力と脚力が衰えたのです。
サボってきた報いが来たのでした。

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(桧峠への稜線)

山頂からは、まずまず展望がありました。
登っていなければ、暑くありません。

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(雲が近いと自然の力を実感しますね)

折れている「山林局主三角點」標石は、無事でした。
心配してたんです。
良かった!

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(左が山林局、右が国土地理院の標石です)

前回の岩巣山の翌日は、なんとアキレス腱が痛くなりました。
大日ヶ岳の翌日は、久々に太もも前面が痛くなりました。
ここが痛くなるようでは、いけません。
精進します。

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2024年9月24日 (火)

今こそ大阪万博を延期せよ

今日もNHKで能登の惨状を映していました。
見ていると、涙が出て仕方ありません。

なのに。
総理は外国へ行ったきり、帰ってきません。
政府要人は、党首選挙で忙しいようです。
能登の人々は、今どんな気持ちなのでしょうか。

ふと、思いました。
今こそ、大阪万博を延期するべきではありませんか。
そのリソースを、能登に使うべきではありませんか。

ええ、素人の無責任な発言です。
でも、ジリ貧の維新にとっては起死回生の一手になるのではありませんか。
イヤな言い方ですが、維新にとっては今やメリットの方が大きいのではありませんか。
馬場さん、吉村さん、今こそそのタイミングですよ。

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2024年9月23日 (月)

律儀な彼岸花たちの会話 ~異例か、恒例か~

ウチの隣の空き地で、彼岸の翌日から咲き始めました。
見渡す限り、他所では咲いていません。

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近所には、毎年真っ赤になる土手があります。
しかし、今年はまだ咲いていません。
そんな中、なぜかこの空き地で咲き始めたのでした。
彼岸花たちの会話が聞こえてきたので、記録しておきます。

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「今年の夏は、暑かったのん」(三河弁→標準語:暑かったね)
「そうだらあ」(そうでしょう)
「今年は、いつ花を咲かせるかやあ」
「9月になっても、えらい暑かったもんで」
「いつものように彼岸に開花させるのは、えらいのん」(しんどいね)
「もうちょっと後に、いざらかそまい」(動かそう)
「けどよ、彼岸に彼岸花が咲いてないと困る人も、おるだらあ」(いるでしょう)
「そうだのん」(そうだね)
「あっこでよ、少し咲かせてみりん」(あそこで少し咲かせてみなさい)
「それなら、あんきだのん」(安心だね)
「今年はのそい、とか、なまかわしとる、とか言われるのは、おそがいでな」
(遅いとか、怠けているとか言われるのは怖いからな)

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(なぜかここだけ、なのです)

「少しだけ咲かすって、こすいことない?」(ずるくない?)
「こすない。
 温暖化しとる。
 ほいだで、来年からこれが普通になる」(だから)
「まっと暑なるかもしれんのう」(もっと)
「往生こくのん」(大変だね)
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「ごんぎつね」で知られる半田市矢勝川でも、今年はほとんど咲いていないそうです。
今まで彼岸花は、毎年律儀に彼岸に咲いていました。
桜と違って、行事の予定が立てやすい花でした。
それが、近年になって崩れてしまったのです。
来年は、どうなるのでしょうか。
「彼岸に咲かない彼岸花」が普通になるのでしょうか。
「桜のように、咲く時期が毎年変わる花」になるのでしょうか。
彼岸花も大変です。
おそがいのん。

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2024年9月22日 (日)

今度はウッドカービング? ~『生木で暮らしの道具を作る グリーンウッドワーク』~

紀平氏の木皿を見ているうちに
「手で削るのもいいな」と思い始めまして。
表題の入門書を買ってみました。

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私には、どんぴしゃでした。
作例として、箸、スプーンなど10種が紹介されています。
私のハートに特にぐぐっと来たのは「ニマ」「我谷盆」です。

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道具、技術、材料などについても、私が知りたい程度に記述されています。
そして巻末には「グリーンウッドワークを体験できる場所」が掲載されています。
なんと、ウチから片道1時間以内の範囲に6か所もある!
これは、行かねばなりません。

(補足)
何年も前から、木工ろくろ(ウッドターニング)に興味があったのです。
山やその周辺では、立派な木がきちんと使われずにゴミ同然の扱いを受けています。
また、我が家の工房でも「使いにくいけどもったいない」という端材が山になっています。
それらの材料を、ろくろによって器として使うことができるだろうと考えていたのです。
しかし、ろくろは少々ハードルの高い機械です。
価格、スペース、そしてぼう大なゴミ(削りカス)。
それらにビビッて、二の足を踏んでおりました。

手で削れば、ハードルがぐっと低くなります。
孫のおもちゃを作るのにも、ぴったりです。
私のことなので、まず道具をざあっと揃えてしまうかもしれません。
ああ、また手を広げるのか(^^;)。

