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2026年3月27日 (金)

血と涙と夢の道を行く ~岐阜県・大榑川堤防~

見ごろになってきました。

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この土日は最高でしょうね。

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堤防の上は車が走りますが、堤防の下にある道は安心して歩いたり座ったりできます。

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「平田公園」にある「平田靱負像」です。
「宝暦治水」の責任者です。
岐阜県民にとっての英雄です。
この地は旧「平田町」なのですが、薩摩藩士であったこの人の名が町名の由来です。

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平田靱負は、工事が終わった後、多数の死者を出し多額の借金を残した責任を取って自刃します。
(今の日本に多額の借金を作った人たちは、責任を取る気なんてないんでしょうね)
(もっと借金しろという人もいるようですし)
表題の「血と涙」は宝暦治水に携わった薩摩藩の人々の血と涙のことを指しています。

宝暦治水についてはこちら

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宝暦治水の工事のうちの一つが「大榑川洗堰」でした。

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長良川の水が揖斐川に流れ込んで洪水になるのを防ぐ工事でした。
この考え方は、後の「三川分流」へとつながっていきます。
大榑川の洗堰は後の工事で埋められて、今では見ることができません。

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大榑川は締め切られ、廃川状態です。
しかし、堤防と桜並木は残っています。
堤防は、素晴らしいワインディングロードになっています。
そして、その道に約1000本の桜が延々と続くのです。
今の季節、特にバイクや自転車乗りにとっては夢のような道です。
この堤防のあちこちで花見をすることができるというのも魅力です。

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今となっては、堤防をこのように切ってしまっても良いわけです。
ちょっと珍しい光景です。

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右の長良川から、左の揖斐川に向かって蛇行していた大榑川の雰囲気、おわかりでしょうか。
(クリックして拡大写真をご覧ください)
この蛇行、昔の長良川の流路だったと言われています。
今どき、濃尾平野でこんな蛇行が残っている場所は珍しいです。

Ohgure

歴史を感じ、絶景を味わいながら、ワインディングロードを流すのは至福の時間です。
(スピードを出さずに楽しみましょうね)
この週末、あなたもいかがですか。

【蛇足】
愛知県尾張地方の小学生の多くが、社会科の授業で「宝暦治水」について学びます。
そして、社会見学で輪中地帯に行きます。
定番は「木曽三川公園」と「治水神社」です。
宝暦治水の際に木曽川と長良川の流れを少しでも分けようとした工事です。
この地に造られた堤防には、松の木が植えられ「千本松原」と呼ばれています。
しかし、もう一つの大工事であった「大榑川洗堰」に見学に行く学校はほとんどないと思います。
無理もありません。
肝心の洗堰が、埋められてしまって見られないからです。
残念なことです。
私個人としては、洗堰を地上に復元して見学できるようにして欲しいと願っています。
木曽三川公園の少し下流にある「輪中の郷」に行くと「大榑川洗堰」の復元模型を見ることができます。
小学校の先生は、自分だけでも見学しておくと良いと思います。
100知っていることの中から10だけ教えると、授業に深みが出ますよ。

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