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2025年10月 6日 (月)

自民総裁選の党員票の変化を誰か解説してくれ

この党員・党友票って、大変化だと思うのですが。

2025年 高市119票 小泉84票
2024年 高市109票 石破108票
2021年 河野169票 岸田110票
2018年 安倍224票 石破181票
2012年 石破165票 安倍87票
(一次投票の結果。敬称略)

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私が何を言いたいかというと。
ここ十年以上、党員・党友の間では「リベラル(党内では)」と目される候補の人気が高かったのです。
それが、今回は最も「右寄り」と目される高市氏が一番人気だったのです。
確かに、それ自体は初めてのことではありません。
2024年だって、2018年だって、右寄りの候補が一番人気でした。
でも、リベラル候補もなかなかの人気だったのです。

「石破氏で選挙に勝てなかったから」
そう考える人もいるでしょう。
本当に、それだけなのでしょうか。

私は今回の結果について、こう思うのです。
「日本でもリベラル派の凋落が本格的になったのかも」

Liberal_edited

アメリカでは、既にこんな本が出ています。
『リベラリズムはなぜ失敗したのか』
『リベラリズムへの不満』
『リベラリズムという妄想』
そしてもちろん、トランプ氏が2度にわたって大統領に当選しています。
欧州では、極右政党が勢力を伸ばしています。
そして日本でも、前回の選挙で参政党の躍進が話題になりました。

今回、高市氏に党員票が集まったのは、こうした流れが日本に及んだのかも、と思うのです。
今回の結果は、今後の日本の政治の流れを決定づけるのかもしれません。
社民党の福島氏が高市氏当選にキレているのは、それを感じ取っているのだと思います。

日本では、まだアメリカほどの分断は起きていません。
しかし今後、リベラルなマスコミと高市氏の間で激しい対立が予想されます。
それで次の選挙で自民党が勝ったら(負けた後なので普通なら議席が回復します)。
「この路線が正しいのだ」という党内評価になるでしょう。
そうなれば、日本もついに欧米と同じ潮流に乗ることになるのです。

私の見聞した範囲では「恒例の、自民党内の政権交代」という報道が多いように感じます。
この党員票の変化を問題にした論評は、ありません。
複数の専門家の解説が読みたいのですが、見当たりません。
誰か、お願いしますよ。

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