アクア

2026年7月13日 (月)

ゴムにもいろいろあるから ~草刈機のエンジンが止まるんです(番外編)~

マキタの純正部品です。

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燃料ホース2本と、グロメットの3点セットです。
税込み520円でした。
安いと言えば安いのですが、アマゾンで売られている格安品よりは高額です。
しかし、私は満足しています。

アクア趣味には、吸盤が必須です。
この吸盤が、ピンキリなのです。
新品のうちからすぐに外れて使い物にならない吸盤は、珍しくありません。
その反面、エーハイムの吸盤は何年たっても強力に吸着してくれます。
ゴムの質が違うのかな、と感じます。
(近年のエーハイム吸盤は、質が落ちたと言われます)

マキタ草刈機のゴム部品は、どうでしょう。
今回燃料ホースが破れたのですが、それはストレスのかかる先端だけです。
そもそも、ここに至るまで6年間無事に使えていたのです。
燃料タンクにハメるグロメットも、今でも無事です。
キャブの消耗部品として「ダイヤフラム」というゴム部品があります。
これも、今も無事に使えています。
おそらく、マキタのゴム部品は品質が高いのだろうと想像しています。
昔のエーハイムのように。

品質が高いゴム部品なら、価格が2倍3倍でもリーズナブルと言えるでしょう。
マキタのダイヤフラム、今のうちに買っておこうかな。

【補足】
同時に、燃料タンクキャップも注文しました。
ところが、こちらは4000円超だというのです。
なんでも、減圧機能付きなんだとか。

他社の草刈り機の燃料キャップは、もっと安価です。
同じ4サイクルであるホンダの草刈機の燃料キャップも、安価です。
4000円超の部品を2年で交換指定って、ちょっとやりすぎじゃないでしょうか。

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2026年7月 3日 (金)

「鉛巻き水草」はどうなる ~キューブ水槽の水草植え替え~

ロタラ2種を買ってきました。
「鉛巻き」です。
みよし市の「三貴フラワーセンター」まで行きました。

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(後景が先月買ったバリスネリア、前景が今回買ったロタラ2種です)

久々に行って、安心しました。
昔と同じです。
ひと巻きに10本入って、380円です。
45cm水槽なら、5巻きも買えば、それなりの水景を作れます。
私は、そうやって水草水槽を始めました。

こういう鉛巻き水草って、昔は普通に売っていました。
それが今や、380円の鉛巻き水草を買える店は希少です。
鉛巻きを置いてあるホームセンターはあります。
でも、種類は少なく、びっくりするような価格です。
専門店には、鉛巻きはカボンバの類しかありません。
水草水槽を作ろうと思ったら、高価なものを買うしかありません。
なんだかなあ。

安価に水草水槽を始めたい貴方。
みよし市の「三貴」に行きましょう!
(用品や生体も充実してますよ)

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2026年5月28日 (木)

池のある庭が欲しくなってしまいます ~寺の中庭の剪定~

しびれます。

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私の職場である寺の中庭です。
今が一年で一番美しいかもしれません。

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それだからこそ、悩みました。
例えば上の写真の場所、どの程度まで刈り込めば良いでしょうか。
「次に切るのは何か月後か」
「一番見せたい時期は何週間後なのか」
「施主の趣味は、自然風なのか、ばっさりなのか」
そういったことで、切り方が変わってきます。
いちいち施主を呼んで確認するわけにいきません。

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禅宗の寺の庭って、精神性とか世界観とかが絡んできます。
それでいて、自然風に切る庭と幾何学的に切る庭があります。
上の写真の場所も、どの程度滑らかに切るか迷います。

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石垣につる植物が伝っています。
これをどれくらい間引けば良いのでしょう。
もう、完全に趣味の問題です。
散髪同様「どう切るのが唯一の正解なのか」は決められません。

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とは言え、こんな景観の場所に半日じっくりと向き合うことができて幸せでした。
大きな水草水槽をトリミングしている気分(^^;)でした。

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2026年5月18日 (月)