(更に蛇足)
表題の本は、アマゾンの「Kindle Unlimited」に入れば無料で読めます。
しかし、私はもう決めていました。
「この本を手元で開いて見たい!」
「この本を見ながら作業したい!」
そうなると、実物の書籍が欲しいのです。
安い本ではありませんが、末永く愛読することになると思います。

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2024年9月21日 (土)

場所と使われ方に対応したい ~孫用踏み台 納品~

私が作った家具のほとんどは、脚にフェルトシートを貼ってきました。
床が傷つくのを防ぐためです。
しかし、今回はフェルトシートを持参するだけで、貼らずに納品しました。

娘の家は、床がフローリングです。
フェルトシートを貼った踏み台を載せたら、昇り降りの際に台が滑る恐れがあります。
なにしろ、使うのは1歳の幼児なのですから。
フェルトではなくゴムシートを貼った方が良いかもしれません。

台を倒す恐れもあります。
そうなると、四方の要所にクッション材を貼った方が良いかもしれません。
見た目は悪くなりますが。

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(ここで踏み台に登って手を洗わせたい、ということでした)

現場に持ち込んでみると。
流しの前の敷物に載せて使うとのことでした。
これなら、床に傷が付くことはないでしょう。
ひとまず、フェルトシートを貼らずに使ってみることになりました。

私はこれまで、結構な数の家具を作ってきました。
素人家具ではありますが、自信を持って言えることがあります。
「場所と、使われ方を知った上で作っている」
ですから「使いやすい」という声をしばしば頂きます。
そりゃあ、そうです。
そこまで含めての、オーダーメイドなんですから。
これこそが、DIYの楽しさだと思っております(^^♪。

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2024年9月20日 (金)

暑い日はロックでしょ ~日本酒もワインも~

●邪道ですか

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これ、日本酒です。
大きなグラスになみなみと注いで、氷を数個入れてあります。
これ、暑い日にはとても美味しいんです、私には。
もちろん、飲み方が違ってきます。
ビールのようにグイグイ飲みます。
もちろん、味は薄まります。
でも、私には十分です。
私はもともとアルコール添加の日本酒の方が好きですし。
氷で度数が薄くなって酔い覚めが良くなるという効果もあります。

もうひとつ。
「ロゼワインのロック」
これがまた、美味しいんです、私には。
もともと度数が薄いのが更に薄まりますから、ジュース感覚です。
家にいる時は真っ昼間からこれを飲むことがありました。
もちろん赤ワインや白ワインでも同じことはできます。
でも、私としてはロゼワインが一番ロックに向いていると感じます。

●正統になるかも
どちらも「邪道だ!」と言われそうな飲み方です。
ええ、私も正直言ってちょっと後ろめたいんです(^^;)。
でも、どちらの飲み方も酒造会社が勧めているんですよ。

沢の鶴(日本酒)
キリン(ロゼワイン)

来年の夏に、試してみませんか(^^♪。

(蛇足)
私は基本的に蒸留酒を飲むようにしています。
(酔い方や酔い覚めや太り方が理由です)
日本酒を飲むのは、頂いた時だけです。
(ビールも同じです)
ロゼワインを飲むのは、暑い季節だけでした。
ただ、近年は売り場で見かけないので、飲めないでいます。
ちょっと残念。

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2024年9月19日 (木)

新たな相棒たちと岩巣山へ ~インソール、ヤマレコ、シフトガード~

4か月ぶりの山歩きです。
心配なので、岩巣山を選びました。
 
●特注インソール
登りは普通のインソールで歩きました。
登りは高低差380m、歩行90分です。
それでも、山頂ではかかとがシクシク痛みました。
まだ特注インソールがないとダメなようです。
 
下りは特注インソールを入れて歩きました。
これだと、かかとは痛くありません。
土踏まずが痛くなるのが心配だったのですが、少しだけでした。
 
今後、もっと長い山行で検証していくつもりです。
 
●ヤマレコ
最大の魅力は「道迷いの予防」でした。
高齢者はこれで遭難するんです。
 
岩巣山は、たかだか標高478mの低山です。
ところが、道は東海自然歩道なんです。
道標が完備しているんですが、行き先の表示が問題なんです。
「←岩巣山」と書いてくれないんです。
そうなると、私のような者は分岐になるたびに迷うんです。
 
「ヤマレコ」は車のドラレコのように「右折です」とまでは言いません。
でも、スマホを見れば、現在位置と正しいルートが表示されています。
しかも、道を外れると音声で警告してくれます。
その上、山行記録の作成支援やら写真との関連付けまでやってくれるんです。
昔と比べると夢のようです。
遭難予防効果だけでも、年5000円(プレミアム版)の価値はあると思いますね。
 
●シフトガード
 
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「登山口までバイクで行く」が気に入ってます。
そうなると、登山靴でバイクに乗ることになります。
登山靴を守るために「シフトガード」を試してみました。
しっかりしています。
靴のかかとにヒモを掛けるようになっているので、落下や紛失の心配はないでしょう。
 
