●燃料タンクのキャップ
GBのキャップは、昔ながらの丸い別体型です。
給油の際に、ちょっと不便です。

ところが、インド仕様はキャップの形が違います。
キャップの周りの凹みは、インドのキャップに合わせた形になっています。
これ、ヒンジ型のキャップなのではないでしょうか。
そうだとしたら、うらやましいなあ。
ホンダドリームの店でその話をしたら、こんな返事でした。
「燃料の揮発の関係で、日本仕様はこちらのキャップになったそうですよ」
へーえ。

ところが。
SXの日本仕様は、ヒンジ式のモダンなキャップが付いてるじゃありませんか。
こちらの方が、便利です。
SXができるなら、GBだってできますよね、ホンダさん。
●ライディングポジション
両者とも足つき性が問題にされます。
シートは、SXの方が少し高いです。
私(身長176cm短足)の場合、信号待ちの際にシートから尻を横にずらしています。
そうすると、片足のかかとを着けて立つことができます。
別に面倒とは感じません。
自転車のロードバイク乗りなら、みんなやっていることです。
GBの場合は、そこまでではありません。
両かかとを着けることはできませんが、不安はありません。
SXから乗り換えると「なんて足つき性が良いんだ」と思ってしまいます(^^;)。
乗車姿勢は、よく似ています。
どちらも、ゆったりした姿勢で乗れます。
3時間程度では、腰が痛いとか腕が痛いとかいうことは起きません。
ハンドルは近すぎず遠すぎず、高さにも不満はありません。
ステップ位置はコントロールしやすく、まずまず疲れない場所です。
両者とも、足を着く際にステップに足が当たることがあります。
これを難点と言う人もいますが、私はこれでイイと思います。
足が当たらないステップ位置にすると、運転姿勢が崩れてしまいます。

【余談】
「インド人は大柄」なんてことを平気で書く人がいます。
でも、統計ではインド人男性の平均身長は日本人男性よりも5センチ以上低いのです。
確かに、ある種のインド人は平均身長が高い、ということはあるようです。
そういう一部の人を見て「インド人」と乱暴にくくると、ウソになってしまいます。
なにしろ、インド人は14億人以上いるわけです。
「インド人は」と一括りにする前に、自分がインド全土のことを知っているか考えて欲しいものです。
●品質はどうよ
SXは、インドで生産・組み立てされています。
初期には、いろいろあったようです。
ブレーキトラブルは有名?です。
あるべき場所にグリスが塗られていないとか、ネジがガチガチに締められているとかいう話も聞きます。
私が買った店は、愛知県で最も多くスズキのバイクを販売しているそうです。
その店が、こう言うのです。
「最近は大丈夫です」
今のところ、その通りかなと感じています。
(まだ1000km走っただけですが)
GB350は、インドで生産した部品を日本で組み立てているそうです。
なるほど、これだと安心度が上がりますよね。
今のところ、部品にも組み立てにも不満はありません。
SXの前に乗っていたXTZ125は、中国製でした。
クラッチやタイヤのコストダウンに不満を感じる人がいるようです。
しかし今の私の使い方程度だと、不満はありませんでした。
今の家電なんて、軒並み外国製ですよね。
それ自体は、問題ではありませんよね。
「iPhoneは中国製だからダメ」なんて言ったら、笑われますよね。
工場のある国が問題なのではなく、品質管理をちゃんとやっているかが問題ですよね。
私のSXは、シビアなユーザーにとってはダメなのかもしれません。
でも、インド製だから60万円で買えるんですよね。
GBのように日本で組み立てたら、もっと高価になりますよね。
SXの組み立てに文句のある人は、日本でバラして組み立て直してもらいましょう。
(費用はどれくらいになるんでしょうか…)
(ぐっと上質なバイクになったりして)
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