自転車

2024年9月27日 (金)

面白い!キレイ! ~三重・六把野井水周辺を走る~

まず、六把野井水の頭首工へと員弁川の堤防を走ります。
実に気持ちの良い道です。
川、水田、その向こうに鈴鹿山地!
桜並木が開花する頃には、夢のような景色になるでしょう。

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頭首工は立派な建造物でした。
昭和41年完成とのことです。
水面の中に導水堤が見えます。
枝下用水と同じですねえ。
六把野井水が作られたのは400年近く前だそうです。
しかし河床の高さの変化により、水の取り入れ口を上流に移したのだとか。
これも、枝下用水と似てますねえ。

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頭首工からしばらく、用水は暗渠になります。
古い集落の中を走っていると、今度は立派な井戸が現れました。
自噴井だそうです。
この後も、員弁川に沿って自噴井がいくつもあるそうです。
この地域の自噴井について興味のある方は、この動画をご覧ください。

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やがて用水は明渠になります。
水は、とてもきれいです。
昔の枝下用水では泳げたそうですが、こんな水質だったのでしょうか。
三岐鉄道や道路に沿ったり、交差したり、離れたりしながら流れていきます。

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用水は、平地のキワの少し高い所を水平に流れていきます。
用水の右岸は平地で、水田が広がっています。
しかし、ここは用水の受益地ではなさそうです。
この水田は員弁川が近く、標高が低いのです。

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(ここは普通の橋です)

「めがね橋」では、この日も三脚をセットして列車を待つ人がいました。
「ねじりまんぼ」でも、撮影をしていた人がいました。
この二か所は、やっぱり名所なんですねえ。
しかし、絵になる場所は他にもたくさんあると感じました。

残念なのは、あっちもこっちも草刈りがされていないことです。
特にクズが目立ちます。
三岐鉄道の土手だけではありません。
普通の水田のあぜや、普通の歩道に至るまで、放置状態です。
過疎地には見えないのに、なぜこの有様なのでしょうか。

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これ、面白い光景でしょ。
用水がカーブしていて、その内側に池が作られています。
この池の水は用水の水ではなく、自噴井のものだそうです。
昔は魚を養殖していたそうです。

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この辺りから、受益地と思われる場所になっていきます。
員弁川からは離れ、目を上げるとゴルフ場が見えるような地域です。

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この写真、右が川です。
こんなに水位が低くては、水田に水を引けません。
左は、用水路です。
川との水位の違いがお分かりでしょうか。
遠くから水を引いてくる意味を物語る光景です。

この日、自転車で走った距離は20kmにすぎません。
しかし、すこぶる面白い時間を過ごすことができました。
自動車だと、入れない道もありますし、写真を1枚撮るにも手間がかかります。
「員弁川」「三岐鉄道」をテーマに、あと2回くらいこの地区を走りたいと思いました。

六把野井水について本格的に見学するなら、徒歩がベストです。
帰路は鉄道を使えるので安心です。
こちらの動画が、良い参考になると思います。
この地図には、今回お世話になりました。
もう1枚の地図

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2024年9月11日 (水)

ダムの堤体に潜入 ~小里川ダム~

ウチから自転車で1時間です。

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このダムには、道の駅が作られています。
この日も、駐車場は満車でした(平日ですよ)。
しかし、最大の魅力は、ダム堤体の中に入れることです。
ただし、平日限定です。

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堤体の中央にエレベーターがあります。
(乗り物は堤体脇の駐車場に停めた方が良いと思います)
エレベーターから降りると、冷やっとします。

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外に出ると、ダムを下から見ることができます。
大迫力です。

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エレベーターからの地下通路には、展示パネルがたくさんありました。
私には興味津々の内容でした。
それだけに、こんなマニアックな場所に展示するのはもったいないと思いました。

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(シデコブシ、キンラン、カキラン、ヘビノボラズ、フモトミズナラ、サクラバハンノキ、ヒメナミキ)

洪水の歴史があったことにも驚きました。
低地ではないのに!
ダム以前の経緯や工事の様子は、事務所でDVD上映されています。
(私は全部見ましたよ)

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私にとっては、とても面白い体験でした。
写真を40枚撮りました。
平日に限られるというのが惜しまれます。