また藍藻!水槽リセット

前回のリセットから、まだ一か月です。
いやあ。
訳が分かりません。

水槽は、塩素消毒して丸洗いしました。
水草と流木は、廃棄しました。
投げ込みフィルターも、廃棄しました。
大磯は、ストックしてあったものと入れ替えました。
(これも使う前に塩素消毒しました)
消毒していないのは、生体だけです。

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今度は、底面エアリフトにしてみます。
今後は、毎週ちゃんと換水することにします。
水草や流木は、しばらくの間、入れないことにします。
(リスク要素を減らしたいのです)

いやあ。

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2026年5月10日 (日)

水草新自由主義? ~エキノとハンゲショウを睡蓮鉢に植える~

今年は、鉢植えをやめて睡蓮鉢にじか植えしてみます。

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(ハンゲショウです)

また、用土は黒土の単用を試すことにしました。
教員時代に読んだ「バケツ稲栽培」の本には、黒土が一番よく育つと書いてありました。
(黒土の特徴は「保肥性」「有機物」だそうです)

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(荒木田土より断然安価です)

そして、今までは一つの睡蓮鉢の中にエキノドルスとハンゲショウの鉢植えを混在させていました。
これを、二種の水草それぞれで睡蓮鉢を分けることにしました。

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(エキノです。まだ小さいので水没しています)

毎年5月に、この子たちの植え替えをしています。
どちらも根張りが素晴らしいです。
ただ、ハンゲショウの方が強いようです。
植木鉢から飛び出す奴がいます。
エキノの鉢を乗っ取る奴までいます。

昨年の植え替えはこちら

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(肥料はこれを愛用しています)

今までは、小さな植木鉢というワクをはめていました。
基本的には、それより外には根を張れません。
それを取り払って、睡蓮鉢全体が植木鉢になるわけです。
水草たちにとっては「規制緩和」です。
「新自由主義」です。
強い者にとっては、嬉しいでしょう。
弱い者は、消え去るかもしれません。
エキノとハンゲショウを別々にしたのは、エキノが全滅することをおそれたからでもあります。

そうやって守ってもらったエキノも、三種類が混植されました。
今までは三種が共存できていましたが、今年は一種だけが残るかもしれません。

新自由主義のメリットとして「国の支出削減」が挙げられます。
今回の場合、使う土の量が増えているので、私の支出は減っていません。
また、一年後の植え替えの際には睡蓮鉢の底面全体に根が回っていることが予想されます。
それをほぐしてまた植え替えるのは、もしかすると地獄のような作業になるかもしれません(^^;)。
私にメリットがあるとすれば、水草がもっと伸び伸びと成長してくれる(?)ことだけです。
まあ、長い間同じことを繰り返してきたので、今回は実験です。

三年前のエキノ鉢植えの様子がこちら

現実社会の方では、新自由主義はいいかげん終わって欲しいというのが個人的意見なのですが、ね。

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2026年4月15日 (水)

お前、何年やってんだ ~またキューブ水槽リセット~

前回のリセットから、まだ3か月だというのに。
前回はろ過能力の高い底面フィルターにしたというのに。

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藍藻だらけになってしまったのです。
前回のリセットの際に、いろんなものの洗浄・消毒が不十分だったのでしょうか。
それとも、アクアテラであることに甘えて換水しなかったのがいけなかったのでしょうか。
長年アクアやってても、ヘボなままですねえ(^^;)。

水槽は、いったんカラにして塩素消毒します。
大磯は、ストックしてあったものに入れ替えます。
申し訳ありませんが、クリプトとポトスは廃棄します。
水景をあきらめて、魚飼育水槽に切り替えます。
フィルターは、単純な投げ込み式にします。

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フィルターとエアポンプの安価なセット品を買ってみました。
ところがこのエアポンプ、えらく静かなんです。
今まで使っていた水中モーターよりもずっと静かです。
驚きました。
こんなことなら、底面エアリフトにした方が良かったかもしれません。

今まで水量を少なくしていたのも崩壊の一因かもしれません。
もうアクアテラにしないで、水面を今までより高くします。

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(ロタラ・インディカの水上葉です)

鉛巻きの水草を買ってきて、鉢植えにしました。
(近頃鉛巻きの水草を売る店が減りましたね)
小さな流木も置いてみました。
これで、魚たちの住み心地は多少良くなるでしょう。

