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2024年11月 4日 (月)

ミホミュージアムに、たまげる ~信楽を楽しむ(1)~

信楽の「MIHO MUSEUM」に行きました。
何度も、たまげました。

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美術館にたどりつくまでの道のりが、長いです。

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その道中で、すでに何回もたまげました。

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建造物、植栽、遠景など、目に入るもの全てが美しいのです。

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この中庭だけでもお客さんを呼べると思います。
しかもこの庭、ぐるりと回って見ることができるのです。

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もちろん一番たまげたのは、展示です。
この日の特別展は「うまし うるはし 日本の食事」でした。
食に関する絵巻物とか、食器とかが168点並びます。
「これだけのものを、どうやって集めたのだろう…!」
国宝とか、指定文化財とか、そんな代物が次々と現れます。
「こんな資料が残っているのか!」というものも多々ありました。

特別展だけでも満足でした。
しかし、ここは「コレクション」の展示もスゴいのでした。
紀元前の美術品が各地域ごとに別々の部屋に並びます。
エジプト、西アジア、ギリシア・ローマ、南アジア…。
こちらは、特別展と違って全部この施設の所蔵品です。
これだけのものを集めたことに、たまげます。
展示品のクオリティにも、たまげます。
日本が縄文時代の頃に、こんな高度なものを作っていたのです。
世界史を学ぶ高校生に見せたい、と思いました。

レストランで食事をしました。
これがまた、素晴らしいものでした。
「秀明自然農法」で作られた穀類や野菜を使っているとのことでした。
もちろん器も素晴らしいものでした。

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(「おむすび膳」です。左下は塩と素焼きの皿)

私、ここに行くと決めた前日まで、この美術館のことを知りませんでした。
行ってみると、悪天候なのに結構な数のお客さんが来ていました。
外国人も、かなりいました。
これだけの施設なのに、私は今までメディアでの紹介を見たことがありません。

「神慈秀明会」という宗教団体が設立した施設だというのが理由なのかな、と思います。
しかし、施設の中は宗教色は全く感じられません。
創立者の「美を求める心」は隅々まで感じられました。
安心して他人に薦められると思います。
カミさんも大満足でした。
また来よう、と思いました。

MIHO MUSEUM はこちら

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