(蛇足)
まだ猛暑日が続きます。
(今年の豊田市は愛知県最悪です)
それでも、走るとちょっと涼しくなってきました。
熱中症の心配なく走ることができました。
ようやく。

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2024年7月27日 (土)

新ハンドルは快適でした ~日東 M106NAS~

「フィットする」とは、こういうことでしょう。

E-601のデフォルトのハンドルは、日東の「Mod.177 440mm」です。
オーバーホールの際に、狭いハンドルにしてもらいました。
同じ日東の「M106NAS 400mm」(芯ー芯)です。
ロードバイクも試行錯誤の末、400mmに落ち着いています。
私の肩幅とほぼ同じです。
私には、この幅が快適なのです。

バークランプ径は26ミリです。
今のロードバイクの主流寸法ではありません。
それでいて、形は今の主流である「コンパクトハンドル」
(ショートリーチ・ショートドロップ)
そして今の少数派である「銀色ハンドル」
ここまで条件を絞ると、適合するハンドルはほとんどありません。
こういう時に頼りになるのは、日東さんです。

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走ってみると、実に快適です。
私はE-601には「スポルティーフ」であって欲しいと思っています。
ですから、でっかいフロントバッグを付けていません。
ハンドルは狭くて良いのです。

デフォルトのハンドルはドロップ140mm、リーチ95mmです。
新ハンドルはドロップ128mm、リーチ78mmです。
リーチが17mm近くなり、ハンドル幅が40mm狭くなったのですから、ハンドル位置が同じではいけません。
これから距離を走りながら、最適なハンドル位置をさぐっていこうと思っています。

(補足)
自転車を受け取りに行って、びっくりしました。
皮サドル・アルミフェンダーという古風な外観には、コンパクトハンドルは合わないな、と感じたのです。
でも、乗ってみるといい感じだったので、もう戻すつもりはありません。
主因は幅が狭くなったことですが、それだけではありません。
ドロップが12mm減ったので、下ハンドルがぐっと近くなりました。
「下」の出番が増えるでしょう。
これなら、見た目の違和感は許せます。
鑑賞用自転車ではないので、使い心地が第一です。

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2024年7月 8日 (月)

今どきのオーバーホールにびっくり ~E601が退院~

自転車修理の際に、オーバーホールも依頼しました。
(もちろん自費ですよ)
驚きました。
CAAD9の時とは大違いなのです。

ブレーキやシフトのワイヤー交換 なし
 →ブレーキは油圧、後ろシフトは電動、前ギヤはシングルですから
ベアリング整備はホイールとペダルだけ
電動ユニットは分解しない
 →BBの整備なし

こうなってくると、逆にどこを分解・整備するんだ?という話になってきます。
事故の整備を含めても3万円台で収まりました。
(ただしSTIは未入荷なので交換していません)

バーテープ交換のこの機会に、ハンドルも変えました。
なんと、私好みの日東のハンドルが店に在庫していました。
ハンドル交換については、稿を改めますね。

E601の次回オーバーホールは、どうしましょうかねえ。
今回の内容なら、自分でやれば良いような気もします。
しかし、凝り性の「人力車」さんにお願いしたらもっと違う内容になるかもしれません。
(金額も…)
まずは、それまで元気でいなきゃ、ね。

「人力車」さんでのCAAD9オーバーホールの記録
その1
その2
その3

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2024年6月15日 (土)

自転車タイヤ交換 ~ビットリア・ルビノプロを試す~

CAAD9のタイヤを久々に交換します。
後輪にビットリア「ルビノ プロ G2.0」を試します。
前輪はコンチネンタル「GP4000S」(買い置き)です。

以前ビットリア「オープンコルサCX3」を使ったことがありました。
GP4000Sと違って、ペナペナでした。
その結果、乗り心地はソフトでした。
そして、パンクには弱いと感じました。

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(トレッドが少しだけふくらんでいます)

久々にビットリアのタイヤを手にして、ちょっと驚きました。
タイヤの形をしています。
GP4000SとCX3の中間、という感じです。

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(GP4000Sはバイクのタイヤのようにしっかりしています)