2回目のリセットですが、魚も石巻貝も元気です。
この子たちが天寿をまっとうするまで、きちんと飼っていきたいと思っています。

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2026年1月14日 (水)

器が小さいってこういうことか ~キューブ水槽リセット~

リセットしました。
学校の90cm水槽から引き上げてきた魚たちのための水槽です。

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(リセット直後なのでスカスカです)

ポトスの根が伸びて、こんな有様になってしまいました。
学校の水槽では、こんな風になることはありませんでした。
こんな仮説が思い浮かびました。

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(水槽の裏側です)

「学校の水槽は底面ろ過で水流があったから、ポトスは根を伸ばす必要がなかったのではないか」
「ウチの水槽も底面ろ過にしたら、ポトスがこんなに根を伸ばさないのではないか」

よっしゃ。
水槽の中身を全部出して、再セットします。
いざやってみると、ありゃー。
あちこちに藍藻が出ています。
クリプトが、あまり根を伸ばしていません。
生体はみんな元気なのですが、植物の方は快適ではなかったのですね。
もっと早くリセットしてやるべきでした。
ゴメンよ。

学校の90cm水槽では、こんな状態になることはありませんでした。
手入れといったら、水を足して、伸びたポトスとクリプトを切るくらいだったのです。
生体も植物もあの時と同じなのに、こんなに差が出てしまいました。
これには、水槽の大きさの違いが影響しているでしょう。
昔、学校に水槽を置くにあたって、SHIMOさんにいただいた助言を思い出します。
「水量が多い方が安定する」
なるほどなあ、と実感しています。

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(この有様です)

さらに。
今回、水中だけでなく水面上のガラス面もあれこれと見苦しい状態になりました。
寒くなって水槽にフタをした影響だと思います。
この水槽は、水面を下げたアクアテラ状態(陸地はつくってありませんが)です。
それにフタをすると「水槽内の空気量」も大切なのかもしれません。
加工の簡単な塩ビ板のフタなので、もう少しすき間を大きくしてみようと思っています。

学校で使っていた底面フィルターを、再度引っ張り出します。
これまでは、小さな投げ込みフィルターでごく弱い水流を作っていました。
それが、水中モーターによる強い水流になります。
(もちろん最弱にしてあるのですが)
それはつまり、底床の中にも水流ができるということでもあります。

今まで使っていた投げ込みフィルターは、藍藻で半分詰まっていました。
学校の時との水量の差もさることながら、フィルターの容量の差も大きいなと感じました。
水量やフィルター容量が少ないと、限界に達するまでの時間も少なくなります。
その分、頻繁にメンテナンスする必要が出てきます。
こんなこと、分かっていたはずでした。
90cm水槽時代にあまりにもラクをしていたので、気がゆるんでいたのかもしれません。

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最後に、生体を水槽に戻します。
学校から引っ越して約10か月になりますが、みんな元気です。
魚たちは、急に流れが強くなって驚いたでしょうね。
新しい環境を彼らが喜んでくれると良いのですが。

【余談】
人間に対して「器が小さい」という表現を使うことがありますよね。
私も、小学生に向かってこの言葉を使って指導をしたことがあります。
例えば、こんな具合です。
「器が小さいと、すぐに水があふれるんだ。
 すぐにキレるというのは、これと一緒だぞ」
ああ、あの自治体の指導者とか、あの国の指導者の顔が思い浮かんでしまいます。
彼らはきっと、キレる演技をしているだけなんですよね。
そう信じたいです…。

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2025年12月13日 (土)

水草愛好家が飲むべき酒 ~超軟水の日本酒~

「トニナsp.」という水草が話題をさらった時代がありました。
いまだに「育成難種」と言われているようです。
トニナを美しく育てるには、軟水(カルシウムとマグネシウムが少ない)が必要です。
水槽の水を軟水にするために、愛好家はいろいろ工夫をしたものです。

Tonina

土岐市の日本酒「千古乃岩」が「超軟水」で作られていると聞いて、ビビビときました。
硬度7ということは、GH0ということになるのでしょう。
軟水で知られる「クリスタルガイザー」は硬度38だそうですから、正に超軟水です。
トニナが美しく育つ水質です。