変速操作は、少々やりづらくなります。
チェンジペダルをもう少し上に向けたくなってきます。
まあしかし、近隣まで走る程度なら許容範囲でしょう。
 
●その他雑感
 
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山頂には、なぜか温度計がありました。
低山ですから、涼しくありません。
久々の山行だったためか、ここにたどりつくまで大量の汗をかきました。
熱中症の二歩手前くらいだったと思います。
いきなり大日岳とか御岳とかに行っていたら、どうなっていたことやら。
(涼しくて快適だったかも)
 
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それでも、立ち止まると風が涼しいのです。
下りは暑くないのです。
秋は着実に近づいていたのでした。
 
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ところどころに「日本三大はげ山地帯」の名残りがあります。
そして、花崗岩が風化してサバ土になり、最後は白い粘土になる、という過程を観察することができます。
近くには「白岩町」という地名があります。
花崗岩地帯らしい地名です。
 
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この一帯は東京大学赤津演習林に隣接しています。
宮標石が次々と現れます。
埋もれているものや、新品と見まごうものがあって、興味をそそられました。
 
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(三等三角点も見られますよ)  
 

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2024年9月18日 (水)

暑さのせい?虫のせい? ~柿の落果~

●柿の実が落ちる

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夜中に「ドン」と音がします。
もう驚きません。
「生理的落果」でしょう。
それについては、一昨年に書きました。

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しかしです。
頭上を見ると、今までとは違います。
柿の実が、残っていないのです(!)。

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●原因は何だ
落ちた柿の実を見ると、へたのない実が数多く見られます。
「カキノヘタムシガ」の仕業かもしれません。
へたのない落果が特徴なんだそうです。
でも、へたが付いた落果もあるんです。

こうなると、今年の落果が何のせいなのか、わからなくなります。
虫のせいで落果したのでしょうか。
暑さのせいで早く熟して早く落果したのでしょうか。

とにかく、今年は渋柿の収穫が期待できそうにありません。
今年だけのことならまだ良いのですが。

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2024年9月17日 (火)

秋ジャガを植えるのが怖い

9月中旬になりました。
セオリーでは、秋ジャガイモを植え終わっているはずの時季です。
でも。
私の手許には種イモがありますが、植えられずにいます。

今日も豊田市は35度を超えました。
こんな気候でジャガイモを植えたら、どうなるんでしょう。
暑さのために腐ってしまうのではないでしょうか。

私が勤めていたホームセンターでは、早い時期から、種イモを売っていました。
植え付け適期になってから買いに来ると「売り切れ」ということが普通にありました。
(玉ネギの苗もそうでした)
そうなると、秋植え用のジャガイモは晩夏から店頭に並ぶことになります。

ところが、今年は売り物のジャガイモがいくつも腐りました。
暑すぎたのです。
屋外の日陰に並べていて、こうなのです。

そうなると、種イモを土に浅植えして黒マルチを張るなんて、怖くてできません。
彼岸が明けて涼しくなってから植えようと思っています。

そう言えば、彼岸まであと1週間だというのに、彼岸花が咲く気配がありません。
一昨年にも「今年はヘンじゃありませんか」と書きました。
もう、彼岸花が彼岸に咲く気候ではないのかもしれません…。

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2024年9月16日 (月)

レトロと時代劇と ~刈谷で「侍タイムスリッパー」~

カミさんが、この映画を見たいと言うんです。
遠出しようということで、刈谷まで見に行くことにしました。

●レトロなカフェ!
映画館に、ちょっと早く着きました。
近くのカフェに行きました。

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おお。
本物の土壁です。
もうボロボロなんですが。
中の竹小舞が見え隠れしています。
昔の時代特有の、急な階段があります。
柱も、窓ガラスも、正真正銘の古い建物です。
どうも、昔の医院ではないかと思われます。
私が使ったテーブルも、昔の机でした。

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(吊り桟にアラレ接ぎの引き出しです)

それでいて、いろんなコーヒーやこだわりの菓子を並べています。
Googleの口コミでは、絶賛が並んでいます。
時間つぶしに入ったら、大当たりでした。
私もカミさんも満足して店を出ました。
店の名は「NOBI COFFEE ROASTERS」です。

●レトロな映画館!
「刈谷日劇」は小さなビルの5階にありました。
小さな一部屋で営業しています。
昔は、田舎町にも映画館があったという話をよく聞きます。
きっと、こんな雰囲気だったのではないかと思います。
1971年から刈谷市駅前で営業しているそうです。
エレベーター、受付、シートに至るまで「昔のままなのかも」という雰囲気でした。

上映している映画が、ちょっと違います。
マスコミで宣伝されているような映画ではありません。
「子どもや家族連れは相手にしていない」という雰囲気です。
お客さんも、シニアが多いと感じました。
(シニア料金は1200円です)

