茶道具の名品にしびれる ~愛知県陶磁美術館「茶の饗宴」~
東洋の茶道具ばかりに、目が行ってしまいます。
右から瀬戸、信楽、楽焼です。
どれも素晴らしいです。
明の青磁です。
この色がたまりません。
備前です。
色にも形にも、しびれます。
李朝時代の粉引です。
申し分ありません。
宋の時代の景徳鎮です。
青みがかった透明釉が白く変色してこうなったそうです。
人間も、こんな風にトシを重ねたいものですねえ、トランプさん。
各部が、枯木そっくりの形になっています。
清朝時代の作品だそうです。
私、中国人の前で「日本人は手先が器用だ」なんてとても言えません。
(故宮博物院に行くと圧倒されます)
絵付けされた磁器や、西洋の茶道具も多数展示されています。
17世紀の欧州では、ハンドルのない器で茶を飲んでいたそうです。
これは知りませんでした。
木工が趣味の者としては、茶道具を入れる木箱の見事さにも目を奪われます。
名品の数々を見ると、心の中のある部分が磨かれたと感じます。
定期的に、美しいモノを見るようにしたいと改めて思いました。
愛知県陶磁美術館はこちら
【蛇足1】
こういう所へ来るたびに、思います。
「普遍的な美というものが、ある」
「今の自動車とバイクのデザインは、おかしい」
「好みの問題、ではない。人類が築き上げてきた美に反している」
「現行フリードはデザインが悪い、という人たちは、美を理解していない」
「現在の自動車とバイクのデザイナーは、歴史に汚点を残している」
こういう所から出て、道を走る車を見るたびに、思います。
「これらの車は、美術史から見て、明らかに醜い」と。
【蛇足2】
平日の午後に行きました。
こういう時間帯に来るお客さんって、特定の人たちです。
最悪なのが「中高年女性のグループ」です。
もう、うるさいのなんの。
「大声で話さない」というのは、美術館での基本的なマナーです。
子どもの時に学ぶべきことなのに、今までの人生で何を学んできたのでしょうか。
愛知県美術館では、こういう客を係員が注意する場面を見たことがあります。
しかし、当地の他の美術館では野放しです。
私が名品を目の前にして別の時代、別の場所に幽体離脱しようとすると、騒音でそれを妨げられるのです。
今日はしばらく場内のベンチに座って、グループが去るのを待ちました。
近年、外国人観光客のマナーがしばしば問題になっています。
でも、日本人にだってひどい奴がいます。
登山でも、美術館でも、中高年女性のグループは高確率でひどいです。
美術館さん、対策していただけないものでしょうかねえ。
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