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土岐市のスーパーで買って、飲んでみました。
なるほど「飲みやすい」味です。
グルメでない私にも分かります。
アルコール添加の「上撰」を買ったためもあってか、水のように飲めてしまいます。
「飲みやすい」は軟水の特徴とされています。
それがそのまま酒の特徴になっているのでした。

私好みの味です。
危険です。
飲みすぎるでしょう(^^;)。

日本酒マニアが飲むと「味気ない」という感想になるかもしれません。
硬度0の純水は「おいしくない」と感じるそうです。
(ミネラルウォーターとは、カルシウムとマグネシウムが適度に含まれた水です)
超軟水に日本酒の成分が溶け込んで、私好みの味になっているのでしょう。
(日本酒の成分の約80%は水だそうです)

ところが「千古乃岩」の上を行く日本酒があるそうです。
岡崎の「孝の司」という酒は、硬度0.2(!)という超軟水で作られているというのです。
飲んでみたいとは思いますが、少々値が張ります。
「千古乃岩」なら、一升で2200円から買えます。
(高級なものもあります)

「水のように飲める酒」が欲しい貴方。
「南米有茎水草愛好家」の貴方。
超軟水の日本酒、飲んでみませんか。

「千古乃岩酒造」はこちら
「千古乃岩」8種類はこちら

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2025年8月13日 (水)

題名買いしました ~『名古屋から消えたまぼろしの川と池』(前田栄作、風媒社)~

こういうの、大好きです。
中身を見ずに買いました。

このての本って、列挙になりがちです。
いや、なるでしょう。
ところが、この本は違うのです。

話はまず、千種区の猫ヶ洞池から始まります。
そこから山崎川や猫ヶ洞用水、そしてその周辺のため池へと話題が移ります。
山崎川の隣水系である天白川の話題も出てきます。
猫ヶ洞池の水は今池に達し、今池に関する数本の川や田畑の話でようやく一区切りです。
第1章から4章までは、大まかに言うと「猫ヶ洞池水系の話」なのです。

最後の章「名古屋台地を潤した湧水と幻の精進川」だけは別の話かと思いきや、
「精進川まで流れた猫ヶ洞池の水」という節が登場します。
(精進川は、のちの新堀川です)
言わば、ここに登場する数多くの川や池や村が「猫ヶ洞池関連」という共通点で括られているのです。
この着眼点が素晴らしい、と思いました。

特に猫ヶ洞池水系周辺に住んでいる方が読むと、こう思うのではないでしょうか。
「あの川とも、あの池ともつながっていたのか!」
「今まで単独の池や川だと思っていたのが、そうじゃなかったんだ!」
「この水は〇〇から来て、■■へ行くんだね」
そう思うと、見慣れた川や池が、今までと違って見えてくると思うのです。
遠くにあって自分に関係ない、と思っていた川や池が、身近に感じられるようになると思うのです。
列挙するだけの書き方では、そうはなりません。

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もちろん、それぞれの節の単独の話が、私には面白いです。
江戸時代の絵図や旧地名、明治時代の地形図がふんだんに出てきます。
それが、知っている土地の話なので、とても興味深く読めます。

私も、江戸時代の絵図や旧地形図と首っ引きの作業をしたことがあります。
一つは、当時の勤務校の校区の昔の地形の略図を描いたのです。
(学校HPに掲載しました)
その校区は、元来ほとんど人が住んでいなかったような地区でした。
「総合」の学習に使おうという意図でしたが、何より私にとって最高の学習となりました。

もう一つは、Holdenさんの影響で宮標石探しに熱中した時のことでした。
江戸時代の絵図から「御林」の二文字を探し、それを現在の地形図と照らし合わせるのです。
目星を付けたら、現地調査に行きます。
実に楽しい学習でした。
埋蔵金探しって、こんな感じかもと思いましたね。

「ブラタモリ」が好きで、名古屋市の土地勘がある方なら、楽しく読める一冊だと思いますよ。
この一冊を手に、名古屋市で川や池の痕跡をたどってみませんか。

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2025年7月 7日 (月)