走ってみても、そういう感じです。
あまり距離を走らない私の使い方には向いていると思います。

(余談)
10年前は、最上級のタイヤが前後7000円程度で買えました。
それが今や、倍額です。
コンチネンタルのGP5000も、ビットリアのコルサG2.0も。
今やCAAD9はセカンドバイクなので、この金額には引いてしまいます。
近年のルビノは評判が良いので、中間グレードを試したという次第です。

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2024年5月30日 (木)

自転車で救急車でとほほ(2)~修理でびっくり~

修理のために店に行きました。
何度か驚かされました。

●STIも?
私は、バーテープとリアスキュワーの交換だけだろうと思っていました。
これなら、1万円もいかないでしょう。
ところが、店で見てもらったら「左STIも怪しい」と指摘されました。
確かに、左に転倒しましたからねえ。
小物パーツではなく、本体です。
油圧ブレーキレバーであり、電気式変速装置でもあります。
パーツ代は、3万円とのこと。
(左STIだけで、ですよ)
ひええ~。

●スキュワーはホイールの付属品ではない
見積もりを見たら、スキュワー(車軸)の銘柄が「DAVOS」でした。
「シマノじゃないんですね」
「昔と違って、スキュワーはホイールの付属品じゃないんです。
 スルーアクスルになってから、フレームへの付き方がバラバラになりました。
 今は、スキュワーはフレームの付属品なんです」

この調子で「今は、…」という話が続きました。
私、すっかり時代遅れの自転車乗りになっていたようです(^^;)。

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2024年5月18日 (土)

自転車で救急車でとほほ

久々に救急車に乗ってしまいました。

●今日の教訓
保険証と1万円札とクレジットカードは持ち歩くべし
軽傷なら救急車は断るべし

●事故のあらまし
私が直進、横道にいた車が私を見ていなくてグイッと前進。
進路をふさがれた私は急ブレーキをかけて転倒。
接触はしていません。

地面に倒れましたが、頭の打撲はなかったと思います。
足首の打撲と擦過傷だけです。
地面に倒れた時、こんなことを考えていました。
「8カウントまでは立ち上がらないでいよう」
先日の井上尚弥さんの試合のことを思い出していたのです。
冷静ですね(^^;)。

直後で見ていた通りがかりのバイク乗りが、即刻救急車を呼んでくれました。
この方は、この後も現地に残ってくださいました。
ありがたいやら、申し訳ないやら。

●この後が失敗でした
地面に転がりましたが、軽傷だったのです。
打撲した足首だけは、念のためレントゲン検査をしてもらった方が良いかも、と思いました。
そのために、救急車を呼んでくれている方の厚意を断れませんでした。

救急車が到着すると、搬送の前に受け入れ医院の打診です。
「保険証もマイナンバーカードも持っていません」
「所持金は4000円でクレジットカードも持っていません」
これで、まず最初の医院からは拒否されました。
この時点で、私は搬送を断りました。
「自転車に乗って帰れるから、もう結構です」

でも、救急隊の方は次に近い医院に電話をしてくれたのです。
その医院は、受け入れてくれるとのこと。
私は、救急隊の方の厚意を断れませんでした。

救急車で病院に行くと、優先的に診てもらえます。
待ち時間が短くて済みます。
足首だけ検査をして、「異常なし」。
診察は短時間で終わりました。

●この後は誤算が続きました
まず、会計です。
過去の経験から、こうなると思っていました。
「無保険で実費診療。
 費用は相手持ち」
ところが、最初の医院も次の医院も、そういう対応ではありませんでした。
二つめの医院では、結局こうなりました。
「1000円置いていく。
 後で保険証を持って再度来院して残金を払う」
(そういうわけで可児まで2往復しました)

次に、帰路です。
過去の経験から、タクシーで帰るしかないと思っていました。
ところがタクシー会社に電話すると
「1時間待ってください」
ローカルバスはありますが、さらに長い時間待つ必要がありました。
もういいです。
事故現場まで歩いて帰ることにします。
1時間ほどかかるようです。
この日は最高気温30度になる日でした。

半分くらい歩いたところで、相手の運転手さんが通りかかって、乗せてくれました。
現場で警察に聞き取りをされた後で病院へ行き、その帰路でたまたま通りかかったのでした。
ラッキーでした。

