ダイハツ・トコットを惜しむ
生産終了になってから、1年以上経ちました。
街でトコットを見るたびに「残念だなあ」と思います。
シンプルです。
もう、それに尽きます。
今の軽自動車の中には、あんな車はありません。
小さくて、軽くて、安価で、センスが良い。
そういう車が、なくなってしまったのです。
トコットの難点を挙げるのは、容易です。
ダイハツも、それは把握していたことでしょう。
それだけに、有効なテコ入れがされないまま消滅したのが残念でなりません。
私、トコットに手を入れてカッコよく乗っている若い男性を複数見たことがあります。
そう、トコットは実は男が乗ってカッコいい車にもなれるのです。
ムーブのようにターボエンジンを積んだ「RS」が出ていれば、と何度も思ったものです。
(NAエンジンで安価に仕上げた方が売れるかな)
トコットの商業的失敗を、ダイハツや他社はどう捉えているのでしょうか。
「ああいうシンプルなデザインじゃ売れないんだよ」とか
「普通の4ドアの軽は売れないんだよ」とか
「小さくて軽い車は売れないんだよ」とか
「高価になってもプレミアム感が必要なんだよ」とか。
そんな結論を出して欲しくないなあ。

私、今でもeKワゴン(初代と二代目)を見るたびに、見とれます。
トコットは、立ち位置がeKワゴンに似ていたと思うのです。
初代eKワゴンのようには売れなかったのが口惜しくてなりません。
そういやeKワゴンには「eKスポーツ」という車種があり、NAとターボがあって、…。
いや、もうこんな話をしても仕方ないですね。
ダイハツには、武骨でシンプルなデザインをしてきた伝統があります。
トヨタの傘下に入った今、その伝統は風前の灯です。
ムーブキャンバスの3代目(出ますよね)がどんな外観になるかを、私は期待と不安半々で待っています。
(ごめんなさい、自転車を積めないから買いませんけど)
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