刈谷市駅前は、区画整理が昭和26年に始まったそうです。
でも、今見ても新旧入り混じる光景です。
最近になって再度「再開発」が始まったそうです。
古いビルに入っている刈谷日劇は、生き残れるのでしょうか。

私もカミさんも、この映画館をとても気に入りました。
近所にあったら毎月来たい、と思いました。
こういうレトロな映画館を無くしたくない、と強く思いました。

●映画はもちろんステキでした
自主映画だったのが、全国のイオンシネマで上映されるまでになったという話題作です。
笑いあり、涙あり、人生を真剣に考える時間あり。
引き込まれました。
「侍タイムスリッパー」はこちら

時代遅れの時代劇に、レトロな映画館に、レトロなカフェ。
完璧な組み合わせでした。
この映画に興味のある近隣の方、ぜひ刈谷日劇へ!


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2024年9月15日 (日)

文様にふむふむ ~かわら美術館~

●唐草模様だ!

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7世紀後半の「葡萄唐草文」です。
現代でもそのまま使えそうな図案じゃありませんか。
唐草模様って、シルクロード経由で日本に伝わったそうです。
なるほど、正倉院にはシルクロード経由の宝物がありますものね。

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こちらは同時代の法隆寺の瓦です。
「均整パルメット唐草文」というんだそうです。
ナツメヤシの樹形がもとになっているそうです。
もはやアール・ヌーヴォーそのものですね。
シルクロード文化、恐るべし。

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(同時代の他寺のパルメット文様です)

●ハス文様の見方

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日本初の寺である飛鳥寺の瓦です。
ハスの文様って、古い寺の瓦でちょくちょく見ます。
古い時代の瓦ほど、ハスの花弁がシンプルなのだそうです。
文字が入るのはずっと後なんだとか。
なるほど。
瓦の見方を一つ覚えることができました。

●こんな植物も!

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水田雑草であるオモダカの文様です。
初代岡崎藩主である水野氏の家紋なんだそうです。
そういうわけで、17世紀の岡崎城のものではないかということです。

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こちらは「立ち葵」文様です。
「葵」は徳川家の家紋です。
しかし本田忠勝は特に許されてこの文様を家紋として使ったそうです。
現在「タチアオイ」と呼ばれる植物は、こんな姿ではありません。
この植物は「フタバアオイ」なんだそうです。

瓦の文様って、よく見ると実に面白いものなんですねえ。

●文様だけじゃなく
この美術館は、瓦の歴史や技術を総合的に展示しています。
文様の他にも、さまざまなことを知ることができました。
ショップもなかなか充実しています。
魅力的な品がいくつも並んでいて、私は悩まされました(^^;)。

そういうわけで。
私にとっては、実に面白い施設なのでありました。

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2024年9月14日 (土)

組み上げ、オイル仕上げ ~孫用の踏み台を作るのだ(4)~

今日はポケットホールを使わず、横からビスを打ちまくりました。
こういう構造だと、組み上げに苦労します。

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全てのエッジを丸めるのにも、意外に時間がかかりました。
幼児が使うとなると、気をつかいます。
最後の仕上げも、いつものウレタンニスが使えません。
(幼児は、なめたり、くわえたりするでしょうから)
これを使います。

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オイル仕上げなんて、20年ぶりくらいです。
ウエスで塗ったら、入隅で 苦労しました。
こういう構造だと、筆の方が塗りやすかったですね。

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週明けに納品に行きます。
孫よ、待ってろよ(^^)。

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2024年9月13日 (金)

眺めて、撫でて、うっとり ~紀平氏の皿を愛でる~

私が惹かれるのは、杉生地の作品です。
おいそれと、さわれません。
我が家にお迎えしたおかげで、存分に愛でることができます。

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●薄い
つまんでみると、改めてその薄さに驚きます。
いったいどうやって作ったんだろう、と考えてしまいます。
ある程度薄くしたら、あとは少しずつサンディングでしょうか。
触ってみると、厚み(薄さ)が均一です。
見事な仕事です。

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●優美
写真ではわかりづらいのですが、皿なので、上面は凹面になっています。
かすかな曲面に、しびれます。
裏面もまた、かすかな曲面になっています。
それでいて、上面とは少し違った曲面なのです。
そして、この皿の場合、上から見るとまっすぐに走っている木目が、その曲面を引き立てます。
繊細な仕事です。

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●匂い
私が買った皿の材料は、杉です。
顔を近づけると、杉の香りがします。
個展ではいろんな木が見られましたが、匂いという点では杉が良いなと思いました。
(ヒノキも一つあったかな)

●艶消し?
かんなで削った、ツルツルの面ではありません。
かといって、削った跡もありません。
サンドペーパーで削っているのでしょうか。
しかし、2000番とかの細かいペーパーで削った感じがありません。
私はウレタン塗料の「艶消し」が好きなのですが、それに似ています。
個展にはいろいろな表面処理された器が並んでいましたが、テカテカのものは一つもありませんでした。

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●魔法のデザイン
私が買ったのは、優美な曲線の皿です。
しかし、個展には単純な円形、単純な正方形の作品もありました。
(私が初めて見て引きつけられた作品もそうでした)
そんな形なのに、なぜ人々をこんなに惹きつけるのでしょうか。
木目の美しさでしょうか。
上面のかすかな曲面でしょうか。
トヨタ本社のしかるべき部署の方は、ぜひ見に行っていただきたいものです。
せっかく豊田市の駅前で個展が開かれているのですから!

