休み明けを迎える心持ち ~特に現役教員の皆さまへ~
世間的には「ゴールデンウィーク」が終わりました。
明日から久々に仕事、という方が多数いることでしょう。
(私は逆に土日出勤でしたが)
教員時代の私は、休み明けの前夜、しばしばワクワクしていました。
ゴールデンウィークだけでなく、普通の月曜日でも。
「みんなが学校に出てきたら、こんな授業をしてやろう」
「みんなが学校に出てきたら、〇〇を見て、どんな反応をするだろう」
そういうことが、楽しみだったのです。
もちろんそのためには、休み中に準備や仕込みをしておく必要があります。
そのために、自腹を切ることもしばしばありました。
「休み中に、仕事のために時間やカネを使うなんて、とんでもない」
そう考える同僚も、いました。
それが「やらされる仕事」ならば、まあそうでしょう。
しかし私が休み中にやるのは、たいてい「よけいな仕事」でした。
言い換えると「やりたい仕事」です。
それは、もはや仕事なのか趣味なのか判然としないのでした。
ですから、休みをつぶしてやっていても、楽しいのです。
そして何よりも、そういう休みを過ごすと、休み明けが楽しみになるのです。
経営者の方々は、休みに関するこういう感覚、共感していただけるのではないでしょうか。
「時間になったら、そこで仕事はおしまい」
「時間になったら、もう仕事のことは考えない」
それが許されるのは、気楽な雇用労働者だけでしょう。
そもそも教員の残業が多いのは、自発的にあれこれやっていたからでした。
「やらなくてもいい仕事」を
「子どものためになるから」という理由でやっていたからでした。
それを、土日に出勤してまでやる教員も、普通にいました。
私は今週、頼まれて土日出勤しましたが、そんなの慣れっこなので、平気でした。
(土日に仕事に行って給料がもらえるなんて、教員よりイイじゃありませんか)
残念なのは、今の教員には「やらされる仕事」が多すぎることです。
教員になるような人って、私の経験上、みなさん仕事が好きなのです。
長時間仕事をすることを苦にしないのです。
ただ、それは自発的に仕事をしている場合の話です。
だからこそ「教員の仕事を減らせ」とあちこちで叫ばれているのです。
教員って、雇用労働者なのですが、経営者という一面もあります。
担任を持つと「学級経営案」という文書を作ります。
学年主任は「学年経営案」
管理職は「学校経営案」を作ります。
一種の経営者だと考えれば、休み中に仕事の準備をするのは不思議ではありません。
そして、何よりも、こちらが準備したことにより、
「あーあ、休みが終わっちゃった」と思っている子どもを笑顔にできたら。
これぞ、教員冥利に尽きる、というものじゃありませんか!
文科省さん、お願いです。
外部からあれこれと入ってくる雑音をカットしてください。
仕方なく仕事を増やす際には、代わりに一つ仕事を減らしてください。
教員は、実はもっと仕事をしたいのです。
ためにする仕事ではなく、子どものためになる仕事を。
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