政治家志望者のための名古屋弁辞典
●ちょうらかす
尾張地方では、こんな意味で使われる。
「(大人を)だます」
「(幼児の)機嫌をとる」
「ちょうらかす」は、あの政党の常套手段。
大臣や首長が行う例も散見される。
受身形にした「ちょうらかされる」の例も見られる。
近年では、あの党やあの党が該当する。
選挙公約を信じた有権者が「ちょうらかされる」例も珍しくない。
●ちょうすいとる
「調子に乗っている」
「いばっている」という意味で使われる。
普通は与党議員や首長が対象になる。
暴言やハラスメントという形で表れることが多い。
野党議員の場合、与党を批判する際に行き過ぎた言葉を使う者が対象になる。
当選した後、謙虚な気持ちを失うと「ちょうすいとる」と批判されるので注意。
●ちんちん
尾張地方では「(湯が)とても熱い」という意味で使われる。
強調した言い方で「ちんちこちん」という表現もある。
転じて、人間が腹を立てて興奮している様子を表す際にも使われる。
国会で野党議員が政府を批判する際に
「あいつ、ちんちんになっとったな」という具合に表現される。
相手を批判する際に感情的になると、有権者の信頼を失うので注意。
●だだくさ
「雑に扱う」
「粗末に扱う」という意味で使われる。
予算(=税金)の使い方や、政治資金の管理をきちんとしていない場合に、こう言われる。
「あいつは、カネをだだくさにしとる」
なお、批判されても次の選挙で当選すれば
「みそぎは済んだ」として涼しい顔をすることができる。
●とろくさい
元来は「のろい」「にぶい」という意味。
転じて「ばかばかしい」という意味で使われることも多い。
「誰が当選しても一緒だ。投票に行くなんて、とろくさい」
のように使われる。
こう思う有権者が増えると、投票率が下がる。
組織票を持っていれば、有権者に「選挙なんてとろくさい」と思わせることが得策。
●ときんときん
「先がとがっている」という意味。
近年、世界的に「先鋭化した主張をする」ことが流行している。
既存政党に属しないで政治の世界に入ろうとする場合「ときんときん」の主張をすると良い。
批判もされるが、耳目を集める効果があり、一部の有権者から熱烈に支持される場合もある。
ただし、自分の考えをそのまま主張してはいけない。
「何をどう言えばウケるのか」をよく調べ、熟考してから主張すること。
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