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●これから、どうしましょう…
紀平氏は「どんどん使ってください」と書いています。
私には、その勇気がありません。
だって。
杉無地なんですよ。
割りばしみたいなもんじゃありませんか。
素手で持って手の脂が付くことさえ怖いのに。
かといって、そのままでも時と共に変色していくでしょう。
今のうちに、ガラスとかポリウレタンとかで処理しておいた方が良いかも、とも思うのです。
でも、塗膜を作ると、今の香りや感触や絶妙なマット感が変わってしまうでしょう。
ああ、どうしましょう。

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2024年9月12日 (木)

美しすぎて、買ってしまいます ~紀平佳丈 木の器展~

私、この人のファンなんです。
こういう作品を作る作家さんです。

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どうということのない形です。
でも、私はひと目見て、ホレました。
理由は、自分でも分かりません。
「シンプル」「ミニマル」「ナチュラル」
そういういう言葉だけで片づけられない魅力があるのです。

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(これ、ひと固まりの木から彫っています)

紀平氏の作品の特徴は「ろくろを使っていない」ことです。
彫刻科卒業だそうですから、手で掘ってるのでしょうか。
もちろん、カンナやサンドペーパーは使っているだろうと思うのですが。
(粉塵でエアコンが壊れるからエアコン無しで作っている、とのことでした)

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(白木だけじゃなくていろんな表面処理がありました)

氏の作品を私が初めて見たのは「棒の手会館」での展覧会でした。
工房はなんと我が家の近所だそうですが、どうも訪問できそうにありません。
今回、再び肉眼で作品を見られるということで、飛んで行ったのです。

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今回は個展なので、作品を購入できます。
「紀平さんは東京で個展をすることが多いです」
「ミシュランガイドに載るような店が買いにくるそうです」
ああ、なるほど。
この皿にそういう料理、似合うでしょう。
しかも、そういう店にとっては、この皿はむしろ安いでしょうね。

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(左は杉素地 右は杉に拭漆)

しかし、私にとっては安くありません。
買うかどうか、かなり迷いました。
最後は、こういう結論になりました。
「この皿を見るたびに幸せになれるぞ」
安い皿を1枚買って帰りました。
「ゼロが一つ多いな(^^;)」
そういう値段でした。
「小鳥ちゃん」以来の高額(^^;)コレクションとなりました。

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7月に見た展示会の影響もあったと思います。
あれ以来、こう思っています。
「自分がイイと思ったものを買い集めて、幸せになれば良いのだ」
ただの開き直りですね(^^;)。

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この個展、「豊田画廊」で9月16日まで開かれています。
ただし、良いモノからどんどん売れて行ってしまいます。
見たい方は、お早めに!

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2024年9月11日 (水)

ダムの堤体に潜入 ~小里川ダム~

ウチから自転車で1時間です。

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このダムには、道の駅が作られています。
この日も、駐車場は満車でした(平日ですよ)。
しかし、最大の魅力は、ダム堤体の中に入れることです。
ただし、平日限定です。

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堤体の中央にエレベーターがあります。
(乗り物は堤体脇の駐車場に停めた方が良いと思います)
エレベーターから降りると、冷やっとします。

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外に出ると、ダムを下から見ることができます。
大迫力です。

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エレベーターからの地下通路には、展示パネルがたくさんありました。
私には興味津々の内容でした。
それだけに、こんなマニアックな場所に展示するのはもったいないと思いました。

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(シデコブシ、キンラン、カキラン、ヘビノボラズ、フモトミズナラ、サクラバハンノキ、ヒメナミキ)

洪水の歴史があったことにも驚きました。
低地ではないのに!
ダム以前の経緯や工事の様子は、事務所でDVD上映されています。
(私は全部見ましたよ)

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私にとっては、とても面白い体験でした。
写真を40枚撮りました。
平日に限られるというのが惜しまれます。

(蛇足)
まだ猛暑日が続きます。
(今年の豊田市は愛知県最悪です)
それでも、走るとちょっと涼しくなってきました。
熱中症の心配なく走ることができました。
ようやく。

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2024年9月10日 (火)