●警察も誤算でした
現地に帰ると、警察の方がまだいました。
しばらく事情聴取がありました。
そこで驚いたのは、こんな話でした。

「人身事故扱いにすると、あなたも処罰されます。
 交差点では安全に進行する義務がありますからね」
過去に、こんなことを言われたことはありません。
正直な話、なんだこいつ、と思いました。
個人的な問題なのでしょうか。
岐阜県の流儀の問題なのでしょうか。
この後もしばらく「なんだこいつ」が続きました。

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●自転車のケガ
バーテープが少し破れました。
バーエンドが破損しました。
リアのスキュワー(クイックリリース)に傷が付きました。
この3つは交換する必要があるでしょう。
人間と違って、治癒することはありませんからねえ。
ヘルメットには外傷がなかったので、まあ大丈夫でしょう。

●次はどうなる
実は今回のパターンで転倒するのは2回目です。
次回は「3度目の正直」になります。
私は、どのように予防すれば良いのでしょうか。

目立つ色のヘルメット
大きな音が出るクラクション(無理です)
昼間でも目立つ明るいライト(そんなのあるのでしょうか)
脇道に車がいたら止まる(街中を走れませんね)

あーあ。

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2024年4月29日 (月)

藤だけ見て帰るのはもったいないですよ ~御作城跡(城ヶ根山展望台)~

●歩きやすい急勾配!
「ふじの回廊」側から登りました。
急階段が続きます。


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ところがこの階段、私には歩きやすい階段でした。
「ヒザを曲げ伸ばししない」
「前足に乗り込んでいく」
この歩き方がやり易いのです。
「下るような感覚で登る」ができる階段でした。
階段の間隔が短いためではないかと思います。

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展望台からは展望が楽しめます。
猿投山の展望ポイントとしてベスト5に入る場所かも、と思いました。
冬がベストシーズンなのかもしれません。

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残念ながら、城についての解説はほとんどありません。
鎌倉時代末期にすでにあったというのですから、かなり古い山城です。
今や詳しいことが分からないということは、戦国期には使われていなかったのでしょう。
規模が小さすぎたのかもしれません。

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●毎日登れるかも
帰りは、天徳寺の方へ下りました。
天徳寺に下りても、「ふじの回廊」までは15分ほど歩けば戻れます。

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こちらは、急勾配ではありません。
「普通の低山の登山道」という感じです。
この道なら、毎日登る人がいるかも、と思いました。
登ると展望が良い、というのも嬉しいですよね。
天徳寺から登って下りると、1時間程度でしょうか。

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(ふもとから展望台が見えます)

●ふじまつり
今の時期は「ふじまつり」でにぎわいます。
祭日ということもあって、多くの人出がありました。
この調子なら「後継者がいないので終了」ということは当分ないでしょう。
バイクや自転車で行くと、一番近い駐車場まですんなり入れますよ。

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でも、ほとんどの人は藤だけを見て帰ります。
眺めが良い展望台とよく整備された道があるのに、もったいないなと思います。
あと1時間かけて、上まで行ってみませんか。

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2024年4月19日 (金)

通学・通勤後のヘルメットをどうする ~ワイヤーロックという選択~

●場所の問題
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バイク通勤した日には、私はヘルメットをバイクのシート上に載せておきます。
もちろん、屋内に持ち込んだ方が良いに決まっています。
しかし、我が店にはそんなスペースはないのです。

自転車通学の中高生たちは、ヘルメットをどこに置いているのでしょうね。
学校によって事情はさまざまでしょうが、ちょっと心配です。
中には「ヘルメットをかぶりたいけど学校で置き場所がない」
なんていう子もいるのではないでしょうか。

●カギの問題
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私のバイクには2台とも「ヘルメットホルダー」が付いています。
これにヘルメットをぶら下げるのが一番簡単です。
でも、私は職場ではホルダーを使いません。
「切られるのが怖いから」です。