花のない湿原で、わしも考えた ~新城市・長ノ山湿原~

暑いので、ちょっと標高の高い湿原まで、バイクで行くことにしました。

●花がない

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標高約550mだそうです。
そのためか、風が少しさわやかです。

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私がこの湿地のことを知ったのは、平成15年発行の書籍です。
そんな頃には、このように花が咲いていたのでしょう。

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現在の湿地は、この有様です。
花どころではありません。

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現在、最も湿地らしいのは、この通路です。
「愛知県では数少ない泥炭湿地」であることが、よくわかります。
軽登山靴で行ったのは正解でした。

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上の写真中央は、通路です。
左手はゆるい斜面で、植林地です。
右手は私の持っている昔の本では湿地になっていますが、もう湿地と言えない状態です。

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このエリアも、昔の本では湿地とされていますが、今は水田になっています。
柵のすぐ向こうは田植えされておらず、トラクターの跡だけが残っていました。

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通路を進むと、上流にため池が3つありました。
かつてため池の教育ビデオを作った私には、とても魅力的なため池のように見えました。

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この葉、ジュンサイではないでしょうか。
池の水は茶色なので、ジュンサイの好む腐植栄養質のように見えます。
いやあ、いいなあ。

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これ、ノハナショウブの実ではないでしょうか。
もう少し早い時期なら、湿原らしい花を見ることができるようです。

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こんな場所も、少しだけありました。
ここも、時期によっては湿原らしい花が咲くのかもしれません。

私は花が見られなくても、結構満足していました。
気持ちの良いロケーションと、広大な湿地に驚いていたのです。
愛知県に、こんな場所があるなんて!
三河の山間部には、私の知らない素晴らしい場所がまだいっぱいあるのでしょうね。

●10年後はどうなる
湿原って、遷移でだんだん埋まっていくものです。
それは、仕方ないことです。
現在の長ノ山湿原は、遷移が進んだ姿なのでしょう。
もはや湿原とは言い難い状態です。
「こんなに広い平坦地、もう水田にしちゃえよ!」
と言われても不思議ではありません。
現在山間部にある水田だって、大昔はこうした湿地だった例が少なからずあるはずです。
(弥生時代の初期の水田は、そういう場所に作られました)

こんな状態の長ノ山湿原を、保護する意味があるのでしょうか?

案内看板には、こんな説明があります。
「堆積する泥炭の中には、多くの埋もれ木や花粉、火山灰、珪藻類等が含まれており」
「湿原の成立過程と過去の気候変遷を知る上で、学術上貴重な資料となっています」

更に近年では、泥炭が多量のCO2を貯蔵していることが注目されています。
泥炭地から水を抜くと、泥炭の分解が進み、CO2が大気に排出されるのだそうです。

では、逆に「湿原を再生させる」というのは、どうなんでしょう。
方法は、いくつかあるようです。
でも、その中には、自然の遷移を逆行させるものもあります。
自然を守ると言いつつ、不自然なことをしているわけです。
今の日本の美しい自然は、国土が変化することで作られてきました。
それは、人間にとっては「災害」である場合もありました。
だからと言って、「国土強靭化」とか「自然の再生」とか言って不自然なことをするのって、どうなんでしょう。
人間の浅知恵が、自然をダメにした例はいくらでもあります。

この湿原、10年後には、どんな姿になっているのでしょうか。
そんなことを考えながら、花のない湿原を歩いておりました。

●GB350Sを満喫
バイクで、あえて下道で行きました。
信号は、ほとんどありません。
3速4速を使う、三河の山道が続くルートでした。
GBが最も楽しい場面です。
民家があるので、全力で攻めたりはしません。
GBは、それでも楽しいのです。
イイ音が出ていれば、飛ばさなくても楽しいのです。
田舎の住人にとって、GBは実に良い選択だなあ、と改めて思いました。

夏になると、小さい風防にしています。
防風効果は、ほとんどありません。
その分、気温が高すぎなければ、気持ち良く走れます。
ただし、今日は足助の町まで下りてくると、もうダメでした。
「熱風が当たる!」と感じました。
(この日、豊田市の最高気温は37.9度だったそうです)
そのうち、冷房付きのバイクとかウェアとかヘルメットとかが発売されるかも(^^;)。

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