歩き方について再考を迫られました 〜急登への対処をどうする〜
私は自称「歩き方研究家」です。
本ブログのアドレスも「アルキカタ」です。
ここ15年くらい、基本的に同じ考え方で山を歩いてきました。
一言で言うと、こうなります。
「前足にカラダを乗り込ませる」
15年前には不遜にも「筋肉痛ゼロの山歩き」という一文を書きました。
それが今回、涌谷山登山(しかも途中敗退)の後、強烈な筋肉痛に悩まされています。
これは、予想できていました。
15年前にも、こう書いています。
「ある程度までの傾斜ならば、下るような感覚で上ることが常にできる」
今回は「ある程度」を超えた傾斜だったのです。
私は、再考を迫られました。
A 急登の歩き方をどうするのか
急登で前足にカラダを乗り込ませようとすると、足首をぐっと前に倒す必要があります。
私は湧谷山でこれができませんでした。
道具や技術を変えて「乗り込ませる」歩き方をするのか。
それとも「乗り込ませる」を断念して筋肉痛を受け入れるのか。
B 15年前に書いたことは本当だったのか
私、ここ5年でめっきり体力が落ちました。
15年前に書いたことは、あの時の体力と筋力があったからこそ言えたのではないのか。
ひとまず、再度大日ヶ岳に登ってみなくてはいけません。
そして、急登の山をストックに頼って登ってみたいのです。
場合によっては、私は今後いつもストックに頼って登山することになるかもしれません。
この15年間、信じていた考え方を撤回することになるかもしれないのです。
どきどき。
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