ヘルメットを盗む輩の中には、ヘルメットのストラップを切る奴がいるそうです。
ヘルメットホルダーは、それに対して無力です。
私が使うのは、これです。

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ワイヤーロックです。
これをヘルメットの顔部分に通して、キャリア等に結びます。
自転車ヘルメットなら、通気孔に通せば良いでしょう。
通す穴のないジェット型ヘルメットでは使えない方法です。

ワイヤーがコイル状になっているものを選びました。
コイルの弾力が、ヘルメットをバイクにしっかり押さえつけてくれるのです。
また、使わない時にはコンパクトになります。
カギは(私の場合)紛失の恐れがあるので、ダイヤル式を選びました。
3ケタではなく、4ケタにこだわりました。
私は3ケタのダイヤル錠を開けられた苦い思い出があるのです。

私の職場の職員用駐車場は、あまり目が行き届かない場所です。
それでいて、不特定多数の人や車が通ります。
そういうわけで、こういう選択になりました。
自転車で通勤した場合は、違うカギを使って、違う停め方をしています。

自転車やバイクに使うカギって、千差万別です。
ヘルメットホルダーで問題のない場所もあるでしょう。
逆にもっと太くて頑丈なカギが必要な場所もあります。
自転車だったら、自転車自体を「地球ロック」した方が良いでしょう。
バイクでさえ、それが必要な場所もあります。
唯一の正解はありません。
価格・携帯性・頑丈さの全てを満たす製品がないのです。
どれかを重視すると、どれかが損なわれます。
それぞれの事情に合わせたバランスのカギを選ぶしかありません。
いやはや。

(余談)
バイクのヘルメットを盗まれるって、本当に困ります。
バイク以外の方法で帰るか、ノーヘルで走るかの二択になってしまいます。
(二択と言っちゃダメですが)
ホームセンターで働いていると、ちょっとだけ安心です。
店でヘルメットを買えば、そのまま帰れますからね(^^;)。

(さらに余談)
昔勤めていた学校での話です。
体育館には、教員の体育館シューズ用の棚がありました。
ところが、夜に体育館を使いに来る人の中に、私のシューズを勝手に使う奴がいたのです。
(靴ひもの締め方が変わっているので、気がつきました)
何度も続くので、ファスナー付きの袋に入れてダイヤル錠をかけました。
それでも、錠を開けて使われてしまったのです(!)。
「3ケタのダイヤル錠ではダメ」ということを学びました。
仕方ないので、南京錠に変えました。
それでようやく、靴を勝手に使われることはなくなりました。
靴の中に画鋲を入れたりしなかったのは、我ながら偉いと思います(^^;)。

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2024年4月14日 (日)

奇跡のコバノミツバツツジ群落 ~古瀬間御嶽神社~

●一面のコバノミツバツツジ

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サクラでもモモでもないんです。
山一面にコバノミツバツツジが咲くなんて、私は見たことがありません。
しかも、植えた株じゃないんです。
自生株なんです。

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●奇跡と言って良いのでは
御嶽神社なので、石碑が散在しています。
堂守さんがおいでだったので、いろいろと話を伺いました。
もともとは、高木が茂っていたのだそうです。
十数年前に雑木を伐採したら、コバノミツバツツジが次々と咲き始めたということでした。

私はコバノミツバツツジが好きなので、ウチの敷地に何本も植えました。
しかし、思うように育ちません。
そういうものなのだそうです。
それなのに、この神社ではぐんぐん芽吹き、ぐんぐん育つのだそうです。
専門家の先生が見に来て、驚いたそうです。
これはもう「奇跡」「神様の力」なのではありますまいか。

●ありふれた種だと思っていたのですが
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コバノミツバツツジって、普通はこのように高木の下で咲いています。
日当たりの良い尾根でぽつんと咲いていることもあります。
鈴鹿でも、東濃でも、豊田市でもよく見かけます。
春の山における代表的な花だ、と私は思いこんでいました。
ところが、自生地は静岡以西だとのこと。
関東にないとは驚きです。
しかも、挿し木や接ぎ木に向いていないそうです。
道理で他のツツジより高価なわけです。

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堂守さんは、伐採や草刈りをしてこの群落を維持しているそうです。
他の山でも、明るく伐採すれば美しい群落が現れるかもしれません。
ああ、私も自分の山が欲しいなあ。

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