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2026年6月21日 (日)

卒業式の「ハレルヤ・コーラス」ってどうよ ~『クラシックTV』ヘンデル特集~

いやあ。
今週も、TVの前で泣いてしまいました。

Tv

番組の中で「ハレルヤ・コーラス」をやってくれたのです。
これ、私は中学二年生の時に卒業式で歌いました。
一学年550人が四部合唱で歌うので、大迫力です。
あの感動は、今でも忘れません。

調べてみると「ハレルヤ」を歌う学校はあちこちにあったようです。
でもねえ。
今の時代だったら、ちょっと考えてしまいます。
私が歌った「ハレルヤ」の歌詞は、こういう具合です。

「全能の神 統べ給う」
「この世なべて 神のしろしめす国となりぬ」
「ときわに 変わりあらじ」

これでは、クレームが来るのは当然でしょう。

私の教員時代、修学旅行で京都・奈良に行くと、こういう児童がいました。
「寺の中に入らない」
「バスから降りない」
そういう宗教を信じているからです。
気の毒な話です。
一生に一度の小学校修学旅行で、そんな思いをするなんて。

修学旅行で寺に行くことを裁判所に訴えても、おそらく勝てないでしょう。
裁判官は、こう言うでしょう。
「歴史・文化としての学習」「社会的理解」
とかなんとか。

では、卒業式の「ハレルヤ」を訴えたら、どんな判決になるのでしょうか。
「文化としての学習」
ここが争点ではないでしょうか。
日本はキリスト教の国ではありませんから、修学旅行に比べて説得力が低いです。
「違憲」判決が出る可能性はあるでしょう。

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【ちょっと脱線】
現在サッカーのワールドカップが行われています。
出場国のほとんどは、キリスト教かイスラム教を主な宗教としています。
どちらも、一神教です。
こういう国々で、唯一の神以外を讃える歌を卒業式で歌うなんて、あり得ないでしょう。

日本は、神も仏もクリスマスもアリ、という国です。
だからこそ、キリスト教の神をたたえる歌に寛容なのでしょう。
しかしそれは、見方を変えると「無神経」でもあります。
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私個人としては、中二の時の経験に感謝しています。
今でも、キリスト教やイスラム教や儒教に関する本を読みます。
(もちろん仏教もね)
学校が「ハレルヤ」を歌わせても文句を言われない日本で良かった、と思います。

しかし、今の日本はもうそういう国ではありません。
保護者や地域社会の理解を得られないなら、やるべきでないと思います。
悲しい話ですが、世界的に見ればこれが普通です。

【再度脱線】
文科省は「ハレルヤ」の件について注意や指導をしたでしょうか。
「教育基本法違反」だと言ったでしょうか。
言ってないでしょう。
それなのに、辺野古の見学の件については、態度が全く違います。
これは、教育行政の歴史に残る暴挙と言って良いでしょう。

今回の文科省の対応は、どんなプロセスで行われたのか、いずれ検証されるでしょう。
外部からの圧力なのか。
忖度なのか。
一部の人間の暴走なのか。
相変わらずの「三流官庁」ぶりです。
文科省には、外部からの雑音に抗して筋を通す硬骨の士はいないのでしょうか。

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