先達の失敗談には耳を傾けるべきでした ~コーナー加工テンプレートで失敗~

孫用の踏み台の角を丸めます。
ふと、テンプレートを使ってみようと思い立ちました。

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こんな風に使います。
問題は、この後でした。
小さすぎて、テンプレートをクランプで固定できないんです。
この上にトリマーを載せるだけで、いっぱいいっぱいです。
テンプレートの隅を手で押さえて、トリマーをかけると。

テンプレートが吹っ飛びました。
そして、トリマーの電源ケーブルが半分削られていました。
断線です。
ありゃー。

アマゾンの他商品のレビューに、こんなのがあります。
「類似の商品はルーターテーブルやトリマーテーブル等工具が固定されていて材料を動かして加工する場合にのみ使用でき、私の希望は加工する木材を固定してルーターを手に持って加工するには使えない物だった」

この方の言う「類似の商品」は、私が買ったような品のことだったのです。
私が買った品は、トリマーとテンプレートの両方を片手で押さえるには不向きだったのです。
私の買った品の商品説明を再度読んでみると「テーブルルーター」と書いてあります。
「トリマー」とは一言も書いていません。
私が悪いのです。

踏み台は結局今まで通りサンダーで削る
トリマーの電源ケーブルを修理する
‥というハメになりました。
最初からサンダーで削っておけば良かったのでした。
ああ(^^;)。

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(こういうビットを使います)

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2024年9月 9日 (月)

ちょっと歴史のお勉強へ ~岐阜の土器・土偶・亜炭~

●可児郷土歴史館「土にこめた祈り ー縄文から古墳ー」
現在、岐阜県内16か所の縄文・弥生遺跡と古墳から出土した「土もの」を展示しています。
私はこの時代の焼き物にあまり知識がないので、勉強してきました。

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岐阜県にこんなに遺跡や古墳があるということを初めて知りました。
ああ、恥ずかしい(私は元社会科教員です)。
他にも、大小さまざまな驚きがありました。

火焔型土器は岐阜でも出土している!
オモロイ土偶は岐阜でも出土している!
でっかい壺は岐阜でも出土している! ‥等々。

ああいうモノを作る人々がこんな身近にいたのだ、ということがよく分かりました。
(今まで知らんかったんかい)

●中山道みたけ館 郷土館
上記の施設から、バイクで約10分です。
私が見たいのは「亜炭の歴史」でした。

雰囲気の良い建物の1階は図書館でした。
2階が郷土館になっていて、入場無料!でした。
入ってみると、亜炭についての展示は「ワンオブゼム」という感じでした。
「亜炭で栄えた時代もあった」という扱いでした。
御嵩町では現在も亜炭坑道がたくさん残っているので、センシティブな問題なのでしょう。
どこで掘っていたとか、どこに坑道跡があるとかいう話題はタブーなのかも、と感じました。
それでも、道具の展示とか坑道内のバーチャル体験(実写を見る)とかがあって、私は満足しました。

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私には、もう一つ興味がありました。
中山道です。
私には、こんな願望がぼんやりとありました。
「岐阜県内の中山道を歩いてみたい」
御嵩は、中山道の宿場町です。
郷土館には、中山道についての展示や資料が多々ありました。
郷土館付近には、古い建物も残っています。
大いに興味をひかれました。
もう少し涼しくなったら自転車や徒歩で行ってみようかな、と改めて思いました。

(蛇足)
私が長年住んでいた名古屋市名東区は、かつて亜炭の産地でした。
最後に私が住んでいた家から自転車で5分ほどの所でも掘っていたそうです。
近隣の長久手・日進でも掘っていました。
長久手ではかつて大規模な亜炭鉱事故があり、大きなお地蔵さんが立っています。
他にも、亜炭鉱がちょくちょく話題になりました。
区画整理の際に大規模に充填工法で埋めたとか、
資料館で展示しているとか、
陥没事故と亜炭鉱との関係うんぬんとか。
そういうわけで、私はずっと御嵩町の亜炭鉱のことが気になっていたのでした。

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2024年9月 8日 (日)

シソふりかけ ちょっと横着

シソをごっそり抜きました。
大量の葉が採れます。
乾燥させて、ふりかけにします。
基本的に去年と同じですが、乾燥工程で手抜きしてみました。

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去年までは、シソの葉を1枚ずつ洗って、キッチンペーパーの上に広げて、電子レンジで乾燥させていました。
この工程、とても時間がかかりました。
今年は、この工程で横着することにしました。
葉をボール1杯分切ったらまとめて洗って、ひとつかみずつ干し網に出します。
あとは外で乾燥です。

乾いたら、ひとつかみずつミルサーに放り込みます。
ラクチンです。
もう、去年の方法には戻れません。
来年からは、横着方式でいきます(^^;)。

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2024年9月 7日 (土)

