貴方は酒類原理主義者ですか ~ジン、焼酎、ビール等々~
サントリーの「翠」を初めて飲みました。
なるほど。
今までのジンとはひと味違います。
原材料表示を見ると。
ああ、やっぱり。
普通のジンとは、原材料が違うのでした。
●ジンの中味って
代表的なジンは、次のような原材料を使っています。
「ビーフィーター」
ジュニパーベリー、リコリス、コリアンダー、オリスの根、アンジェリカの根、アンジェリカの種、アーモンド、レモンピール、セビルオレンジピール
「タンカレー」
ジュニパーベリー、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、カモミール
ジンには、いろんな定義があります。
最も厳密なのは、EUの「ロンドン・ジン」です。
香りづけ材料が限定されます。
香料、着色料、食品添加物は使えません。
こだわる人にとっては、これが「本物のジン」でしょう。
タンカレーやビーフィーターはもちろん「本物のジン」です。
「翠」も「偽物」ではないでしょう。
天然由来の「ボタニカル」が使われています。
しかし、従来のジンとは違います。
柚子、緑茶、生姜を使って、新しい味になっています。
味を優先する人は「素晴らしい」と評価するでしょう。
伝統を優先する人は「邪道」と言うでしょう。
●焼酎の場合
「翠」を飲んで連想したのは、韓国焼酎「JINRO チャミスル」です。
私は「おいしい」「日本の焼酎と違う」と感じました。
原材料を見て、納得しました。
甘味料、酸味料、調味料が添加されているのでした。
こういうのを気にする人と、気にしない人がいるでしょう。
日本の「本格焼酎」という規定では、添加物を使わないことになっています。
チャミスルは「本格」ではないのです。
●ビールの場合
最も厳しい規定は、ドイツのものです。
「麦芽、ホップ、水、酵母のみ」とされています。
これに則ると、日本のビールの大半は「邪道」になります。
米とかデンプンとかの副原料を使っているからです。
「一番搾り」は当初副原料を使っていましたが、後に「麦芽100%」になりました。
気にする人は、気にするのです。
●日本酒、梅酒
日本では、日本酒の規定が、原材料によって細かく分けられています。
ここでも、添加物の有無や多寡が問題になります。
梅酒も、添加物の有無で「本格梅酒」とその他に分けられます。
●酒類原理主義者
私がここで言う「原理主義者」とは「本物」にこだわる人のことです。
こういう人は、まず原材料表示を見ます。
焼酎も、ビールも、日本酒も、梅酒も。
(ジンの場合は気分的なものになりますが)
私は、中途半端にこだわっています。
焼酎は「本格焼酎」梅酒は「本格梅酒」しか買いません。
まれにビールを買う時は「エビス」(麦芽100%)です。
「翠」を買うことは、もうないと思います。
おいしいとは思いますし、「偽物」ではないのですが。
日本酒を買う時だけは、あえて「アルコール添加」を選んでいます。
日本酒に関しては「本物」であることより味を優先させているのです。
ここまで原材料にこだわる酒飲みって、多くないでしょうね。
「おいしければイイんだ」という方もたくさんおいででしょう。
そうかと言って、私はガチガチの原理主義者ではありません。
80%くらいでしょうか。
貴方は、いかがですか。
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