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2026年9月26日 (土)

完璧な美人か個性か ~CB500発表に思う~ 

●完璧な美人は印象に残らない
昔から、そう言われます。
最近だと、AIが画像生成した美人がそんな感じでしょうか。

車やバイクの世界では「完璧な美人」を見ることは滅多にありません。
新型が出るたびに「ここをこう直したい」と私は思います。

●完璧なバイクや車

Ns250r

ただ、まれに「直したい場所がない!」という機種が出てきます。
私の場合、ホンダの「NS250R」(1984年~)というバイクがそうでした。
色は私の趣味ではありませんが、カタチは完璧でした。
ライバルのスズキ・ガンマやヤマハTZRより断然カッコ良かったと思います。
しかし、売れ行きは芳しくありませんでした。
第一の理由は、中身で負けていたためでしょう。
しかし、外観が完璧すぎてアピール力で負けたという面もあったと思うのです。

Logo

車の世界では、同じホンダに「ロゴ」(1996年~)という車がありました。
私の目には「完璧に近い美人」でした。
しかし、この車もあまり売れませんでした。
派生車種として「キャパ」という車が作られました。
中味は改善され、外観はやっぱりほぼ完璧でした。
それでもやっぱり、あまり売れませんでした。

●個性的でないと売れないのか
この時代のホンダには、逆の車もありました。

初代CR-X(1983年~)
二代目プレリュード(1982年~)
三代目アコード(1985年~)

Prelude

(プレリュードです)

変則リトラクタブルライト、それに加えて妙な黒塗りまでされていました。
「完璧な美人」どころではありません。
良く言えば「個性的」、私に言わせれば「不格好」でした。
しかし、3車種ともよく売れたのです。
「完璧な美人」は売れないのに「個性的な顔」で売れたのです。
(もちろん中身も良かったのでしょう)

こうした歴史のためもあってか。
近年出てくる新車種は、ことごとく「完璧な美人」であることを避けているように思えます。
必ずどこかを(または全体を)「個性的」にしているように見えます。

●ようやくCB500の話です

Cb500

先日インドで「CB500」が発表されました。
私にとっては「ほぼ完璧な美人」です。
それはつまり、50年前のバイクとほとんど同じ姿です。
あの時代を知っていると、個性は感じられません。
しかし私は「個性的≒不格好」よりも「完璧な美人」の方が好きです。
私と同じような客は、世界中に結構いるはずです。

車の世界にも、こういうのがあって良いと思います。
私は四代目NBOXがそういう存在になって欲しいと思っているのですが、いかがでしょう。

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