シエンタ風だがフラムボワイヤンではない ~トヨタ・SORA~

私がホームセンターに出勤するとき、よくこのバスに出くわします。

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トヨタの燃料電池バス「SORA」です。
個性的なデザインです。
この黒いライン、二代目シエンタですよね。
二代目シエンタの発売が2015年、SORAの発売が2018年ですから、同じデザイナーなのでしょう。
シエンタは3代目であの個性的なラインをやめたので、今やSORAだけがあの路線の生き残り?になりました。

私は二代目シエンタを「フラムボワイヤン」と評しました。
でも、SORAにはそれを感じません。

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(フロントにはシエンタの影がありますね)


このサイドビュー、フラムボワイヤンとは違いますよね。
そもそも二代目シエンタと似てません。
これ、私は嫌いではありません。

トヨタさん、次のミニバンはこんな感じでどうですか。

(蛇足)
時々、こんな場面を見かけます。
「SORAの後ろを二代目シエンタが走る」という図です。
写真を撮りたい!と思うのですが、こちらも運転中なのでうまく撮れません。
私の次の職場への通勤路には、SORAが走っていません。
もう、そういう写真は撮れずじまいで終わってしまうかもしれません…。

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2024年9月 6日 (金)

欲張りすぎたかも ~マキタ・ショートサイクロン~

工房に追加したマキタ充電掃除機に気を良くして、これを追加してみました。

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吸い込みには問題ありません。
期待通り、粉塵を吸い込んでサイクロンユニットにため込んでくれます。
ゴミ捨ても期待通り簡単です。
問題は、2点ありました。

●全長が長くなる
サイクロンのパイプが間に入る分、掃除機が少し長くなります。
コンパクトだからこそ重宝していたのに、その長所が損なわれます。

●吸い込み口とサイクロンが近すぎる
吸い込み口よりも短いのは良いのですが、ギリギリなんです。
サイクロンユニットが、掃除の際に視界を遮ります。
また、狭い場所に吸い込み口を突っ込めなくなってしまいました。

そういう訳で、功罪相半ばという感じです。
もうしばらく使ってみます。
ダメなら、床掃除専用にします。
床掃除に使う分には、素晴らしい仕事をしてくれますからね。

(補足)
サイクロンユニットは、学校で何年も使ってきました。
その良さは、よく分かっています。

●ゴミ捨てが簡単
これは、カプセル型の場合に顕著です。
カプセル型だと、ゴミを捨てる際に注意が必要です。
うっかりすると、床にゴミをこぼしてしまいます。
サイクロンを使うと、そういう失敗がありません。

●フィルター掃除の回数が減る
これも、カプセル型の場合に顕著です。
ゴミの大半がフィルター手前でキャッチされるので、フィルターの汚れが激減します。

その反面、欠点もあります。

●重くなる
マキタ掃除機は「軽い」が長所です。
サイクロンを付けることで、便利さと引き換えに少し重くなります。

●吸い込み力が弱くなる
標準のサイクロンユニットには、こういう断り書きがあります。
「吸込み仕事率15W以下の製品は、吸引力が不十分になる可能性があります」
パワーの弱い充電掃除機の場合、サイクロンユニットによるパワーロスは無視できないのです。
「対応機種」であっても、吸引力は低下します。
ショートサイクロンでは、上記の断り書きがありません。
集じん容量が約6割になっているためでしょう。

●長くなる
初期のサイクロンユニットでは、この対策として「ショートパイプ」という部品が作られました。
(私も買いました)
ただ、それは床を掃除するために使うものです。
今回の私のように短くして使う場合には、致命的です。
(吸い込み口よりもサイクロンユニットの方が長くなってしまうのです)
ショートサイクロンでは全長が短くなっているので、今回試してみた次第です。

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2024年9月 5日 (木)

ポケットホールをふさぐ ~孫用の踏み台を作るのだ(3)~

ポケットホールの欠点は、これでしょう。
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「趣味の木工」としては、裏側とは言え斜めに穴をぷすぷす開けるので、「美学」として受け入れられない方も多いかも知れません。
Re:Woodworking
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私は「必要に迫られてのスピード木工」ばかりやってきました。
表側の美しさには留意しますが、裏側は気にしませんでした。
ところが、今回のユーザーは1歳児です。
何をやらかすか、分かりません。
裏側に穴が開いていることが、事故につながる可能性があります。
よっしゃ。
やったことないけど、穴をふさぎましょう。

本家?のクレグは「ポケットホールプラグ」という製品を用意しています。
ご丁寧に「オーク」と「メープル」が用意されています。
でも、今回私が使っている材料はパインなのです。
そこで、マイルズクラフトが出しているこちらを使ってみました。

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さっそく、穴に入れてみます。

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(年代物?のウレタン塗装済みパイン材です)

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(年代物?の未塗装パイン材です)

手で押し込んだだけです。
(本当はボンドで接着するのでしょうね)
プラグが、少しはみ出します。
ダボ穴埋めの要領で、はみ出しをノコギリで切って、サンダーをかけると。

