« 夏の草刈りはこの服で ~ボルトクール・草刈機対応空調服~ | トップページ | 母がまた救急車で搬送されました ~手術の是非~ »

2026年8月27日 (木)

豊田市・旧明治用水頭首工を見る ~長七たたきの遺構(1)~

明治33~34年の工事だそうです。
当時の国産セメントは、コストが高く品質に不安があったそうです。
「長七たたき」(人造石とも呼称されます)は、それに代わるものとして一時代を築いていました。

Img_2710

100年以上経った今でも、強固なままです。
それでありながら、使う材料もエネルギーも実にエコなのです。
(カンボジアのアンコール遺跡の修復に使われて話題になりました)

Img_2715

(目地が広いのが特徴です)

明治用水の頭首工は、今では現代的なものに変わっています。
旧頭首工は一部が残され、「土木遺産」に指定されています。
解説看板が立てられていますが、遺構のわきに駐車場はありません。
まあ、その程度の注目度なのでしょう。

Img_2718

(現行の頭首工は昭和33年完成です)

Img_2716

(解説看板には在りし日の旧頭首工の写真!)

新しい頭首工では、2022年に漏水事故が起きました。
矢作川の水位が下がり、旧頭首工が再び姿を現しました。
私が行った日には、堰堤や導水堤の頭だけが見えていました。

Img_2717

(右岸にある導水堤です)

左岸には「船通し」(船を通すための水路)がしっかり残っています。
知らない人が見たら、コンクリートとしか思わないでしょう。

Img_2711

Img_2709

先日書いたように、最新でないからこそ途上国の工事に適した工法のように思えます。
この素晴らしい技術は、もう使われないのでしょうか。
もったいない話です。

旧頭首工の様子はこちら
アンコール遺跡修復についてはこちら
愛知には遺構がいっぱいあります

|

« 夏の草刈りはこの服で ~ボルトクール・草刈機対応空調服~ | トップページ | 母がまた救急車で搬送されました ~手術の是非~ »

豊田市の魅力」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 夏の草刈りはこの服で ~ボルトクール・草刈機対応空調服~ | トップページ | 母がまた救急車で搬送されました ~手術の是非~ »