さすがなのでした ~一宮市博物館~
●歴史が違う
「尾張平野の中核都市」
展示の中に、そんな言葉があります。
(一宮市の人口は、愛知県で第4位です)
博物館の展示を見て、つくづく思いました。
この地域は、昔からずっと「中核」だったのだ、と。
縄文時代の遺跡からいろいろ出土しています。
平野地帯なので、弥生時代の遺跡はたくさんあります。
次の時代には、古墳が100以上造られます。
その後も、多くの寺院や城が造られます。
街道が4本通り、町が発達します。
いろんな産業も発達しました。
江戸時代には綿織物業が盛んになります。
近代に入ると、毛織物生産量日本一になります。
(夏休み展示のパンフレットです)
そんなこんなで、展示すべきコンテンツがいっぱいあるのです。
『博物館だより』は毎回バラエティに富んでいて驚きます。
館内展示の見せ方にも感心します。
小学生向けにアレンジした展示や印刷物も充実しています。
いろんな点において「さすがだなあ」と思わされました。
●「一宮」というプライド
「一宮」という地名は全国にあります。
当地の真清田神社は、尾張で最も格式が高い神社「一の宮」です。
(熱田神宮はなぜか三の宮です)
「一の宮」が市の名前になったのは、ここ尾張一宮だけです。
中世以来、ずっとこの地域の中核であり続けたからでしょう。
この地名は、人々の誇りでもあったことでしょう。
愛知県には、8種類ものご当地ナンバーがあります。
全国最多だそうです。
(大阪でも5種類、神奈川は4種類です)
愛知県では、人口ランキング6位までの都市すべてが、自分のナンバーを持っています。
当然「一宮ナンバー」も存在します。
一宮が「名古屋」ナンバーだった時代は平和?でした。
車が増えて「尾張小牧」ナンバーが新設される際、もめました。
当初は、陸運局所在地である「小牧」ナンバーになる予定でした。
これにクレームを付けたのが、小牧よりも人口の多い一宮や春日井の人々です。
プライドを傷つけられたのでしょうね。
折衷案として「尾張小牧」になったのですが、やっぱり納得できません。
その後「一宮」「春日井」ナンバーが新設されることになったのでした。
一宮市博物館はこちら
| 固定リンク
「その他」カテゴリの記事
- マニアでない人にもイイかも ~可児市・明智城~(2026.10.12)
- 術後にひと苦労 ~白内障手術(1)~(2026.10.08)
- 廃仏毀釈の傷跡 ~中津川市・高徳寺~(2026.10.05)
- 外国人だらけじゃない宿場町 ~中山道・中津川宿を歩く~(2026.10.04)
- 昔の林業のスゴ技に感嘆する ~熱田白鳥の歴史館~(2026.09.30)






コメント