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まあ、こんなもんでしょう。
全部の穴にこれだけの手間をかけるとなると、ポケットホールの長所が帳消しになってしまうような気がします。
まあ今回は「1歳児用」「可愛い孫用」という特殊事情があるので、手間が苦にならないのですけどね。

(補足)
アマゾンのレビューに、こんなのがあります。
「すぽっとはまって、削らなくていい」
むむむ。
私と違うじゃありませんか。
私の穴の掘り方が浅すぎるのでしょうか。
板の厚さの違いのせいでしょうか。

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2024年9月 4日 (水)

「長老」Kさん ~ホームセンターの人々(10)~

「長老」について「コトバンク」は、次のように書いています。
「経験が豊かで、その社会で指導的立場にある人」
「年長で徳の高い僧」

Kさんは、正に「長老」だなと思います。
営業畑の仕事を65歳まで勤めてから、ウチの店に来ました。
お客さんへの対応は、さすがのひと言です。
「お客さんのふところに入るのが得意」と自ら語っていました。
口だけではありません。
元管理職であり、読書家です。
「商売はどうあるべきか」
「組織はどうあるべきか」
「人生どうあるべきか」という話をすると、私と話が合います。
一緒に配達に行くたびに、車の中でそんな話をしたものでした。

口先では私も立派なことを言うのですが、時々イラっとします。
しかし、Kさんは私よりも器が大きいので、余裕で受け止めます。
いつも明るく朗らかです。
それを見るたび「Kさんを見習わなくちゃ」と思ったものでした。

私は一緒に仕事をすることが多いので、Kさんが立派な方だということが分かります。
尊敬しています。
でも、社員さんたちは、おそらくKさんのことをそこまで分かっていません。
彼らは立場上、Kさんにいろいろと仕事を振ります。
でも、本来ならKさんが彼らに指示・監督するのが相応しいでしょう。
Kさんは校長になっても上手に学校を回せるのではないかと思います。

私は、明日が最後の出勤です。
私が外売り場を去ると、Kさんが外売り場のヌシになるでしょう。
Kさん、ご迷惑かけますがよろしくお願いします。

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2024年9月 3日 (火)

新米ゲットだぜ!

そろそろだろう、と思ってJAに行きました。
ありました。

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愛知産コシヒカリの新米です。
玄米なので、精米してもらいました。
これで、米ヌカも同時にゲットです(畑にまきます)。

豊田市藤岡地区の中山間部は、田植えも稲刈りも早いです。
ぼちぼち、稲刈りを終えた田んぼを見かけるようになりました。
それで、JAに駆け込んだという次第です。
店員さんは、こう言っていました。
「予定より2、3日早く新米が入ってきたんです」
台風のためか、米不足のためか、夏が暑かったためか、私にはわかりません。
ちなみに私が行った店では「ひと家庭20kgまで」という制限をしていました。
多すぎだろ、すぐ売り切れるだろ、と思いましたが(^^;)。

あなたのお近くのJAでは、どうですか。
スーパーに出回る日も近いのでしょうね。

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2024年9月 2日 (月)

溝掘り ~孫用の踏み台を作るのだ(2)~

ポケットホールで台形に組んだ板に、溝を掘ります。
娘の注文では、踏み板は固定です。
ならば、溝を掘らずにボルトで留めれば簡単です。
でも、そこはまあ、可愛い孫が使うものですから(^^;)。
溝を掘ってそこに板を収めれば、板が落下するリスクは減ります。
念には念を入れて、ということで。

今回の溝は16ミリ幅です。
トリマーで溝掘りをする前に、溝の両端に丸ノコで細い溝を掘りました。
その後で中心部をトリマーでさらうのです。
この方がより精度が高く、より美しい溝が掘れるような気がします。
(私がトリマーを使いこなしていないだけなのでしょうが)

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仮組みしてみます。
(まだネジは打っていません)
いいんじゃないでしょうか。


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2024年9月 1日 (日)

孫用の踏み台を作るのだ(番外編2) ~ポケットホールに必須のクランプ~

ポケットホールは、便利な接合方法です。
私は20年以上愛用しています。

欠点もあります。
その一つは「ネジを打つ際に木材がズレることがある」です。
斜めにネジを打ちこむので、接合相手の木材が斜めにズレるのです。
結果として、フラットになるべき面が段になる「目違い」が起きます。
こういう場合、私はこのクランプを使います。

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KDSの「メタルバークランプ」です。
当たり面が広い上に、かなり強力にクランプできます。
クレグのクランプと違って大きく開くので、相手を作業台にがっちり固定することができます。

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このクランプは、ポケットホールの穴を掘る治具の固定にも重宝します。
治具を手で押さえていると、ズレることがあります。
私にとっては、このクランプはポケットホールに必須のパートナーです。

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