今の日本に必要なのは政治的安定なのか ~「創造的破壊」の話~
公明党の連立政権離脱により、政治状況が流動化しています。
財界からは「政治的安定」を求める声が発信されています。
しかし、と私は思うのです。
今の日本の没落は、自公連立の安定政権の下で進んだのです。
その一方で、大企業の内部留保はふくれ上がりました。
一部の人々だけは、資産を増やし続けました。
これって、末期のオーストリア帝国やロシア帝国と似てるんじゃないかと思うのです。
絶対王政下で、民主化と商工業の発展は抑え込まれました。
変革により王権が弱まるのを危惧したのでした。
そうした「政治的安定」と引き換えに、国は工業化の波に乗り遅れ、没落していきました。
今の没落した日本において「政治的安定」は誰の利益になるのでしょうか。
既得権益層にとっての、短期的な利益になるだけではないでしょうか。
大多数の国民にとって、そして日本にとって、今必要なのは「政治的安定」を壊すことじゃないでしょうか。
日本を復活させるのに今必要なのは「創造的破壊」じゃないでしょうか。
「トランプ大統領が訪日するというのに、混乱している場合じゃない」
そういう声もあるようです。
そういう短期的なことばかり言っているから、日本は没落したんじゃありませんか。
昔から「政治は三流」と言われているのに、それが安定してどうするんですか。
今こそ、政治をはじめとして、いろんなものを「創造的破壊」するべき時じゃないでしょうか。
今の日本があるのは、明治維新の時に「創造的破壊」を成し遂げたからでしょう。
あの時代の既得権益層が「政治的安定」を求めていたら、日本は植民地や後進国になっていましたよね。
今「政治的安定」を求める財界は、幕府存続を願う御用商人のようなものではありませんか。
「政治的安定」が自分の利益になると思っているのでしょう。
でもそれは、中長期的に見れば自殺行為なのではありませんか。
【蛇足】
そういう歴史を考えると「維新」「新選組」を名乗るあの人たちのことが気になります。
史実から考え得ると、あの人たちが今がやっていることって、名称と食い違ってると思うんです。
本当に変革をしようとするなら、名称を変えた方が良いんじゃありませんか。
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